子供にコーラは何歳からOK?歯や健康への影響は?

炭酸飲料をいつから子供に与えていいのか悩む親御さんは大勢いるかと思います。「いつから飲ませていいのか」。そもそも、「子供が炭酸を飲むと骨がもろくなる」などよくない噂を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

今回は、子供に炭酸飲料を与える時期と歯や健康への影響についてご紹介します。

コーラの成分・健康への影響

糖分

糖分の取りすぎは、虫歯や肥満を引き起こします。

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特に子供の歯は糖分に弱いので、大人以上に注意すべきです。糖分をとった後は、歯を磨く習慣をつけたいものです。「コーラ依存症」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。これは糖質依存のことで、コーラに限らず日々多くの糖分を取っていると、「甘いものがないと落ち着かない・イライラする」という症状が現われる可能性もあります。

炭酸

炭酸水が美容やダイエットに良いと話題になったように、炭酸自体には悪い影響はないとされています。炭酸飲料が子供に悪いと言われるのは、炭酸飲料の多くに糖分が多く含まれているからです。炭酸ミネラルウォーターなど糖分の低い炭酸飲料であれば問題ないそうです。もちろん、大量に飲んでは意味がないですが。

カフェイン

カフェインに興奮作用があるのは有名です。子供は少量のカフェインでも、大きく作用することがあります。特に、夜にカフェインを摂取すると、眠気が覚めて寝るのが遅くなってしまい、成長ホルモンの分泌が減少してしまいます。また、カフェインを大量に摂取すると、吐き気や頭痛といったカフェイン中毒を引き起こす恐れもあります。

時間に気をつけて適量を飲めば特に問題はありませんが、ご家庭により方針もそれぞれ異なるでしょうから、ご夫婦で相談していつ炭酸飲料デビューをするのか良いか考えてみてください。カフェインや糖分が気になるようなら、オレンジや、キウイフルーツなどのフルーツと炭酸を使って、ご家庭で炭酸ジュースを作ってあげるのも楽しいですよ。

コーラは骨がもろくなる?

炭酸飲料を飲むと「骨がもろくなる」や「歯が溶ける」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。確かに炭酸そのものが骨に直接の影響を及ぼすことがありませんが、間接的に身体に影響を及ぼすことがあります。先ほど炭酸飲料、とりわけ炭酸ジュースには糖分や添加物が多く含まれていることをお分かりいただけたと思います。

一見、さっぱりと飲めるのが売りの炭酸ジュースですが、糖類を摂取しつづけているとかえって喉が渇いてしまって、さらに炭酸ジュースを飲んでしまうことになります。炭酸ジュースを常に飲んでいる状態になると歯に糖類が付いている時間もそれだけ長くなってしまいます。虫歯菌は甘い物が大好きなので虫歯の原因になります。

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また、炭酸飲料に含まれる炭酸ガスはお腹を膨れさせ、満腹な気分にさせてくれます。“炭酸ダイエット”というのがあるぐらいです。子供の胃袋は大人ほど大きくないので、ご飯の前に炭酸飲料を飲んでしまうとお腹がいっぱいになってしまってご飯があまり食べられなくなります。そうすると必要な栄養を摂ることができなくなって、身体が栄養不足になってしまいます。それが関係して「骨がもろくなる」と言われているのでしょう。

何歳から飲んでいいのか

炭酸飲料を水分補給の代わりに大量に飲み続けるのはよくありませんが、おやつと同じように飲むタイミングやメリハリをつければ大丈夫です。

そこで、皆さんが気になるのが何歳から炭酸飲料を飲んでも大丈夫か、ということになります。

結論から言うと、「生活習慣が整ってから」です。炭酸ジュースを飲んだとしても、歯磨きをして糖類が歯に付着している時間をできるだけ減らせば虫歯になりにくいですし、おやつの時間など決まった時間に飲めば食事への影響は少なくなります。何歳とは明確には言えませんが、3歳以降だと比較的生活習慣も整っていると思います。歯磨きを嫌がることも少ないと思います。極力飲ませないようにするのが1番いいのですが、飲む場合はダラダラ飲まない、歯磨きをきちんとするという約束を守れることが大前提となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

必ずしも炭酸=悪ではありませんが、気を付けたいのは、子供を縛りすぎないということ。

子供が欲しがるものを無理に我慢させていると、ふとしたときに反動で大量摂取してしまうケースがあるようです。

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