町内会役員の中に、子供会があります。ですが、地域によっても、各子供会によっても在り方はさまざまです。一概にこれと断定は出来ませんが、今回はこうした子供会の役員の仕事にスポットを当ててみたいと思います。
子供会の役員の仕事内容は?
先程も書きました通り、東京の子供会がこうだから沖縄の子供会もそうかと言うと、違ったりしますよね。隣の町の子供会は同じかと言えば、これまた別物だったりします。そこ、ここの地区によって子供会の仕事内容は違うということを念頭に置いて下さいね。
そこで、我が町の子供会の状況をご参考にご紹介いたします。
町内会の活動があり、その中に子供会という役員が設置されています。子供会には会長と副会長が設置されています。きっと大きな街ですと会計が別に役員としてあり、3役となっているところも多いかも知れませんね。
我が町は田舎なので会長さんが会計も兼ねています。主な仕事は地域の行事への子供たちの参加を促すこと、子供たちが積極的に参加出来るような地域作り、それぞれの行事での計画から実行まで取り仕切ります。
例えば、盆踊り大会、御神輿担ぎ、〇〇祭りなどで、食べ物を売ったり、さまざまな準備で大忙しです。ですが、責任者としての会長や副会長ですから、準備などは子供会入会の方々が手伝いますから仕事は分散されます。
地域によっては、研修があったり、子供会新聞を発行したり、都会になるほど仕事は広範囲となってきっちりとブロックレベル、県レベルの研修会が行われたりするようです。役員となって子供を抱えての参加はかなり大変ですね。
いずれにせよ、それなりの忙しさは覚悟しておいた方がいいかもしれません。
子供会役員の断り方は?
その町内に居住している以上、自分に子供も居てとなると子供会の役員は必須となってきます。任期もさまざまで1年、2年とある訳で、選び方もさまざまですね。我が街では推薦でしたよ。そして、任期まで勤めたならば次の人にバトンタッチで、ぐるぐる回るシステムです。町内の班長さんもそういう所が多いと思いますが、居住している人数が少ない程、回ってくる回数は多いと思います。田舎の場合、選び方はあまりないかもです。
さて、断り方ということなのですが、前述した子供会の少ない対象者の地域では断ることは不可能ですね。どうしても回ってくる訳ですから、忙しいから出来ませんとは言い難いですね。誰も条件的には同じになってしまうと思うので。
なのでこの場合は、子供が小さい内は子供会は引き受けるものと覚悟を決めてしまいましょう。最初に早く引き受けた方が後が楽かも知れませんよ。
その地域に長く住むとすれば、避けられないのが子供会の役員です。いろいろ見てみると子供会を断ることが出来ず、引っ越しをしたなんて人もいるようです。そこまでを考えると引き受けて、周りの方々と協調していった方が子どもにとっても良いと思うのですが、いかがですか?
どうしても断りたいと言う場合は、その理由に「家の事を大事にしたい」とか「習い事があるから」はやめた方が良いようです。周りの方々に良い印象は与えません。「仕事や介護、実家の手伝いなど、兎にも角にも止むを得ない理由が要りますね。そうすることで行事への参加は無理となるので必然的に役員は引き受けることは出来ませんから。
あとがき
いろいろなことを考えてみても、子供会の役員を断る方がリスクが高いことがおわかり頂けたと思います。少し書きましたが、子供会の役員の期間は大体1、2年です。大変ではあっても案外あっという間に終わりますよ。その間は子どものコミュニケーションの場、自分も地域の勉強が出来る場と捉えて、頑張って引き受けられることをおすすめします。