卒業式というと入学式とは違って、「別れ」や「巣立ち」を意味するものなので、派手は禁物です。かと言ってあまりに地味過ぎるのも良くありません。式典に相応しい服装とは?をテーマにご紹介します。
卒業式洋服のスタイルのポイントは?
卒業式の服装スタイルは、スーツやワンピースが主流です。
<カラー>
先ずは色ですね。シックで落ち着いた色を選びましょう!大体黒・紺・グレーというダーク系がオススメです。
<スカート>
スカートはフレアスカートが主流となっています。くれぐれもスカート丈は気をつけて下さい。ミニスカートになりませんように。
<ストッキング>
キレイに見せるように肌色に近いカラーがベストです。
<アクセサリー>
ネックレスやイヤリングはパールが無難です。付け加えますと黒などの服装をチョイスした場合、あまりに暗くなってしまいますので、そこはコサージュの出番です。胸元を華やかに飾ります。ちなみに左胸に飾りましょう!
<靴>
何といってもパンプスです。ヒールは3~5cm。服装の色と併せましょう!
<バッグ>
カジュアル過ぎないことに気をつけて、エレガントに靴と合わせた色をチョイスするとコーディネートに失敗しませんよ。
|
卒業式和装のスタイルのポイントは?
日本の伝統あるフォーマルスーツと言えば着物ですよね。
<着物の種類>
卒業式の場合は、訪問着、付け下げ、色無地が良いと思われます。
訪問着は代表格。付け下げは訪問着よりは格下で略式になりますが、卒業式には十分着用出来ます。昔乍らのスタイルとしては、色無地の着物に黒紋付きの羽織を合わせたものでした。
<色合い>
落ち着いた色合いのものを選びます。あくまでも主役はお子さんですから、控えめなグレー系や紫、ブルー系で華やか過ぎないものを選びましょう!
<帯>
袋帯で吉祥柄が無難となります。
<髪型>
着物に合う髪型はやっぱりアップスタイルですね。自分で出来る方は尊敬します。
一般的に美容室にて頼むことになります。
季節柄卒業式シーズンは込み合って中々予約が取れなくなりますので、早めに予約をしておきましょう!
<レンタル利用>
着物をレンタルしようというご家庭も多いことと思います。こちらも早目に予約しましょう。目安として1万~1万5千円を頭に入れて置くと良いですよ。
|
[一口メモ]
和装で出席する場合の注意点を少し書き加えます。
立つ姿勢や座る姿勢など、所作を注意しましょう。そして、着崩れしても直せるようにしておきましょう。動きにくいですし、美しい所作を心掛けるのも大変ですが、和装にチャレンジしてみませんか?
持っておきたい小物は?
・スリッパや靴袋
用意されている学校もあるかも知れませんが、マナーとして持参しましょう!
・防寒具
大体は体育館で行われることが多いので、底冷えすることを想定して防寒具は欠かせません。先ず身支度としてあったかインナーを着用。そして、あったかい膝掛けを持参。カイロも必須ですね。
・折りたたみのバッグ
今、学校から配られるプリントはA4サイズが多くなりました。折りたたみなので大きいサイズでもかさ張りませんし、大は小を兼ねます。記念品などの持ち帰りもバッチリです。
・ハンカチ・ティッシュ
こちらは必須アイテムであり、エチケットですね。
あとがき
普段とは違うお母さんの姿を見せるという面でも、卒業式に出席するだけでも子供さんにとってとても嬉しいことですし思い出に残ります。家族のアルバムに1つ加わる大事な行事です。和装でも洋装でもその場に相応しいスタイルを心掛けましょう!今回の記事で少しでもお役に立てれば幸いです。ステキな心温まる卒業式になられますように!