なぜか最近、手の甲の血管が浮き出てきた気がする・・・。 血管が浮き出ていると手が老けて見えるし、ちょっと気持ちが悪いですよね! 手の甲の血管が浮き出るのを何とかするためには、原因を知ることがとても大切です。 そこで、手の甲の血管が浮き出る原因や、予防・解消法についてまとめてみました。
- 手の甲の血管が浮き出る原因
- 原因から考える予防・解消方法
- 現実的な予防・解消方法
まずは、手の甲の血管が浮き出てしまう原因について説明していきます。
手の甲の血管が浮き出る原因とは?
手の甲の血管が浮き出てしまう原因には、このようなものが考えられます。
①血管が太い
体の筋肉が増えるとたくさん血液が必要となるため、血管は太くなるといわれています。手の甲の血管も体の筋肉が増えると太くなりますから、血管が浮き出てしまう原因としては十分考えられるでしょう。
しかし、血管は太くなると血液の流れる量が多くなるため、「体の温度が上がって病気になりにくい」というメリットもありますよ!
②運動で血管が膨らむ
運動はあらゆる筋肉を使いますから、たくさん血液が必要となります。たくさん血液が必要なのに血管が細いままだと、血液の量が追いつきませんよね。
血液の量が追いつかないと困りますから、体は血管を膨らませて対処するようです。
これは一時的なものなので、運動をし終わると血管はまた元の細さに戻ります。しかし、一度膨らんだ血管はなかなか戻りにくく、運動の後にクラクラするのはこのためだといわれています。このような状態を、「運動後低血圧」というので、ぜひ覚えておきましょう。
③皮下脂肪が少ない
「筋肉が増えた」「ダイエットをした」「年をとった」など・・・何か身に覚えはありませんか?このような要素によって皮下脂肪が少なくなると、血管の太さにかかわらず手の甲の血管は浮き出てしまいます。
原因が分かったところで、手の甲の血管を目立たなくするにはどのような予防・解消方法があるのでしょうか?
原因から考える予防・解消方法とは?
それぞれの原因に合わせて、手の甲の血管を目立たなくする予防・解消方法をみていきましょう。
①血管が太い場合
筋肉が増えるとよりたくさんの血液が必要になって血管が太くなりますから、血管を細くするためには体の筋肉を落とす必要があります。体の筋肉を落とす方法はとても簡単で、筋肉を使わなければ勝手に落ちるでしょう。
しかし、筋肉を使っていないのにもかかわらず、なかなか筋肉が落ちない場合があります。このような場合は、普段の姿勢や歩き方が悪い可能性があります。姿勢や歩き方が悪いと無意識に筋肉を使ってしまい、筋肉がなかなか落ちてくれません。もし普段の姿勢や歩き方が悪い場合は、1度見直してみてはいかがでしょうか。
②運動で血管が膨らむ場合
運動が終わると血管は元の細さに戻りますから、戻るまでしばらく待ちましょう。
なかなか血管が元の細さに戻らなくてクラクラしてしまう「運動後低血圧」を予防するには、鉄分をしっかり摂るのがおすすめです!鉄分は血液のヘモグロビンを作るのに欠かせない栄養素なので、日頃からサプリメントなどでしっかり補っておくと運動後にクラクラしにくくなりますよ。
③皮下脂肪が少ない場合
皮下脂肪が少ないことが原因として考えられる場合、皮下脂肪を増やさない限り解消することは出来ません!手の甲の皮下脂肪だけを増やすのはなかなか難しいので、もし解消しようと思ったら体全体の皮下脂肪を増やすことになるでしょう。
皮下脂肪を増やすと体は太ってしまいますから、健康面で考えるとちょっと微妙なところですね。
これらをまとめると、手の甲の血管を目立たなくする予防・解消方法とは、筋肉を落としたり皮下脂肪を増やすことになります。しかし、スポーツや体を使う仕事している人はなかなか筋肉は落とせないですし、よほど痩せていない限り皮下脂肪を付けたい人はいないはずです。
予防・解消方法としては間違ってはないのですが、現実的には難しいのではないでしょうか。
このような方法以外に、もっと現実的な予防・解消方法はないのでしょうか?
現実的な予防・解消方法とは?
手の甲の血管が浮き出るのを根本的に解消するためには、やはり筋肉を落としたり皮下脂肪を付けることが大切です。
しかし、このような予防・解消方法は現実的にはなかなか難しいですから、手の甲の血管を目立たなくすることを重点に予防・解消方法について考えてみましょう!
女性は家事などで水に触れることが多く、どうしても手の甲が乾燥してしまいがちです。手の甲が乾燥すると血管は目立ちやすくなってしまいますから、しっかり水分を補うことが大切です。要するに手の甲の血管を目立たなくするためには、しっかりケアすることが大切なんです!手の甲のケアとしておすすめなのは、やはりハンドクリームです。ハンドクリームは手の甲の水分を補うだけではなく、手の甲が乾燥するのも防いでくれますよ。
まとめ
- 血管が太かったり皮下脂肪が少ないと、手の甲の血管が浮き出てしまう
- 筋肉を落としたり太ると血管は目立たなくなるが、現実的にはなかなか難しい
- 現実的な予防・解消方法としては、手の甲をハンドクリームでしっかりケアすること
ちょっと見て欲しいのですが・・・手の甲の血管って緑に見えませんか?血液の色は赤いのに、緑に見えるのは何だか不思議なかんじがしますよね。手の甲の血管が緑に見えるのは、どうやら「光の反射」が関係しているみたいです。
肌が白い人ほど、「光の反射」によって手の甲の血管が緑に見えるんだとか。
肌が白い人は血管自体が目立ちやすいので、目立たなくするためには少し日焼けしてみても良いかもしれませんね!