おにぎりダイエットってなに？
白米はダイエットに効果あるの？玄米ならまだわかりますが・・結論から言うと、出来ます！
おにぎりダイエットの本質としては、うんどん、蕎麦、パスタ、ラーメンのような粉ものの炭水化物を摂取するのではなく、自然の状態である固形の炭水化物を摂取して、体質を改善することでダイエット効果が得られるというものです。そのため、本格的なダイエットというよりは、太っている人が痩せやすい体質になるためのいわばダイエットの準備のようなものです。
ですので、体質が丁度変わるといわれている３週間が目安です。それ以上実践してもあまり効果を得られるものではありません。実際に、もとから痩せている人には効果はほとんどはなく、太っている人に有効なダイエット法です。それを踏まえた上でおにぎりダイエットの効果的な方法についてお話ししていきたいと思います。
おにぎりダイエットの効果的な方法とは？
日本の食文化として昔から穀類中心の生活をおくってきました。ですので、体も穀類に対応しやすくなっており、脂身の多い肉類は基本的に苦手です。その証拠に、脂分の多い食生活を送っていると病気になりやすいです。
もちろん、海外の人たちも当てはまることではありますが、特に日本人は油に対抗する力が遺伝子的に弱いのです。そういう意味からも穀物中心の生活を送ることがダイエットだけではなく、健康を維持する上で重要になります。
そこで、食の欧米化により、偏った生活を送っている場合、それを3週間でリセットするため、白米2合分のおにぎりを毎日3～４回に別け、おかずは野菜を摂取します。これによって欧米体質から日本人らしい体質へ取り戻すことができます。
また、肉、魚などの動物性たんぱく質、油の多い食品、甘いお菓子、他、糖質の高い果物は摂取を控えてください。もちろん、お酒もダメです。お酒は太る原因物質になります。
これらの食品を控えた上で、朝1つ、昼2つ、夜1つと他は野菜だけを食べて生活します。野菜に関しても生野菜なんかはドレッシングをかけないと味がしなくておいしくないと思われる方もいらっしゃるかと思います。
生野菜もよく味わって食べることで、野菜本来のミネラル感を味わうことができますし、もしドレッシングをかけるのであれば、油が含まれていない、ポン酢やお酢のノンオイルドレッシングを使用しましょう。
おにぎりの中に入れるおかずは、先ほどの説明からも肉類、魚類はダメなので、良く使われる、ツナマヨ、おかか、シャケ、明太子はダメです。こんぶ、ゴマ塩、梅干しといったものを使用しましょう。
その他、同じ炭水化物である、ラーメン、パン、などおにぎり以外の炭水化物はこの期間内には絶対に摂取しないでください。味噌汁に関しては、和食ですのでOKです。
しかし、中に入れる具材は、豚汁のように肉をいれては絶対にダメです。いれるものは野菜、海草、豆腐といった食材にしましょう。そうでないと体質改善の意味がありません。
また、飲み物に関してはオススメなのは水かお茶です。理由としては、スポーツドリンクになると糖分が多いため体質改善の邪魔をしてしまいます。その他糖分が多いと思われる清涼飲料水や果実系のジュースも当然NGです。
おにぎりダイエットの目的
冒頭でもお話ししたように、おにぎりダイエットというのは、あくまでも3週間だけ行い、その間に体質改善をするためのものです。肥満症の方であればこれだけでもダイエット効果は得られるものの大きな効果は得られません。目標体重は、現在の体重の5％マイナスにできればそれでいいのです。
体質を変えてからは、しっかりと運動を取り入れた燃焼系のダイエットを行っていくことが重要になります。では、おにぎりダイエットと燃焼系の運動を併用してもよいのでしょうか？
もちろん、軽いウォーキング程度であれば、問題ないかと思いますが、ランニングやウエイトトレーニングなどいわゆるハードな運動は避けましょう。理由としては、エネルギー食の中心がおにぎりですので、貴重なエネルギー源を消費してしまいます。
ハードな運動を行う場合はそれなりのカロリー摂取は行いましょう。あとは、おにぎりだけですとどうしても栄養不足になるため、サプリメント等でそれを補いましょう。
そして、3週間のおにぎりダイエットを終えたら急激に、どか食いしてしまうと失敗で激太りしてしまいます。そのため徐々に徐々にゆっくりと戻していきましょう。また、おにぎりだけを食べるダイエットではありません。それでは炭水化物の過剰摂取で肥満を促進します。
このように、しっかりとした目的とやり方を把握していないと逆に太ってしまうことにもなりますので、必ずおにぎりダイエットの本質ややり方を理解した上で実行していきましょう。
参考文献）食品成分データベース
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