あなたの子供は、瞬発力がありますか?
ちょっと足が遅かったり、テキパキ動くのが苦手な場合・・・もしかすると瞬発力が足りていないのかもしれませんよ!
子供の瞬発力を鍛えるためには、素早く動けるように筋肉を鍛えることが大切です。つまり、筋トレやトレーニングをすると瞬発力アップに繋がりますよ。
そこで、子供の瞬発力を鍛える方法についてまとめてみました。まずは、瞬発力鍛えるためにはどの筋肉を鍛えたらいいのか見ていきましょう。
子供の瞬発力に必要な筋肉とは?
これは子供に限らないことなのですが、瞬発力を付けるためには筋肉の速筋(そっきん)を鍛えることが大切です!
筋肉は、速筋と遅筋(ちきん)という2種類の筋肉が合わさって出来ています。
- 速筋・・・瞬発力に必要な筋肉
- 遅筋・・・持久力に必要な筋肉
私たち日本人の体には大体、速筋3:遅筋7の割合で作られています。もちろん人によっても多少違いはありますが、この割合を変えることは不可能です。持久力に必要な遅筋は鍛えてもなかなか大きくなりませんから、元の割合がとても大切になってきます。
しかし瞬発力に必要な速筋は、鍛えることで大きくすることが可能です。つまり、元の割合が少なくても鍛えることで瞬発力は上げることが出来るんですよ。
では実際に、子供の瞬発力を鍛えるためにはどのようなことをしたらいいのでしょうか。
瞬発力を鍛える筋トレ・トレーニングとは?
本気で子供の瞬発力を鍛えたい場合、サーキットトレーニングがおすすめです!
こちらのサーキットトレーニングは、子供向けに作られたとのこと。
サーキットトレーニングは有酸素運動を行いながら速筋を鍛えることが出来るので、筋肉だけではなく全身を強化することが出来ます。大人にも効果のあるトレーニングなので、ぜひ一緒にやってみてはいかがでしょうか。
とはいえ、サーキットトレーニングは結構ハードなトレーニングになります。まだ子供が小さい場合は、筋肉や骨が十分に成長していないのでちょっと心配ですよね。
小さな子供におすすめしたいのが、ベアフットランニングです!ベアフットランニングは、裸足でランニングを行うこと。裸足でランニングを行うことで、通常のランニングより筋肉が鍛えられるだけではなく、普段あまり使わない足裏のアーチを発達させることが可能です。足裏のアーチが発達すると、スポーツをしていても怪我をしにくくなりますよ。
ベアフットランニングは、本来は裸足で行うものですが・・・最近は専用のシューズが販売されています。足の指先がちゃんと5本に分かれており、裸足に近い形でランニングすることが可能です。道路だと、どうしてもガラスの破片などが落ちているため裸足はちょっと危険ですよね。もしベアフットランニングをする場合は、ぜひ専用シューズの購入も検討してみてはいかがでしょうか。併せて足を傷めてしまわないよう、実施する頻度や環境などには十分に気を付けましょう。
また、瞬発力に必要な速筋を鍛えるためには、食事にも気をつけましょう!
瞬発力を鍛えるのにおすすめの食べ物とは?
速筋をはじめとした筋肉を鍛えるためには、たんぱく質が必要不可欠です!たんぱく質は筋肉を作る元なので、不足しているとどれだけ頑張ってトレーニングをしても筋肉が付きません。
1日に必要なたんぱく質の量は年齢によって変わりますが、特に注目して欲しいのが小学生です。
- 小学生(7歳) ・・・・・・・30g
- 小学生(8~9歳)・・・・・・40g
- 小学生(10~11歳)・・・・・45g
- 小学生(12歳)・・・・・・・55~60g
- 中学生~成人(13歳~)・・・60g
小学生の子供は、年齢が上がるにつれて必要なたんぱく質の量が少しずつ増えます。小学1年生と6年生では、必要なたんぱく質の必要量が倍近く変わります。たんぱく質を不足させないためにも、たんぱく質が多く含まれている食品を食事に取り入れていきましょう。たんぱく質が多く含まれている食品を紹介します。
- いりこ(100g)・・・・(たんぱく質32.8g)
- まぐろ(100g)・・・・(たんぱく質26.4g)
- かつお(100g)・・・・(たんぱく質25g)
- たらこ(100g)・・・・(たんぱく質24g)
- 鶏ささみ(100g)・・・(たんぱく質23g)
まとめ
- 子供の瞬発力を鍛えるためには、速筋を鍛えることが大切
- 子供のために考えられたサーキットトレーニングがおすすめ
- たんぱく質は年齢によって必要量が変わるので、不足しないように気をつけること
あるスポーツのコーチによると、最近は足の使い方が下手な子供が多いみたいです。最近の子供は家でゲームをして遊ぶことが多く、外ではあまり遊ばないですよね。そのためスポーツをしていても足が上手に使えず、瞬発力に欠けるんだとか。
足の使い方を上手にするためには、家の中で構わないのでなるべく裸足でいるようにしましょう。裸足でいると足の裏をしっかり使って歩きますから、自然と足の使い方を特訓することが出来ますよ。
また、併せて動体視力を鍛えるという選択肢もあります。子供も使える専用のメガネもあるようですよ。