気になる陰部のにおい、すそわきが。今回はすそわきがかどうかチェックするためのポイント、すそわきがを解消するための対策をご紹介します。
チェックポイント
1.下着に黄色い汗じみがつく
すそわきがの原因のアポクリン汗腺から出る汗はやや黄色くにごっています。下着に黄ばんだ汗じみがついてしまう人は、陰部にアポクリン汗腺が多く、すそわきがである可能性が高いでしょう。アポクリン汗腺から出た汗は水分のほかにも脂肪酸やミネラル、糖質などの様々な物質が含まれていてこの様々な物質が酸素や微生物によって酸化され黄色い汗じみとなります。
2.パートナーまたは家族に陰部が匂うといわれた
恋人や配偶者などに陰部のにおいが指摘されるとすそわきがかもしれません。生理やおりもののにおいが混じっていることもありますので自分で下着のにおいをかいでみるとよいでしょう。ひどい悪臭がする場合は婦人科系の病気が潜んでいる可能性もあるので診察を受けてみるとよいでしょう。
3.耳垢が湿っている
耳の中もアポクリン汗腺が多いところです。アポクリン汗腺が異常に分泌され耳の中の垢が湿ると「軟耳垢」となります。するとすそわきがになる確率がとても高くなります。
4.乳首からもにおいがする
乳首の周りもアポクリン汗腺が多いところです。乳首からわきがのにおいがする場合もすそわきがである確率が高くなります。
5.陰部の毛が濃い
毛の多さよりも濃さがポイントです。陰毛の1本1本が太く、さらに1つの毛穴から2本くらい生えているとアポクリン汗腺が多い可能性が高いです。よって陰毛が濃いとすそわきがの可能性が高くなります。
6.両親や親族にわきががいる
わきがは優性遺伝する傾向にあります。アポクリン汗腺の数も遺伝するため生まれた子供もアポクリン汗腺の数が多くなる可能性が高くなります。親族にわきがのいる人は自分もすそわきがになっている可能性が高く、両親ともにわきがの場合は75%以上の確率で自分もすそわきがになる可能性があります。
上記の6つのポイントすべてに当てはまる方はほぼすそわきがだと言えるでしょう。いくつかあてはまるだけでもすそわきがを疑ったほうがよいです。
対処法
1.陰部を清潔に保つ
体を洗う際には恥垢(ちこう)や汚れがたまりやすい大陰唇、小陰唇の溝までしっかりと毎日清潔に洗いましょう。洗浄力が強すぎる石鹸やボディソープを使うと皮膚を守る常在菌まで洗い流してしまいます。常在菌が少なくなるとニオイの原因となる雑菌が繁殖しやすくなります。
陰部を洗う際には低刺激のデリケート石鹸を使用し洗いすぎないように注意しましょう。洗う際には石鹸をたっぷり泡立てて指の腹で優しく丁寧に洗います。
2.デオドラント製品を使う
デオドラント製品は体臭や汗のにおいを防いだり、取り除いたりすることができます。すそわきがには、においのもとを除菌することが実証されたもの、制汗効果も期待できるもの、携帯できるもの、クリーム形状で伸ばせるもの、価格が安くなく高くないデオドラント製品がおすすめです。
3. 汗・汚れを取りさる
汗をこまめに拭いてやりにおいを軽減させましょう。汗の出やすいときは可能であればシャワーで洗い流し、タオルやウェットティッシュなどを常備して少しでも多くにおいのもとを取り除いてあげましょう。トイレに行った際にはビデできれいに洗い流しにおいのもとを取り除きましょう。
ビデの使えないところではデリケートゾーン用のウェットティッシュで拭いてあげるとよいでしょう。
4.食事内容を見直す
すそわきがの原因はアポクリン汗腺から出る汗です。動物性タンパク質を多く摂ると体臭が強くなるので肉類や卵、乳製品といった動物性たんぱく質をよくとる人は要注意です。
魚や野菜を中心とした食事を心がけましょう。ニンニクやトウガラシなどの香辛料やアルコールなども発汗を促すことでにおいの原因となるので摂取を控えにおいを軽減させましょう。
5.医師に相談してみる
なかなか敷居が高いですが、アポクリン腺に関しては、クリニックで治療も可能です。自分が臭う、と思っているだけで、実は問題がないことも往々にしてあります。客観的に一度、医師に診てもらうのも非常に効果的と思われます。皮膚科で対応できるところも多いですので、一度検索して見てください。
まとめ
すそわきがは陰部のデリケートな部分なのでぜひ改善したいところですね。においの原因となるアポクリン汗腺の多い場所を清潔に洗うことが大事なようです。今回紹介した方法ですそわきがの悩みを解消できるといいですね。
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