チンパンジーの握力は300キロ以上もあり、人間を食すぐらいの凶暴な性格をしている。そりゃ、いくら、格闘技で鍛えたからといって人間が勝てるよ うな相手ではないということが十分にわかったかと思います。チンパンジーは確かに強い。しかし、それほど強くても霊長類最強のイメージではないですよね。 そう、霊長類最強の動物と言えば、やはり、ゴリラです！
ま ず、霊長類の中でずば抜けてガタイがいい。チンパンジーと言えども、筋力は人間を大きく上回るも、体重は大きいもので、65キロ程度ですので、体重自体は 一般の成人男性と同等。直立した身長も、150センチ～170センチですのでそれこそ日本の成人男性と同じくらいなんです。それと比較し、ゴリラは、身長 170センチ～180センチですので、ちょっと長身の人です。そして、体重は80キロ～100キログラムだそうです。
ま、それぐらいの日 本人も外国人も大勢いますが、人間の中では比較的重い方ですよね。チンパンジーであれだけのパワーを出せるのです。それよりも一回り大きいゴリラはどんだ けの力を秘めているのだ？この写真を見ても、上腕筋、前腕筋が恐ろしいぐらい太いではありませんか？握力も凄いんでしょう。
噂によります と、ギネス記録ではゴリラの握力は600キログラムらしいです。しかし、筆者が直接ギネスブックを見たわけでもありませんので何とも言えません。ただ、片 手で木にぶら下がりながらこの巨体を移動させることができるということから、推定で400キロ～500キロ位はあるのではないかとされています。
この辺はまだなぞに包まれている部分が多く、ゴリラの最高握力ははっきりとわかっていないんです。テレビ番組『チルチルミチル』で棒のようなものを軽く握ったところ、290キロ程度の数値でした。しかし、ホント軽く握っただけだったので、その倍以上は出る気がします。
で は、何故、ゴリラの握力は謎に包まれている部分が大きいのか？ゴリラとチンパンジーの大きな違いは、性格です。チンパンジーは好戦的で凶暴な性格をしてい るのに対し、ゴリラは非常に温厚で優しい性格をしており、警戒心が非常に強いため、怪しいものがあると中々近寄りません。
そのため、握力 を計測しようとしても、中々それを握ろうとしないんです。本当は推定の500キロ、いや、噂の600キロ、それ以上の握力があるかもしれません。ただ、さ まぁ～ずの大竹さんは、ゴリラ信者でゴリラ最強説を唱え、｢握力は1トンある｣からなんて根拠もないはったりを公言しているのですが、わかりません。本当 にそれぐらいあるかもしれません。怒ったメスチンパンジーが572キログラムの数値を記録したこともありますからね。ゴリラが怒れば1トン行くのもまんざ ら不可能ではないかもしれません。
そんな、ゴリラですが先ほどもお話ししたように非常に優しく、戦闘はあまり好まないです。平和主義でで きるだけ戦闘を避ける。ピンチになったときだけ、必死に戦うのです。その優しさは動物の種族の境界線を超えています。これは、有名な話しなので知っている かもしれません。動物園へ遊びに来ていた人間の子供が偶々ゴリラの檻の中に落ちてしまったのです。それをゴリラが助けたって話しです。とても感動的な話し ですよね。また、ゴリラの飼い主が、ゴリラを自然に帰し、7年後再開したときは、ゴリラと飼い主が抱き合う等、とても人間と仲良しなところがあるようで す。ただ、激怒したゴリラの激闘は凄い！
こ れは、ゴリラ同士のけんかの様子なのですが、すごい迫力ですよね。確かに握力が強いのも分かりますが、この方から、前腕にかけての筋肉が本当にすごいで す。人間がこんなのと組みあったらひとたまりもありませんよね。すぐに手足をおられてしまうような気がしてなりませんわ…
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