ガイアの夜明け プロ経営者(社長) タカラトミーのハロルド・ジョージ・メイ、天竜精機の小野賢一の場合。

出典: wikipediaより

最近、企業でも創業者や生え抜きの社員以外から「プロの経営者」を招くことが増えています。サントリーの新浪社長やベネッセの原田社長など、他の大 企業で成果を挙げている方が引き抜かれることが多いようです。外部から来るとしがらみがほとんどないので、大胆な改革やビジネス展開が出来るということが 強みですよね。ガイアの夜明けでタカラトミーと天竜精機の事例が紹介されるとのことで調べてみました。

タカラトミーの場合

プロフィール

会社のHPによると会社のプロフィールは以下です。

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商号     株式会社タカラトミー
本社所在地     〒124-8511 東京都葛飾区立石7-9-10
青戸オフィス     〒125-8503 東京都葛飾区青戸4-19-16
設立     1953(昭和28)年1月17日
創立: 1924年(大正13年)
資本金     34億5953万円
主な事業内容     玩具・雑貨・カードゲーム・乳幼児関連商品等の企画、製造および販売
従業員数     連結2,086人 単体490人(2015年3月31日現在)

出典:http://www.takaratomy.co.jp/company/about.html

2006 年の大手同士だったタカラとトミーが合併して現体制になりました。それぞれヒット商品を持っていますが、玩具という事業は大きな業容ではないため、体力は 弱い傾向があり、それを合併によって乗り越えようとしましたが、じり貧は止まりません。大手のアメリカ投資ファンドが昨年の12月には損切りして提携を終 了しました。売り上げも下降しており、2015年3月期の連結決算では17億円の赤字。いよいよ跡がないというのが現状です。

外国人新社長の起用。でも期待薄の声も・・

そ んな中、3代目オーナー社長である富山幹太郎氏がとって施策が外国人経営者の招へいです。ハロルド・ジョージ・メイさんを引き抜きました。2014年に副 社長に起用、先月より社長に就任しました。経歴としては、ユニリーバでマーケティング・マネジャーを務め、日本コカ・コーラではマーケティング担当の副社 長だったとのことですが、業界を轟かすような業績を残しているわけではないようです。

1026種類あるトミカも「90%の利益は365種類から生まれている」とメイ氏は指摘し、本社の管理部門も企画・開発部門にシフトを考えているという。

出典:http://biz-journal.jp/2015/01/post_8584_2.html

とのことですが、全体的に施策が小粒で、全体的なアナリストやコンサルタントの評判はよくないようです。今後手腕を見守りたいところです。

天竜精機の場合

天竜精機は、長野県にある自動機・省力化機械の開発、設計、製造組立を行う会社です。

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  • 名称     天竜精機株式会社
  • 本社・工場     〒399-4321 長野県駒ヶ根市東伊那5650
  • 連絡先     TEL:0265-82-5111(代表) FAX:0265-82-5857
  • 創立     昭和34年12月28日
  • 代表者     代表取締役社長 小野賢一
  • 資本金     63,000,000円
  • 事業内容     プリント基板組立周辺機器・自動組立機
  • 加工専用機設計製造

出典:http://www.tenryuseiki.co.jp/info.html#t06

 

光学や精密機械産業が盛んな地域で50年以上の歴史があります。社員は100名程度。売り上げは少し古いですが、17億2,500万円 (2013年12月実績)です。

大手出身新社長の起用。出身は日立?

前 社長の芦部喜一さんは、元々トヨタのエンジニアとして25年の経験がありましたが、父の死に伴って、天竜精機の社長に就任されました。それが2005年の ことです。そこから顧客の難しい要求にも、迅速に対応できるカスタマイズ力にさらに磨きをかけて、生き残ってきました。

それを実現するために社員の風土改革であると考えた、芦部さんはブログなどを通して情報発信。ブログは以下です。

「いい会社ってどんなだろう」

コミュニケーションの円滑化や、部課長などの中間管理職の意識変革などなど。改革が実を結んで、会社の風通しがよくなり、勝てる組織に変わっていったそうです。

それなのに、なぜ社長交代だったのでしょうか?

芦 部さんは父の死で急に家業である天竜精機を継ぎました。そこから社長としてやってきたのですが、今度はご自身が事業継承を考えるようになりました。自分の 一族に会社を継がせる同族継承では、幸せな会社経営が出来ないと判断した芦部さんは、仲介してくれる方の紹介で小野賢一さんと出会い、事業を継承すること にしました。それが昨年の10月1日。顛末は芦部さんのブログにありました。

11月1日に社長交替します

唐突な発表で、社員の相当動揺があったようで、説明会も開かれたそうです。説明会では社長交代の理由として、

  1. 弊社にとって未来に繋がる第三の柱を探す事が出きる可能性が高まる
  2. 株式の問題が解決して永続する企業になる。

出典:http://asunaro2009.blog68.fc2.com/blog-entry-1586.html

社員の方が書いていました。2.は今まで持ってくださっていた株も新社長に買ってもらって、一族や出資企業などのいざこざが起きないようにするということのようです。

小 野賢一さんは大手企業出身ということでどこなのか気になって調べてみたのですが、きちんとした情報はありませんでした。ただ、ネットを調べていくと 2011年の人事異動のニュースで、日立ハイテクノロジーズの情報に実装S営業本部長、実装S一・小野賢一とあったので、この方かもしれません。

まとめ

色々な事情でプロ経営者の力を借りて企業を成長させたり、立て直したりといった場面がこれから多くなっていくと思います。日本でもこういった動きが定着していきそうですよね。今後の動向に注目です。

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