さまざまな変化が見られる昨今において、変わらないものも意外とたくさんあるものです。その中で子供の勉強する、しないというのは変わってないと思います。昔から勉強する子としない子は分かれてる気がするんですよね。今回は、勉強をしない子供中心に、その叱り方について取り挙げます。
子供への叱り方
いきなりの本題ですが、子供は叱られて成長していきます。叱られずにそのまま過ぎていく子はいないと言っても過言ではありません。叱るということは、ただやにくもに「勉強しなさい!」「何でしないの!」と感情的に叱るというのでは逆効果になってしまいます。
叱る時に大事なことは・・・
その子供の勉強しないという行為を問題にするのであって、理不尽に何かにつけて叱ることはしないことです。つまり、何がいけなかったのかをきちんと子供に話をすることですね。勉強のやり方そのものがわからないのか、ただ単に嫌いだからしないのか、それはその子、その子によって千差万別です。
親御さんも忙しいですし、大変なのは重々承知しております。家族のいろいろな問題を見てみますと結局は家族で話し合いを密にしているか、していないかで大きく差が出ることなのです。勉強をしないという1つのことでも、勉強のやり方がわからないならば教えていく、それで会話が始まりますよね。最初が肝心だと思うのです。自分でさせようということも大事ではありますが、低学年ではなるべく勉強を見るようにした方が後々に良い影響を与えるようですよ。
そして、最初に宿題は先に済ませて遊ぶ、中高学年からは予習復習の時間も含めて時間で勉強時間を決めるか、枚数やページ数で決めるとか、ルールを決めておきます。そうすることで、叱る時にやにくもに叱ることはなくなります。勉強をしない場合、約束を守れなかったこと、努力をしなかったことに対して叱るというのは明確になります。
子供はわかってそうでわからない、わからないのかなと思うとわかっていたり、その心の内は計り知れません。だからこそ会話を多くすることでその子のことを把握しておく必要があります。
効果的な勉強のやる気を出させる方法は?
先ずはの方法は、先ほどのようにルールを決めておくことが大事です。食事が終わったら、帰ったらすぐ、お風呂に入った後になど、時間も決めておくとそれが良い習慣になりますよ。そうした流れ・環境をご家族で作ってあげることも重要です。
叱ることは約束を守れなかった時、悪い行いをしてしまった時という風に叱るルールも親御さんの中で決めておいて、後は少しでも出来たことを褒めることです。叱るよりも褒めることの方が親御さんとしても気持ち良いですし、お子さんも嬉しいので相乗効果となります。
親御さんの口調として気を付けることは、よく言ってしまう「~しなさい」という言葉は使わないようにしましょう。ついつい勉強しなさいはもちろん、片付けなさい、お風呂に早く入りなさいと言ってしまいがちですが、命令口調は子供からすると反発したくなるのですよね。そういう時に、ご自分の子供のころを振り返ってみるのも良いのではないでしょうか。
個人的にも子供の頃に勉強しなさい、何しなさい、こうしなさいと言われたものです。そうした時に反発しかなかったのを覚えています。だから余計に勉強したくないと逆効果になっていたということですよね。
あとがき
親子関係を良い関係にして会話を多くしておくことは、本当に大切なポイントだと私は思います。勉強のやる気が出ない時には、一度勉強は止めてたわいのない会話でも良いではないですか。先ほど来の良くできたことを褒めるというのも親子関係が良好で信頼関係がないと成立しないですよね。勉強以外の時間も大事にすることで、自分から勉強しようと気持ちが変わっていくのではないでしょうか。