子供の習い事。辞めるときのマナー。言い方やタイミング、注意点は?

習い事を始める時は意気揚々で問題はありませんが、いざ辞めるとなるとどのように伝えたらいいのかとか迷いますよね。今回はそうしたお悩みの解決に一役かうことが出来れば幸いです。

子どもの気持ちを一番に

子どもへの言葉かけは注意しなければなりません。ついつい言ってしまう言葉が・・・。「せっかく続けてるのに・・・」「途中でやめるなんて・・・」これはほとんどの親御さんは口にされていませんか?

「続けられないのはダメだ」と、それは「何をしても続かない、ダメだ」と言っているのと同じになっていまい子どもを傷つけることになります。お子さんをどうか責めないで下さいね。大きくなってもそうした想い出は忘れないものです。イヤな記憶って残ってしまうんですよね。それは避けたいですね。なのでそんな時は、「またやりたくなったらね」とか「じゃあ、しばらく休もうか」など、子どもの気持ちを一番に考えた言葉をかけて上げて下さい。

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これがでも、例えばですが、本当にどれもこれも長く続かず「また~」というパターンの場合は、この言葉が出てしまいがちです。親御さんの気持ちもよくわかります。ですが、子どもの頃は何で将来どうなるかなんて予想はつきません。なので、何でもさせようと思われるご家庭はトコトンしてみたら良いと思います。そこでは迷う必要はありません。

習い事の先生へのマナー

習い事を辞めるという時に、先生には感謝の気持ちを前面に出して思いを届けましょう。心からの思いは真っ直ぐ届いて、問題の起こる要素はありません。

先生への言葉かけとして、「家庭の事情で・・・」「仕事の都合上、送り迎えが出来なくなりました」「勉強との両立が難しくなりました」などと言葉を濁しましょう。そんなに正直に伝える必要はありません。前記したように、今まで有難うございましたという感謝の心が大事なのですから・・・。

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本来なら気持ちの菓子折りを持って、子どもと一緒に挨拶をするのがマナーです。先生へのお中元・お歳暮ももうしない時代なので、そこはその先生との関係性がどうかで判断されたら良いのではないでしょうか。

菓子折りは横に置いて置くとしても、子どもと一緒に挨拶をすることは絶対にはずせないことです。けじめをつけるという子どもにとっても良い効果に繋がります。

辞めるタイミングは?

具体的に、ピアノ教室の例でご紹介します。

大体3、4歳から始めたとして、先ずの関所は小学1年生に上がる時ですね。

進級する時はどうも多い辞めるタイミングとなります。次の関所は小学4,5年生です。塾が忙しくなってくると勉強との両立が出来なくなってしまって、ピアノどころではなくなるというパターンです。

それから一番多いと思うのですが、中学に上がる時ですね。高学年で運動クラブにも入部して、段々クラブの練習が遅くまでとか朝早くとかになってきます。運動クラブですとその練習プラス勉強プラスピアノ・・・となった時に、何を続けるのかが分岐点です。大体一番にはずされるのがピアノですかね。よっぽどピアノが楽しい、好きであるという場合を除いてはそうなります。

家族でその時その時によく話し合って、どうするかは子どもの判断に任せましょう。そして、月の初め頃には教室の先生に辞めることを伝えます。個人と団体の違いはありますが、ピアノなどはそんなに早めにでなくても大丈夫だと思います。習い事によっては1ヶ月前から伝えて下さいということがあるかも知れませんので、規約があれば規約書などをよく見ておきましょう。

あとがき

習い事を辞めるとなった時、親御さんの想いとしてはやきもきするでありましょう。ですが、新しい習い事の妨げにならないようにガミガミとならず、サポートの気持ちでお子さんと接してあげて下さいませ。

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