出典:BBM 読売ジャイアンツ 巨人 小久保裕紀 トリプルカット バット アンダーシャツ バッティング グローブ カード 2006 ベースボールマガジン社
小久保裕紀さんと言えば、侍ジャパンの監督として大谷翔平抜きで勝負しないとならないという難局にぶち当たっています。今回は、脱税や巨人へのトレードの真相について書いて行きます。
プロフィール
- 氏名 小久保裕紀
- 生年月日 1971年10月8日
- 血液型 ?
- 出身地 和歌山県 和歌山市
- カテゴリー 元プロ野球選手、侍ジャパン監督
昔脱税で逮捕という噂?巨人へ無償トレードの真相は?
小久保裕紀監督は、現役時代に脱税疑惑が掛けられていました。それは、なぜかというとプロ野球選手は個人事業主のため、確定申告をして税金を納めることになります。そのため、納税額の算定が必要となります。
そこで少しでも、税金を払いたくない場合には節税をして税金を安く抑えようとするわけです。その過程で小久保裕紀さんが、心酔する野球関係者がいてその人の紹介で名古屋の経営コンサルタントSと出逢ってしまいました。
このSは、税理士資格も無いのに税理士を名乗り経営コンサルタント業をしていました。そして、Sから脱税指南を受けあろう事かダイエーのチームメイト、渡辺秀一投手を紹介し、紹介料100万円を受け取るというブローカー的立場で脱税に荷担しました。
この脱税に絡む選手は5球団10人に上り、有名どころでは宮本慎也(元ヤクルト)、鳥越俊介(元ソフトバンク)、等がこの件に手を染めてこの事件が発覚した1997年当時は社会を揺るがす事件となりました。
調査の結果脱税額が2833万円、刑罰懲役1年、執行猶予2年、罰金700万円、コミッショナー処分8週間、罰金700万円という思い十字架を背負うことになりました。確かにプロ野球選手はお金の面は良く解りませんし、且つ支払う税金が安いと言われれば手を染めてしまう気持ちもわかります。このへんはうっかりでは済まないので、気を付けないといけないですね。
初犯で執行猶予が付いたので、刑務所に入ることはありませんでしたがかなり大きな傷を負ったことは間違いありません。
続いては小久保裕紀監督の巨人への無償トレードについて書いて行きます。
当時のホークスの親会社はダイエーで、あまり選手のことを考えてくれないフロントだったようです。例えば、関係者しか入れない選手サロンに水商売らしき女性が出入りし環境がイマイチ良く無く、年俸査定の中に選手の売上げグッズを入れるなど現役選手には、理解に苦しむ物があったようです。
小久保裕紀監督は、選手会長の立場にあり現場とフロントの橋渡しを行っていました。その過程で意見を率直に言う小久保裕紀監督を疎ましく思っていたようです。そんな中2003年3月6日ヤフードームで行われた西武とのオープン戦でホームクロスプレーの際に靱帯を断裂する大けがを負いその年、出場することが出来ませんでした。
その結果渡米して手術を受けなければならず、当初は球団がその費用を持ってくれると話してくれていましたが、途中で話が変わり小久保裕紀監督がほぼ費用を持つ話へと変わってしまいました。
そんな球団の態度に小久保裕紀監督の心は折れ、トレードを申し出る結果となりました。なぜ無償トレード、相手が巨人となったのかは小久保裕紀監督自身にも解らないようです。巨人では3年プレーし充分に球団に貢献してくれたと思います。
王貞治氏の「帰ってこいよ」の一言でソフトバンクに復帰し引退まで過ごしました。
まとめ
確かにソフトバンクに変わる前のダイエーは、あまり良い状態ではなかったようです。確かにオーナーが中内氏の息子に変わったときから、球団の中が少しずつ可笑しくなって行ったそんなイメージがあります。
ソフトバンクにオーナー企業に変わってからは、常勝球団に生まれ変わった様なイメージがあります。因みにソフトバンクは親会社のお金は一切手を付けず、自分の球団のお金で球団運営を賄っているイメージがあります。
色々ありましたが、最後は良い球団で現役を終わることが出来て良かったのではないかと思います。