教師の不祥事。種類と原因など。防止策はあるの?処分は軽すぎない?

最近は特に教師の不祥事が多いように思います。何故そうなってしまうのか!その原因や防止策などを考えてみます。

現代の不祥事案件は?

教師の不祥事には主に次のようなことが挙げられます。

  • 交通事故(飲酒運転など)
  • ワイセツ事故
  • 体罰・暴言など
  • 情報漏えいなど

さまざまな事故・事件があり、信じられないような案件も多いです。

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原因は?

学級崩壊が言われていたのが大体2000年代初めですよね。よくテレビでも取り上げられて、そんなことになっているのかと驚いたものです。現在は教職員の不祥事多発で「大人も子供も」の様相になっています。

原 因としては、先ずはモラルの低下が考えられます。理性が働かない人が多いということ。そして、学校という閉鎖された空間での特殊な職場であるということ。 それから今、多大な影響力を持っているのがPTAですね。モンスターペアレントという言葉も当たり前のようになってきました。

職業上で一番 の原因は、教員のオーバーワークです。年々仕事の量が増えています。精神に異常をきたしているというケースも少なくありません。問題が起こる度にこの件に ついてアンケートを・・・など報告する内容が難しいものとなると同時に増え続けていると言うことですね。それでなくとも教員は忙しいですから、担任を持っ ていたら余計です。子供と向き合いたい、と思っていても仕事に追われて出来ないという教員も多いと思います。

教師不祥事列伝

教師の不祥事をずっとウォッチされている方のブログがありますが、それにしてもひどいです。

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防止策はあるの?

頭では悪いことだとわかっているのに、その行動を止めることが出来ないというところに本質があるように思います。そして、学校内と学校外という2つのフィールドでの対策がそれぞれ必要になります。

学校内としては、組織内で不祥事が発生しにくい仕組みを作っていくことが大事です。どうしても身内のかばい合い性質が教員組織にはあるように見えるのです。警察内や医師内にも通じているように思いますが、隠ぺい体質が抜けないままですとクリアにはなりません。

学校教育的なアプローチで1人1人の行動を変えていくよう心掛けること。

校長先生や弁護士などが講師となって不祥事の現状や法的根拠等をベースに研修を行うというものです。教職員の表立った意識に対して知識や考え方を指導する、学校教育的アプローチとはこういうことです。

同時に教員の採用試験時の面接官のレベルアップを図ると言うこともポイントです。

処分は?

ある学校では生徒に体罰をした教師に対して懲戒処分ではなく軽い訓告処分にしていたという事例も。体罰については本当に手におえない生徒がいることも事実。体罰問題は明らかに教師が悪い場合は懲戒処分も止むを得ないと思うのですが・・・。

その学校、教育委員会によって処分の度合いは様々です。学校内で何とか済まそうと思えば厳重注意や訓告になったり、やはり隠蔽体質を打破して適切な判断をしてもらいたいものです。

あとがき

この問題はいつ解決するのか?解決は中々出来ないのが現代社会だと思います。

い じめ問題にしてもいじめはなかったとしたい学校側の主張が、ニュースで見ていても嘆かわしい限りです。そうではなくいじめ問題に表立って対処した教員は評 価が高いとか、一事が万事で不祥事問題も全て学校内の仕組み、在り方を如何に変えていくか、このことに尽きる気がするのですが、皆様はどう思われますか?

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