出典:http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/4333.html
国民健康保険は私たちにとって、とても身近な社会保障制度の1つです。そこで大事な基礎知識をご紹介しますのでご参考にして下さいね。
出典:http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/kokuho/hp/seido/01-01.html
加入手続きについて
国 民健康保険は各市区町村で運営されているので、それぞれの役場で手続きを行います。保険料の計算方法も住む場所で多少異なることがありますよ。そもそも国 民健康保険って何でしょうか?加入者が病気・怪我・出産・死亡した場合、必要な医療費が保険料から支払われる制度です。「国民皆保険」が基本となっていま す。年齢・国籍に関係なく国内に住所がある方であれば、何かしらの健康保険に加入しなければなりません。
- 勤務先で健康保険に加入している方とその扶養家族
- 船員保険に加入している方とその扶養家族
- 国民健康保険組合に加入している方とその扶養家族
- 75歳以上の方(後期高齢者医療制度)
- 生活保護を受けている方
上記のどれにもあれはまらない方は国民健康保険に加入が必要です。
減免って何だろう!?
国 民健康保険保険料を納めたいのに経済的・身体的理由で納められない方のために軽減・減免措置が用意されています。日本というのは社会保障について色々言わ れますが、手厚いですしそれぞれの状況に合わせて考えられてると思うのにマイナスの事件、ニュースが多い故に幸せに感じる度合いが減るのかしら!?ぼ そっ。さて、話を戻しまして・・・
- 所得が一定金額以下になった場合、軽減される。 割合として、7割・5割・2割と段階あり。
- 倒産などにより解雇となった場合、減額される。
- 災害・病気などにより生活が著しく困難な場合、前年より大幅に所得が減った場合、全部・一部免除される。(認可には審査あり)
各市町村窓口へ相談するということはやはり大事です。今でも地域に依っては親身に相談に乗ってくれない職員はちらほらいるようですが(ぼそっ)、昔に比べればマスコミに叩かれることを恐れているので、ほとんど懇切丁寧に応対してくれる…はずです。
滞納したらどうなる?
滞納した場合は段階的に保障が制限されてきます。本人、その家族は社会保障により守ってくれるもの。理由なく滞納となると自ら破棄してしまうだけでなく、社会的孤立を生み出す結果になります。
納期限が過ぎた翌日以降・・・
市区町村により通知書・電話などにより納付の催促が来ます。それでも納付しない場合、「短期被保険者証」有効期限が数か月の保険証を市区町村から渡されます。
納期限が1年経過・・・
「短期被保険者証」が取り上げられ、代わりに「資格証明書」を渡されます。普通3割の自己負担が10割の自己負担となります。医者にかかった時にとりあえず窓口で全額負担し、後日申請により自己負担分以外を支給してもらえます。
納期限が1年半経過・・・
高額医療費などの保険給付はほぼストップされ、入院などお金がかかる医療を受けることが大変難しくなります。
それでも納付しない場合・・・
職員が督促、納付相談のため接触を求めてきます。そこで無視したり誓約を破ると「財産差し押さえ」処分をされます。普通生活が無理な状況に追い込まれることとなります。
まとめ
一応最後の最後までケースバイケースの方法を提示してくれている国民健康保険。ま、それ以外にも税金の支払い、他保険の支払等ありますので厳しいことは厳しいですけどね、ぼそっ。ですが、医療の加護を受けられますので何とか払っていく方向で生活の充実を図りましょう。