出典:[amazon]立川談春/来年3月15日
立川談志の弟子でも有り、役者として活動を続ける立川談春さんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 高座名 立川談春 (本名 佐々木信行)
- 生年月日 1966年6月27日
- 師匠 立川談志
- 所属一門 立川流
- 位 真打ち
- 所属事務所 (株) フラジール・ルミエール
- 活動開始 1984年
- カテゴリー 落語家、俳優
プロフィール。結婚してる?弟子は?独演会のチケットが取れないという噂の真相は?
1984年3月に立川談志に入門し、その時点で高座名は談春。1988年3月に二つ目に昇進し、1997年9月20日に真打ちに昇進しました。因みに、高校を中退して立川談志師匠に弟子入りしており、人生を懸けた入門でした。
立川流は落語協会や落語芸術協会に所属していないため、独自の基準を設けクリアすると昇進していく仕組みです。
立川流での基準は、①二つ目昇進は、落語50席と都々逸・長唄・かっぽれなどの歌舞音曲、②真打昇進は、落語100席と歌舞音曲で立川流では真打ちに昇進しますが、談春一門では別に基準が有り、談春門下の前座でいられる期間は入門してから5年間で、それまでに二つ目に上がれなければ破門となります。因みに、二つ目昇進の試験は1度限りです。
数多くいる落語家の師匠と呼ばれる人の中でも、談春さんはある意味優しい人とも言えるのかもしれません。落語家として例え才能が無くとも、早い時期に足を洗うのであれば違う道への選択肢がまだあるそう考えているので、向いてない人には辞めるように諭して廃業させています。
立川談春さんに話を戻すと、1991年に、にっかん飛切落語会 若手落語努力賞を受賞したのを皮切りに、1997年に第2回林家彦六賞を受賞。近年では、2008年に第24回講談社エッセイ賞を『赤めだか』で受賞。
TBSテレビで、『赤めだか』としてスペシャルドラマが放送され、嵐の二宮和也が談春役を演じるという、原作者を美化するという手段に出ました。視聴率も10.7%を記録しました。
嵐の二宮和也を起用した割には、視聴率がイマイチ獲得できないのが少し残念でしたが話題になったのは間違いありません。さてもう一段踏み込んでプライベートを書いていきます。
結婚しているかについてですが、結婚はしているようです。しかしながらプライベートは秘密主義で語られる事が殆どありません。そのため奥さんに関する情報は殆どインターネット上にはありませんし、子供情報もありません。
弟子に関しては現時点で立川こはる一人が残っており、それ以外の弟子はすべて廃業となりました。2020年時点では修行期間とされており、一部の活動を除き活動を控えています。
真打ちに昇進した際は、活動再開する可能性があります。立川談春さんには、独演会のチケットが取れないという噂がありますが、それは本当のようです。オフィシャルホームページを参照すると、新型コロナウイルスの影響は有りながら、独演会や落語界を開催しており全国各地へ出掛けています。
しかしながら落語だけをやっているわけではなく、平行してドラマにも出演していますので、知名度が下がっては再び上昇という事を繰り返しているため注目度は自ずと上がっておりチケットの取れない状態が続いていると考えています。
因みに、先日も『はぐれ刑事三世』に川辺課長役で出演していました。メディアを使ったプロモーションが恐らく課なり上手いんだろうと考えています。
まとめ
立川談志の弟子は、落語家になれても落語をやる場所を自分で見つけなければならないため苦労をすることになります。落語協会や落語芸術協会に所属していれば演芸場などに出ることが出来ます。
しかし、師匠が協会を飛び出してしまったので、弟子も同じような扱いを受けてしまうのです。自身に相当な実力が無いと落語を続けて行く事が出来ないと言うこともあります。しかしながら、立川流の落語家は随所で評価が高いので協会に所属していなくとも落語を続ける事が出来ている弟子が殆どです。
ある意味立川流は、個人実力主義の団体なのでその実力が無いと立ち行かないと言う厳しい場所なのかもしれません。