やっぱりー

カレーライス・うどんの1杯のカロリーは?ダイエットや栄養によい食べ方は?

カレーは日本の国民食!老若男女に愛されている食べ物ですよね。
1年中食卓に上りますが冬は体を温め、夏バテでの時にはスパイスの香りで食欲を呼び起こしてくれます。

そんなカレーライスですが、気になるのはそのカロリー。
果たしてダイエットには向いているのでしょうか?それともNG?
カレーライスと、こちらも人気のカレーうどんの両方について調べてみました。

カレーライスのカロリーと栄養は?

一般的なカレールーを使ったカレーライスのカロリーは、約600~800kcalです。
材料別の内訳は以下のようになっています。

以上で合計が約600kcal。

女性の1日の摂取カロリーの目安は1800~2000kcalですから、1日の約1/3となりそれほど高カロリーとは言えないんですね。
ただこれは家庭で作る場合で、外食の場合はライスの量や具材によって大きく変わります。
カツカレーなら軽く1000kcalを超えてしまうでしょう。

カレーライスはビタミンやたんぱく質、炭水化物をバランスよく摂ることができる栄養面でも優れた食品なのですが、さらに使用されている20種類以上のスパイスによって、健康に良い効果も期待できます。
まずターメリックは血行を良くし、活性酸素を除去する働きがあり、アンチエイジングに有効。
また生姜やニンニクも血行を良くし、体を温めますよね。
さらにクミンやコリアンダーは胃腸の働きを活発にし、食欲がない時でもカレーなら食べられる人も少なくないでしょう。

カレーをダイエット向きにするためには?

このように栄養的にも優れたカレーライスですが、ダイエット向きかというと簡単にYESと言えない側面も。それは脂質が多いこと。
カレーライスは材料を油で炒め、選ぶ肉によっては脂肪分が多くなります。
ダイエット時には以下のポイントを抑えていきましょう。

ライス

上記の数値を見ても分かるように、ご飯がカロリーの半分を占めています。
まずはこれをカットします。
オススメは玄米や五穀米に変えること。
噛みごたえもあり、量を減らしても満腹感が得られます。特に具材にジャガイモを入れるなら炭水化物過多になるので、ライスは8分程度にしたいところです。
他にもマンナンライス(こんにゃく入り)や、ご飯を炊く時に白滝を細かく刻んでかさ増しすると、カロリーを大幅に減らせます。

なるべく脂肪分の少ない肉を選ぶのがポイント。
鶏肉や豚肉のヒレ肉・モモ肉が特にオススメです。
鶏肉もモモ肉を使いたいなら、出来るだけ皮は取り除きましょう。
テフロン加工の鍋を使えば、油なしで炒めることもできます。
最初に肉を焼く時に脂がでますが、それをキッチンペーパーで取り除くのも効果的ですよ。
時にはシーフードや野菜カレーにすると、さらにヘルシーです。

野菜

ジャガイモやニンジンが定番ですが、糖質を気にする人もいるのでは?
季節によって野菜を変えるとヘルシーなカレーになりますよ。
ゴーヤ・茄子・ピーマン・セロリ・キノコ類は特にオススメです。
レンコンも歯ごたえがあり、意外にカレーに合います。

カレールー

ルーには意外と油分が使用されているので、カロリーハーフのルーがオススメ!
売っていない場合はルーを通常より減らし、カレー粉やスパイスで味を足します。
とろみは片栗粉でつけましょう。

カレーうどんのカロリーは?

カレーうどんのカロリーは約500kcal強と、カレーライスより低くなっています。
つゆになっているのでカレーより濃度が薄くなっているのと、ご飯よりうどんのカロリーがやや低いのが、カレーライスよりカロリーの低い理由です。

カレーうどんをダイエットにする際に気をつけたいのは、うどんは消化が良いので腹持ちが良いとは言えないこと。喉越しも良いので、つい早食いにもなってしまいますよね。
なので、出来るだけ讃岐うどんのような堅い食感のうどんを選びましょう。

さらに最もNGな行動が、ご飯も一緒に食べてしまうことです。
残ったつゆにご飯を入れると美味しいのですが、それによってカロリーは+300kcalと考えて下さい。ランチ時にはサービスでご飯がセットになるお店も多いのですが、心を鬼にしてお断りすることをオススメします。

カレーライスもカレーうどんも、自分で作れば油分・脂肪分・ライスの量などを調節出来るので、ダイエット向き食品に変えることも可能です。
カレーのスパイスはストレス解消にも良いので、無理に我慢せず美味しくいただきましょう!

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