フコイダンといえば、がんなどを予防する健康効果が期待できる栄養成分として注目されていましたが、実は、これは美肌にも効果的なのです。実際最近ではフコイダン含有の美容液も販売されているぐらいです。
フコイダンで得られる美容効果とは?
保湿効果
とある実験によりますと、18人の方々にフコイダンをお肌に浸透させたところ、塗る前の肌の水分量の平均値が、42.5であったのに対して、4週間フコイダンを塗り続けていたら平均値が46.7まで上昇したのです。
つまりは保湿効果があると考えられます。フコイダンの成分が肌の表面に膜を貼り、水分の蒸発を防止する仕組みになっております。保水液の蒸発防止に、クリームで幕を貼るスキンケア法がございますが、クリームだと油っこいと考えるのであれば、フコイダンを塗るのもよいかもしれませんね。
エイジングケア
呼吸により空気中の酸素を体内に取り込むことはあらゆる生命活動を行う上で重要になります。また、その一部が活性酸素になるのですが、コレが増えすぎると、
本来細胞を守るはずのものが細胞を壊す働きをします。その結果肌にも影響がでまして、シミ、しわ、肌荒れ、ニキビなどの肌のトラブルを招きます。しかし、フコイダンにはビタミンCやビタミンEと同じく高い抗酸化効果がございますので、活性酸素を除去してくれます。結果、これらのトラブルを解消してくれるのです。
ダイエット効果
フコイダンにダイエット効果が確認されたのは、とある動物実験で、フコイダンの摂取を行ったところ、血中の中性脂肪やコレステロールを減少させる効果が確認されました。
その理由としては、もともとフコイダンは食物繊維ですので、血中に存在する中性脂肪のもととなる余分な脂肪やコレステロールを吸着し、それを便として体外へ排出するため、体に脂肪がつきにくくダイエット効果が期待できるという仕組みです。
さらに、胆汁酸を減少させる働きもあります。胆汁酸とは、腸内で脂質と結合することで吸収しやすくなるもので、また、血中のコレステロールが胆汁酸を生成する上で使われます。つまりは、胆汁酸を減少させることで、同時にコレステロール値も減少するという仕組みです。
間接的にも美肌有効成分である
実は、フコイダンは間接的にも美肌に効果を発揮してくれます。理由としては、フコイダンとは水溶性の食物繊維です。ですから、腸内で発酵され、ビフィズス菌をはじめとした善玉菌を増やし、腸内環境を良好にします。
その上、保湿効果もありますので便に沢山の水分を含み排泄を良くします。ですから、便秘も防止できるわけです。腸内環境が良好になったり、便秘が防止できれば、
ニキビや肌荒れなどの肌のトラブルも解消することができます。こういった意味で間接的な効果もあります。また、美容液としてお肌に塗るのも保湿効果が高いので有効成分として注目されているわけです。
[amazon]フコイダン 30日分