よそ様の月のガス料金っていくらなのかなとフト思うことがあります。自宅のガス料金を思うと一体ガス料金の平均っていくらくらいになるのかなと・・・。今回は、ガス料金の平均を取りあげ、さらにさまざまな節約方法もご紹介します。
プロパンガスVS都市ガス
都市ガスの方が安いという相場がありますが、どうなのかなと思っていました。調べてみますとやはり断然都市ガスの方が安いことがわかりました。プロパンガスでは、どうなのかを具体的に考えて見ます。
都市ガスが公共料金であるのに対して、プロパンガスは業者が自由に決めることの出来る自由価格というのが大きく違うところです。ご参考に全国的なプロパンガスの相場の価格をご紹介します。基本料金の相場は、1,890円、従量料金相場は、523円となっています。
さて、都市ガスの平均はどのようになっているのでしょうか。基本料金が1,000円で従量料金相場は300円です。この時点で基本料金が900円近く高いのですね。かなりの差額でこれはガス料金として大きいですね。例えばの4人家族として、10㎥ としますと・・・
プロパンガスの場合
基本料金1,890円+(従量料金523円×ガス使用量10㎥ )=7,120円
都市ガスの場合
基本料金1,000円+(従量料金300円×ガス使用量10㎥ )=4,000円
3000円以上も違うことになります。毎月のことですから都市ガスにした方が経済的に良いということになります。1つ付け加えますと、各地域によってプロパンガスの基本料金や従量料金が変わります。関東圏は1600円台になっていましたが、他の東北や近畿など南に行くほど高くなっていました。1900円台がほとんどでしたね。
節約方法は?
節約術として、思いつくところを色々と挙げてみました。
〇先ずはキッチン。毎日のお料理にガスは欠かせません。なるべく調理時間を短縮しましょう。保温鍋を使われている方も多いようです。保温鍋そのものが購入時は高いと思われますが、ガス代の高さを考えると元は取れるようですよ。
〇それとほんとにちょっとしたことですが、冬に食器洗いということで洗いものにどうしてもお湯を使うことになりますよね。そこをゴム手袋などでお湯を使わずに食器を洗うというものです。ゴム手袋も昔のように少ない種類ではありませんし、家事用手袋にもさまざまなより研究された商品がありますから、そうしたグッズの利用も1つの方法となります。
〇もう1つはお風呂ですね。たっぷりのお湯に浸かりたいところですが、胸のあたりまででお湯張りを止めましょう。シャワーも必要最低限という形にします。個人的にはシャワーは使わないようにしています。湯船のお湯で体も洗ったりしています。それで充分だと思うのですが。水道料金にも影響がありますから、どちらにとっても節約となります。
〇究極の選択ですが、都市ガス物件に引っ越すというのがおすすめとしている声が多かったです。不動産屋さんに相談すると良い物件を紹介してもらえると思いますので、どうしてもプロパンガスの料金が毎月高くなりすぎるという場合は、都市ガスに切り替えるしか方法がないかも知れませんね。
あとがき
ずっと都市ガスで過ごしてきたのでピンと来なかったのですが、プロパンガスと都市ガスとのこの料金の差はびっくりしました。都市ガスの2~3倍と思っておいて良いようですね。ガスを始めとする電気や水道も含めて、節約術って各ご家庭で家族で話し合ったりして楽しく出来たら良いですね。そうでないと何だか縮こまってしまいそうになります。皆さま、これを機にガス料金のこと、節約のこと、見直してみませんか?