カラオケが流行ってもう何十年となります。音痴に悩む人にとっては、歌を楽しむ上で歌が上手になりたいと願うのは当然のことです。では、どうすれば良いのでしょうか。人に知られずに歌が上手くなりたい、音痴だなんて思われたくない、そういう方々必見の歌が上手くなる方法をいくつかご紹介してまいります。是非ご参考になさって下さい。
そもそも音痴と呼ばれる人のタイプには何がある!?
音痴と一括りに口にしますが、音痴にも種類があります。自分はどのタイプかを見極めていくだけでも、歌に変化が表れる第一歩となります。
音の高低がわからないタイプ
つまりは歌のメロディが頭に入ってこないため、耳に入る音をその通りに表現できないのがこのタイプです。例えば、お笑い芸人のオードリー若林さんタイプですね。全く音の上げ下げがありません。
音域の幅が狭いタイプ
何とか音の高低は出来るけれども、音の幅が狭いために高音、低音が出ないというタイプです。このタイプの人は、一番歌が上手になる道に辿りつくのは早いですよ。
音程を調節することが出来ないタイプ
音の高低は聞き分けられているのに、いざ自分が歌うとなると思った音程で歌えないのがこのタイプです。一番多いタイプです。
リズムが取れない、遅れるタイプ
のど自慢を見ますと大体1人はこのタイプの方がいます。生伴奏の良さは伴奏の方々が歌に合わせてあげられるということですね。きちんとしたリズムで取れないため、どんどんズレてしまうというパターンです。
歌が上手に聞こえる方法
先ずは持ち歌の一曲を決めて、徹底的に聴く
自分の十八番を一曲決めましょう。自分が歌いやすいと思える一曲ですね。そして、その曲を何度も何度も先ずは聴くことが重要です。これはボイストレーニングにおいても、基本中の基本となっています。音に慣れるということです。
また、何かを上達していく場合、真似ることが一番の近道とされる説があります。ゴルフなどは特に上手な人のスウィングやアプローチなどを真似ると上達が早いとされます。歌でも同じことが言えます。
ものまね芸人の方々は、皆さん抜群に歌が上手ですよね。それは見てない所での日々の努力の賜物なのです。その人の歌を何度も聴いて真似ている訳ですね。真似をすることは恥ずかしいことではありません。最初の内は、声の出し方まで真似てもOKです。成りきって歌うことも上達の道の1つですよ。恥ずかしがらないで!
次のステップは持ち歌の一曲を何度も歌う
先ほどにもありますように、基本というのは何事も大事でして、1つ1つコツコツと積み重ねていくことが必要です。ここで面倒くさいと遠のいていては、いつまで経っても歌の上達は実現出来ませんよ。
持ち歌が決まったら、その一曲をよく聴き込み、次はよく歌うという事です。その曲だけを何度も何度も歌っていきます。徹底した練習をすることで、いざカラオケの場に参加するという時に、自信が持てます。何度も歌うことでその曲を自然と覚えることが出来ていますよね。リズムや音程を体に覚えさせる方が、歌の上達に繋がります。
しっかりとリズムを取ることで歌が上手に聴こえます
手拍子を打っても何だか人と違うというあなた、それはリズム取りが合っていないと言えます。ここでは、音楽を聴き込むことに専念して、リズムを意識するようにしましょう。いろいろな曲を聴く訳ですが、その時に手を叩いてリズムを取ります。カチッカチッとリズムの取れるメトロノームがあれば最強です。今は小さくて安くて持ち運びも出来るメトロノームがありますよ。1個持たれることをおすすめします。
仮に音程に難があっても、きっちりとリズムが取れているとそれだけで歌が上手に聴こえます。そこに先ほどからの歌を聴き込み、全て覚えて、自信が持てたら音程のズレも無くなっていくでしょう。カラオケの場で皆を驚かせちゃいましょう。
腹式呼吸で喉でなく、内側から声を出そう
音痴と言われる方の特徴として、喉で歌ってしまうということがあります。そうすると高い音は出しにくくなりますし、大きな声も出ません。腹式呼吸という言葉を聞かれた方は多いと思いますが、お腹から歌うことで違いが出るんですよ。
腹式呼吸の方法は、先ずリラックスした姿勢で立ちます。そして、両手をみぞおちの辺りに置きます。息を吐く時に両手でみぞおちを押しましょう。短く勢いを付ける方が良いですよ。その時に「ハッハッ」や「スッスッ」と口でいう方が、より腹筋を使えます。これを何度か繰り返します。
学生の合唱部でも腹式呼吸は必須練習となっています。これならば何処でも思い出した時に出来ますよね。始めはゆっくりでも良いですが、なるべく早い呼吸でしていくと良いですね。興味を持たれた方は、試してみて下さいね。
あとがき
自分は下手だ、音痴だとマイナスに考えてします心も上達の道を阻みます。音痴は必ず治りますから、自信を持って今回のことを実践してトライしてみて下さい。見違えるほど歌が上手になったら、カラオケが益々楽しくなりますね。ファイト!