あなたは、自分の足に自信が持てていますか?
特に女性の場合は、自身の足の形に不満を抱いている人が多いと思いますが、その悩みの1つにふくらはぎがあると思います。
そこで今回は、ふくらはぎを鍛える効果の期待できるつま先立ち筋トレについて解説していきたいと思います。
ふくらはぎの役割
人間にとってふくらはぎはどのような役割を持っているのでしょうか。
ふくらはぎはまずその外見において、足をきれいに見せる効果があります。
女性の場合は細く引き締まったふくらはぎは魅力的に映りますし、男性の場合も程よく筋肉のついたふくらはぎがあると、スタイルが良く見え、男らしさも出てきます。
ふくらはぎは水分が溜まりやすく、むくみやすい箇所でもあります。
また、短距離やサッカーなどのスプリントが多い種目を行うことで筋肉が付きすぎてしまい、太くなってしまう箇所でもあります。
またふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれています。
あなたの胸のところにある心臓は、血液を体に循環させる役割を果たしていますが、心臓から遠い部分、具体的には下半身に対しては、うまく血液を送ることができず、どうしても血流が悪くなってしまいがちです。
これがふくらはぎがむくみやすい原因でもあります。
そこでふくらはぎが心臓に変わって血液を下半身に循環させる役割を担っており、これが第二の心臓と呼ばれる理由となっています。
このふくらはぎのポンプ機能は、筋肉の量とも比例していますので、ふくらはぎの筋肉が弱いとそれだけ下半身の血流が悪くなり、それによってむくんでしまう原因を作ってしまいます。
逆に言えば、ふくらはぎの筋肉を鍛えることで血流をアップさせ、それにより代謝を向上させることができるようになるので、ふくらはぎは是非鍛えておきたい箇所であるといえます。
つま先立ち筋トレの仕方や効果
実際にふくらはぎを鍛えるトレーニングとして有効なのが、つま先立ち筋トレです。
このやり方は非常にシンプルで、ただつま先で立った状態をキープするというものです。
つま先といっても、別に足の爪を立てる必要はなく、かかとを浮かせた状態をキープするというトレーニングになります。
やり方としては、壁などに手をついて状態でかかとを上げ、その姿勢を保つという方法で、自宅などのでもできる他、通勤中の電車でも、吊革につかまることで行うことができます。
また、歩く際にもつま先を立てて歩くことでふくらはぎを鍛えることができる他、通常の歩行よりも消費カロリーはが高くなるとされます。
一般着的に言われているところとして、つま先を立てて歩くことで1分間の消費カロリーは約3kcal消費されると言われています。
頻度に関してはほぼ毎日行っても問題はないですが、最初のうちは筋肉痛が生じることもありますので、筋肉痛がある間は行わなくても良いでしょう。
つま先立ち筋トレの応用編
つま先立ち筋トレをさらに効果の高いものにしたい場合には、カーフレイズなどの筋トレを行うこともできます。
これはかかとを上げ下げすることでふくらはぎの筋肉を動かし、刺激するというトレーニングです。
電車の中でも、吊革につかまった状態でかかとの上げ下げを行うことでさらに強い刺激を入れることが可能になります。
ふくらはぎに対する誤解
ふくらはぎに対しては、誤解されている部分があります。
特に女性の場合は、細く引き締まったふくらはぎを手に入れるためには筋トレを行うとむしろ足が太くなってしまい、見栄えの悪い足になってしまうのではないかという懸念を持つ人がいると思います。
しかし、筋トレをして筋肉が太くなるには、相当な負荷をかける必要があります。
ボディビルダーなどはバーベルをかついでカーフレイズを行ったりしていますし、サッカー選手の場合もダッシュを延々と繰り返すなかでふくらはぎが太くなっていくのであって、決して日々のつま先立ち筋トレでふくらはぎが太くなるということはありません。
むしろ、血行は促進されることによりむくみを改善し、老廃物を出す効果が期待できますので、細く引き締まった足を作りたいのであれば、積極的につま先立ち筋トレを行ってほしいところです。
ふくらはぎは筋肉としての面積も大きいので、その分代謝を上げることができます。
代謝が上がれば足だけでなくお腹周りの脂肪が燃焼されるようにもなりますので、ダイエット効果としてかなり有効です。
まとめ
以上、つま先立ち筋トレに関して解説してきました。
ふくらはぎをコンプレックスに感じている人は多いと思いますが、正しいトレーニングを行うことによりその形を変えることは十分に可能です。
是非今回紹介した内容を参考にして、健康的なふくらはぎを手に入れ、それによるメリットを享受できるようにしてください。