不思議に思うことに、うるう年のその2月29日に生まれた方はどうなるのかなというのがあります。そう言えば小学生の頃とか、4年に1回しか年を取らないね、なんて冗談で言っていた記憶があります。今回はこの疑問について、由来や意味を調べて見ました。
うるう年とは?
うるう年は4年に1度まわってくるというのが当たり前になっています。実は基本的に西暦が4で割り切れる年のことを言います。なので必ずしも4年に1回訪れるものではないのです。ここにややこしい時のからくりがあります。
グレゴリオ暦という観点から少しご紹介します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8F%E5%B9%B4(ウィキペディアより引用)
グレゴリオ暦では、次の規則に従って400年間に(100回ではなく)97回のうるう年を設ける。
- 西暦年が4で割り切れる年はうるう年。
- ただし、西暦年が100で割り切れる年は平年。
- ただし、西暦年が400で割り切れる年はうるう年。
この規則によってうるう年を設けると、400年間における平均1暦年は、365.2425日(365日5時間49分12秒ちょうど)となり、暦と季節とのすれは約3320年で1日となります。
とまあそのようなことでうるう年というのが生まれた訳です。今では正確なこの一刻一刻の時間が正しい時間となりますが、より正確にズレをなくすためにうるう年、うるう日は欠かせないのです。
さて、2016年ということは、次は2020年。おわかりのようにうるう年には必ず夏季のオリンピック・パラリンピックがあります。今年はリオデジャネイロ(ブラジル)、もう先の2020年の東京に日本人は思いが行っているので今年のことを忘れていませんでしたか?
<h2>戸籍上の誕生日は?
戸籍上の誕生日はどうでしょうか?出生日ということですが、これは2月29日と揺るぎません。戸籍にも誕生日は2月29日と記載されます。うるう年・平年と変わりなく「2月29日」生まれとなります。
実生活上の誕生日は?
では、誕生日はうるう年にしか来ないことになるので、どうなるんだろうと疑問が湧きますね。通常の年での誕生日は、替わりの誕生日を設けると言う制度があるのです。みなし誕生日と言われて、2月28日か3月1日のどちらかになっています。ほとんどが2月28日に設定されるようですよ。
うるうの意味は?
うるうの漢字は閏となって、余りとかはみ出すという意味があります。日本では、「閏」と似た漢字に「潤」があります。それが「うるおう」と読むので、閏はうるうとなって、うるう年というようになったのです。
なるほど、漢字というと、最近よく武田鉄也さんの講義や芸人さんのゴルゴさんが漢字についての本を出しています。面白い由来が1つ1つの漢字にあるのですよね。この「閏」「潤」この潤の字の方は、芸能界では成功されてますね。その通りに潤った生活をされています。名倉潤さん、要潤さん、井戸田潤さん(この方は諸々含めて)・・・名前負けという言葉はありますが、名前通りというのはうらやましいです。全くの余談でした。
うるう年生まれの芸能人は?
芸能人の中でうるう年の人はどんな人がいるのでしょうか?調べて見ました。
- 兼高かおるさん…テレビ番組で世界を巡られました、年配の方はご存じかと。
- 原田芳雄さん…素晴らしい俳優さんです。最後のお姿がショックでしたね。
- 赤川次郎さん…言わずと知れた推理作家界の大御所です。
- 峰竜太さん…アッコにおまかせ!も長いですが、変わらない方ですよね。
- 飯島直子さん…そう言えば最近見ない気がします。どうしたのかな?
- 吉岡聖恵さん…いきものがかりのボーカルと言うとおわかりですね。
あとがき
今年のうるう年は、ちょっとご家庭でうるう関係のお話に花を咲かせてはいかがでしょうか?