今までの商品開発は東京で全国共通の商品を開発し、売り出していくトイ流れが主流でしたが、嗜好が地方によって違ったりするので、そのモデルだとす べてのニーズに応えきれていないという問題があります。そういった流れから脱却する動きが企業の間でも出てきています。今回はガイアの夜明けでセブンーイ レブンとJTBの事例が紹介されるそうなので、調べてみました。
セブンイレブンは長野限定メニューを発売
もともと長野県にセブンイレブンはたくさんあったそうです。ネットでも「長野や山梨はセブンイレブンが異常に多くないですか?」と書き込みがあるくらい多いようです。
「セブンイレブンが東京の次に長野でドミナントを作ったためであり、ローソンが進出してくるずっと前からすでに「セブンイレブンだらけ」の状態になっていた。」
しかし、セブンイレブンのホームページを見ると特に長野県だけで限定メニューを作っているわけではなく、全国各地で地域限定メニューがありますね。で、今回は長野限定のメニューをたくさん投入してきたみたいですが、長野はご存じのとおり、味噌や漬物が名物で消費も多いので、その嗜好に合わせた商品を出してきています。
茄子の揚げ浸し(肉味噌がけ)
おごっつぉ弁当(野沢菜ごはん)
安曇野産たまねぎのじゃこおかかサラダ
セ ブンイレブンは高齢層の開拓もしているので、そういった方々の嗜好にも合わせているのでしょうね。おそらく、番組では、おばあちゃんに食べてもらって「パ ンチが足りない」といった指摘を受ける場面がありそうです。また、観光に来た県外の人も記念に買うといった需要も見込めそうですね。塩分の取り過ぎには注 意ですが。
JTBは前島(岡山県瀬戸内市牛窓町)自然体験モニターツアーを企画!
JTBは地方に 眠っている観光資源を都会のお客さんに提案するというツアーを企画しました。それが、前島の自然体験モニターツアーです。前島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島 です。島への足はフェリーはあるのですが、橋がないので、自然が荒らされていません。かといってサバイバルをしないといけないような過酷な土地ではないの で、自然を手軽に満喫できると思います。
小学生のお子さんと親子で申し込みをするようなツアーのようです。地方に住んでいてもなかなか体験できないですよね。ちなみにツアーはもう既に申し込みを終えたみたいです。
【旅行期間】2015年6月13日(土)~14日(日)【集合場所】牛窓港(6月13日09:40)
【モニターツアー参加条件】1.ツアー終了後、アンケートにご協力ください。(謝礼に粗品を差し上げます。)
2.写真/動画の利用の許諾 マスコミの取材が入りますので、取材の際はご協力下さい。
【最少催行人数】14名(募集人員20名)
【添乗員】全行程同行いたします。
【お食事】朝:1回、昼2回、夕1回
【ご宿泊】民宿おふくろの家(瀬戸内市牛窓町牛窓6051)
【お申込み】ご参加は親子連れ(小学生のお子様とご一緒)にてお申し込み下さい。
【ご旅行代金】 おひとり様 5,000円 おとな・こども(6歳~12歳)同一料金
【協力】瀬戸内市
【ツアー詳細・お申込み専用WEBページ】http://opt.jtb.co.jp/kokunai_opt/p/p1032158/ (6月3日販売開始)出典:http://www.yomiuri.co.jp/adv/enterprises/release/detail/00128831.html
地元に観光資源になるものはたくさんありますが、地元の人だとその良さに気が付かないから、よそ者的な企業の目というのは重要かもしれません。
まとめ
地方創生が叫ばれていますが、単に流行りに終わらないように、セブンイレブンやJTBのような事例がたくさん出てくるといいなと思います。今後、色々な企業がこういった取り組みをしてくれると消費者としては選択肢が増えてうれしいです。期待しています!