段々寒くなりますと暖房器具はいろいろあれども、日本人は「こたつ」ですよね。よくこたつで寝ると風邪を引くと聞きますが本当の所どうでしょうか?その真相に迫ります。
原因は?
人間の身体はよく出来ておりまして、体温を一定に保とうとする働きが備わっています。大体37度前後ですね。そこでこたつに長時間入ってしまうと上半身と下半身で温度が大違いになりますから、脳が混乱する訳ですね。
最近、脳はだまされやすいというのもテレビで取り上げられていますが、本当に脳はだまされやすいようです。どっちなんだ?ってことになり、コントロールが上手く出来ずに風邪を引きやすくなるということに・・・。
対策は?
いろいろとありますが、主なものをご紹介しますね。
<脱水症状>
人間は1日約1ℓの汗をかいていると言われます。それは夏でも冬でもです。そんなに?って思いますが、寝ている時に汗をかいていることって気付かないものですよね。寝汗なんていいますが、冬はそんな汗はかいてないと思いがちです。
そこが盲点でこたつに長時間寝ていると知らず知らずに汗をかいていて、それにより水分不足が起こって脱水症状になってしまうということ。こまめに水分補給をしましょう。根本対策はこたつで寝ないということですけどね・・・。
<頭痛>
こたつでついウトウト寝てしまって起きた時に頭が痛いという経験はありませんか?こたつでのぬくぬくによって脳の血管が広がることで起こります。そんな時は安静にして目の周りを冷やすようにしましょう。楽になりますよ。
<乾燥>
空気の乾燥によるものも大きいです。呼吸器の感染を防ぐ粘膜の機能も妨害されることで風邪を引きやすくなります。なので、オススメは加湿器ですね。中々と優れものですから、お試しあれ!
<便秘>
これは意外なところですが、長時間こたつに入ることで、大腸の水分まで奪うことにも繋がって、便秘を引き起こすというものです。それでなくても女性にとっては大敵な便秘なので、気を付けましょう。
<腰痛>
普通に布団で寝るのとは違い、動きが限られてしまいます。同じ姿勢になってますものね。体勢が整わないことで腰を痛めてしまうというのもあるようです。くれぐれもご用心!
まとめ
最 近はリビング用のこたつが多く見られます。椅子生活になっていますので普通に腰掛けたままこたつに入れるというもの。これでしたらこたつでうたた寝は無理 ですね。本当の余談ですが、このリビング用こたつ、ただ脚が高くなったというだけなのにものすごい値段が高いのにびっくりしました。
こたつで寝てしまう心地良さは止められないことはありますが、ほどほどにして快適な冬をお過ごし下さいね。