あなたの子供は右利きですか?それとも左利きですか?
ほとんどは右利きが多いのですが・・・たまに左利きの子供もいますよね!食事の時に、スプーンやフォークを左手で持って食べているようなら、もしかすると左利きかもしれません。もし子供が左利きだった場合、気になるのが「治すべきかどうか?」ということではないでしょうか。「左利きは良くない」という意見もよく聞きますし、親としては何とかしてあげたいですよね。
そこで、子供の利き手について詳しくまとめてみました。まずは、子供の利き手はいつから判断出来るのか見ていきましょう。
子供の利き手の判断はいつから可能?
子供の利き手は大体1歳前後から表れ始めますが、1歳前後の子供は両方の手を使うことが多いので、まだ判断が難しいです。そのため、子供の利き手がちゃんと判断出来るのは3歳前後からだと言われています。子供の利き手の判断ですが、このような状況の時にどちらの手をよく使っているのか見てみましょう。
- 食事をしている時(スプーンやフォークなどをどちらの手で持つか?)
- おもちゃで遊んでいる時(おもちゃをどちらの手で持つか?)
- お絵かきをしている時(ペンをどちらの手で持つか?)
なぜ利き手が右利きと左利きに分かれるのかというと、脳が関係しているみたいですが、具体的には未だに解明されていません。
ですが、利き手の割合は右手9:左手1というデータはあるみたいです。
かなり左利きは珍しいわけですが、左利きにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
左利きのメリット・デメリットについて
「左利きは良くない」という意見は、若い世代(子供にとって親)というより、上の世代(子供の祖父や祖母)が持っているケースが多いです。
しかし、左利きはデメリットばかりではなく、メリットもちゃんとあるので、詳しく説明していきます。
左利きのメリット
①スポーツで活躍しやすい
スポーツでは、右利きの人は右利きの動き、左利きの人は左利きの動きを行っています。左利きの人は少ないですから、右利きの人からすると動きが読みにくく、スポーツで活躍しやすいです。
②天才は左利きが多い
科学的根拠はありませんが、天才と言われている人は左利きであることが多いです。(ピカソ、ベートーベン、モーツァルト、ビルゲイツ、オバマ大統領、松本人志など)
③両利きになれるチャンス
世の中は右利き用に作られている物が多いので、右手を使う訓練をして両利きになる人も多いです。両方の手が使えると、用途に合わせて使い分けることが出来るので便利です。
左利きのデメリット
①左利きだと使いにくい物がある
左利きだと使いにくい物といえば、「ハサミ」ですね!ちゃんと左利き用のハサミも販売されていますが、右利きの人が多いので職場などではmyハサミが無いと苦労するかもしれません。
②いじめられることがある
先ほども説明した通り、左利きの割合はかなり少ないため、いじめの対象になってしまうことがあります。
③上の世代から「しつけがなっていない」と思われる
上記のようなデメリットがあるため、上の世代は「左利きは良くない」と考え、左利きを治さないと「しつけがなっていない」と思ってしまう人が多いみたいです。
このような意見の人は、考え方に柔軟性がちょっと足りないような気がしますが・・・左利きのデメリットを踏まえると、あながち間違っていないことが分かります。
子供が左利きの場合は直すべきなのか?
一概にこう!とは言いきれませんが・・・もし子供が左利きでも、親が無理に治さなくても良いのではないでしょうか。そもそも、子供は自分にとって左手の方が使いやすいから左利きになったわけで、生活上で困ることはまずありません。もし生活上で困ると子供が感じた場合は、自然と右手も使い「両利き」になるでしょう。
左利きのままだと「しつけがなっていない」という意見もあるため、親の立場や子供のことを考えると右利きに治したい気持ちはとても良く分かります。
しかし無理に左利きを治そうとすると、子供のストレスになりますから、あまりおすすめしません。
まとめ
- 子供の利き手は1歳前後から表れ始めるが、判断出来るのは3歳前後から
- 左利きはスポーツで活躍しやすかったり、天才の人が多いというメリットがある
- 子供は自分が使いやすいから左利きになったわけなので、親が無理に治す必要はない
利き手について説明してきましたが・・・実は私、「両利き」なんです!元は左利きだったのですが・・・子供の頃に親に治されて右利きになりました。そのため基本的には右利きなのですが、右手を骨折した経験があり、しばらく右手が使えなかったので左利きも再習得しちゃいました!
このような経験から言えるのは、親が心配しなくても、使いにくい(使えない)状況になれば、私のように両利きになるということです。
色んな意見があるとは思いますが、子供にとって使いやすい手を使わせてあげるのが1番ではないでしょうか。