離乳食が進んでくると、ママが食べているお菓子を欲しがり出す赤ちゃんも。赤ちゃんにいつからお菓子を与えていいのか、そもそも悪影響はないのか、などの疑問を抱えられたママさんは少なくないと思います。
今回は、赤ちゃんへお菓子を与える時期についてご紹介します。
赤ちゃんにチョコレートはいつから?
赤ちゃんにお菓子をあげる時期は、離乳食が3回食になった頃が1つの目安です。3回食になる生後9・10・11ヶ月頃の赤ちゃんは、ちょうど手づかみで物を食べることを覚える時期です。手に持って気軽に食べられるお菓子は、自分で食べる練習にもなり、食べることの楽しみも覚えられます。
ただし、この時期はまだ、お菓子で栄養を補う必要はありません。あげ過ぎに注意し、離乳食が完了する1歳半頃から、少しずつおやつの内容を充実させましょう。
赤ちゃんにお菓子を与える上での注意点
1日1回、時間を決める
ダラダラ食べさせると、肥満や虫歯の原因になります。お菓子は1日1回、あとの食事に響かない時間帯に与えます。量は赤ちゃんの成長に合わせますが、欲しがるからといってどんどんあげていると肝心の食事が入らなくなります。3度の食事から栄養を摂るという基本を守りましょう。
大人のお菓子をあげない
大人のスナック菓子やチョコレート、クッキーなどのお菓子を赤ちゃんが食べると、塩分、糖分、カロリー、すべてが過多になります。赤ちゃんの体に負担を掛けることになるので、大人のものを与えるのはやめましょう。
チョコレートが赤ちゃんに与える悪影響
砂糖の過剰摂取で懸念される病気
大人と違って苦味が得意ではない子供向けのチョコレートって、とても甘くしてありますよね。糖分、特に砂糖の摂り過ぎは低血糖、虫歯、肥満など良くないことばかりです。
依存性が高く、チョコレート依存症になりかねない
一度食べると病みつきになってしまうのがチョコレートの怖いところ。リラックス効果があるのはいいのですが、「また食べたい」と思わせてしまいます。
覚醒効果がある「テオブロミン」で興奮してしまうことも
テオブロミンというのはチョコレートに含まれるカフェインに似た成分。カフェイン=コーヒーというイメージが強いですが、そういうわけでもありません。赤ちゃんにとっては影響の大きい成分です。
味覚形成にも影響がある
3歳までにほぼ完成されるという味覚。それまでは出来るだけ甘味の強すぎるものは控えるのが理想的。素材本来の味を楽しめるような優しく繊細な味のものを食べさせたいものです。
アレルギーを引き起こす食品でもある
アレルギーを引き起こす食べ物はたくさんありますが、チョコレートもその一つ。安易に食べさせて良いものではありません。
赤ちゃんへのおすすめお菓子
離乳食期の赤ちゃんのおやつには、消化が良く食べやすいものを選びましょう。赤ちゃん用のおせんべいやクッキーなど、唾液で簡単に溶けるものが良いでしょう。市販のお菓子をあげる際は、アレルギー成分に注意してください。
また、1歳未満の赤ちゃんにはちみつを使ったお菓子を食べさせてはいけません。離乳食完了後は栄養面を重視し、ビタミンやミネラルを多く含む果物や蒸かしたサツマイモ、甘すぎないパンケーキなどがおすすめです。
ここで、市販の材料で作れる栄養満点なホットケーキのレシピをご紹介します。
かぼちゃのホットケーキ
- カボチャをレンジでチン、または茹でて柔らかくする
- カボチャをフォークなどで潰し、牛乳、ホットケーキミックスと混ぜる
- フライパンで一口大に焼いて完成
カボチャをバナナやサツマイモ、すりおろし人参に変えたり、子供用の魚肉ソーセージやチーズを混ぜておかずホットケーキにしたりとアレンジも簡単です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
離乳食が進まない赤ちゃんには、お菓子で栄養を補助しながら、気分転換するのもいいかもしれません。市販のお菓子や手作りのものを上手に使い分けて、おやつタイムを楽しんでみてください。
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