大学受験ラストスパートの季節となりました。本格的な厳しい寒さの中、受験生、親御さん共に頑張られていることでしょう。地元の大学であれば簡単なのですが、県外の大学を受験する場合、ホテルの予約はいつから決めるのが良いのでしょうか。予約が取れない場合も含めて、ご紹介してまいります。
大学受験のホテル予約はいつから?
先ずは時期についてです。大学受験の場合、センター試験の結果によるものが大きいですね。結果次第で受験校は変わりますので、そこは仕方がありません。なので、多くの方の場合、センター試験の結果が出てから2月くらいまでの間にホテルの予約をされるのが一般的のようです。
場所にも関わってきまして、最近は外国人観光客も多く、都市部の大学の場合は昔と比べると予約が取りにくくなっているのが実情です。なるべく早め早めのホテル予約が良いですね。受験する大学が確実に決まっている場合は、秋ごろには予約完了している方が多いようです。
ホテル予約の方法は?
今は本当に便利になってネットで何でも調べられます。ホテルの予約もネットで簡単に出来ますね。大学受験のホテル選びというと、昔は自分の足を運んでとか、雑誌や旅行本で調べるしかありませんでした。やっぱりホテルは大学になるべく近い場所が良いので、ネットで大学の近くのホテルを捜してネット予約でOKです。
また、一口情報ですがネットだけでなく、お近くの旅行代理店で耳より情報を聞くことも良いですよ。「受験のため」ということを伝えて、パック情報などもいろいろ聞けるかも知れません。会話が出来ることで疑問点、気付きなども直接どんどん聞くことが出来ますからね。大学生協を利用するという方法もあります。大手で大学の周辺のホテルや旅館を押さえていますし、大学専門なので相談も気軽に出来ます。
予約が取れない時はどうする?
受験目的のホテル予約は、いっぱいでどこも取れないこともありますよね。そうした時にどうすれば良いのでしょうか。結論としてはひたすら「待つ」ということです。志望校を変えてキャンセルする人もいることでしょう、何かの事情でキャンセルする人もいます。なので、毎日チェックを怠らずに待つようにしましょう。あきらめないで、センター試験が終わったくらいから、チェック魔を始めましょう。
直接ホテルや旅館に問い合わせるのもOK。もしかしたらキャンセルが出ているかも知れませんから根気良くトライしてみて下さい。また、ホテルのキャンセル待ちサイトというのもあるようです。とても簡単で、登録しておけば全国各地のホテルや旅館での予約状況を把握して、空きが出たらばメールで知らせてくれるというシステムです。無料なので便利なサイトは有効に使った方が楽ですよね。
大手の旅行代理店に聞くという手もあります。兎にも角にも情報を如何に取り込むかにかかってきますね。相談することはどこも快く受けてくれるはずですから、遠慮なく相談しましょう。
受験生に最適なホテルの過ごし方とは
ここでホテルを選ぶ時のポイントをご紹介します。
<部屋の乾燥に注意>
調べて行く中で最も多く紹介されているのが、案外ホテルの部屋の中は乾燥しているということでした。乾燥は受験生にとって大敵です。風邪は引きやすくなりますし、インフルエンザにも罹りやすくなってしまいます。当日高熱が出て試験が受けられなかったという話もよく聞きますよね。そうなっては大変ですので、湿度を保つように心掛けましょう。
ホテルによっては加湿器を貸し出されるところもありますので、予約の時に確認しておきましょう。また、自分でもマスクをしたり、濡れたタオルを部屋に掛けて置くという方法もあります。乾燥防止のために試してみて下さい。
<持ち物チェックは念入りに>
ホテルに来る前の持ち物チェックからのスタートとなりますが、ホテル内でも受験当日に必須の持ち物を確認しましょう。確認は何度しても苦にはならず、むしろ安心出来ます。受験票、筆記用具、生徒手帳、時計、小銭入れ、参考書やノートなど、再度チェックして下さい。
<朝寝坊や遅刻に注意>
夜、中々眠れなかったために朝が起きれないというのはよくあるお話です。ほとんどのホテルにはモーニングサービスがありますので、朝起こしてくれるのかの確認もしておきましょう。もしもモーニングサービスがない場合は、スマホでのアラームを利用しましょう。また、雪などの影響によって、交通機関が遅れる場合も考えられますから少し早めにホテルを出るようにしましょう。逆に早く行き過ぎて寒い会場外で待つというのも試験を前にして影響が出るかも知れませんから、そこは良い加減を見計らってのチェックアウトです。
あとがき
受験シーズンは家族皆がやきもきします。親御さんの気遣いも相当のものとお察しいたします。桜咲く春を迎えることが出来るよう、着実に1つ1つを終えていきましょう。今回はホテルの予約を中心にご紹介しました。是非ご参考になさって下さいませ。