寝るだけダイエットってなに?
私たち人間は誰しも睡眠時間が必要になります。また、人によっては寝ているときが一番好きだと答える人も少なくはないと思います。生命維持に置いて必要な生理的な行為ですからだれしもが眠るわけですが、実は最近この睡眠を利用したダイエット法「寝るだけダイエット」が流行っているのです。
しかし、疑問に思うところが、寝るだけでダイエット効果が得られるのでしょうか?逆に寝てしまい太ってしまうのではないかと思いませんか?寝太りするなんていいますよね。
ところが、正しい睡眠を行うだけで300キロカロリーを消費できるというのです。確かに寝ている間は身体を作ったり、新陳代謝が活発になり発汗も目立ちます。それを考えるとカロリーの消費は良く理解できますね。
このように、寝ている間に身体の損傷した個所を修復する作業を行うわけですが、それには、成長ホルモンがカギを握っています。成長ホルモンの分泌が良くなれば、筋肉をつけたり、脂肪の代謝を良くしてくれたりしますのでまさに睡眠を上手く利用することでダイエット効果が期待できると言えるのです。
寝るだけダイエットの効果的な方法とは?
寝るだけダイエットが成り立つのはもちろんとあるルールに基づいたうえです。例えば食後すぐ寝てしまう等を繰り返してしまえば、寝るだけダイエットは成り立たず、逆に寝太りしてしまいます。そこで、寝るだけダイエットを効果的に行うポイントをまとめてみました。
食後4時間は置く
胃の中に食べ物が残っている状態ですと、血液が胃に集中し、消化にエネルギーを使うため良質な睡眠が行えません。結果、成長ホルモンの分泌も上手くできないので、ゴールデンタイムの頂を得られにくくなります。たくさん寝ているはずなのに眠いという経験はございませんか。
それは、良質な睡眠がとれていないからです。そのため、必ず、胃の中に入っている食物が完全に消化されてから就寝するようにしましょう。目安としては食後4時間程度が良いかと思われます。
深夜2時には就寝していること
この時間帯は成長ホルモンの分泌が盛んになっているため必ず就寝しておくことが必要になります。成長ホルモンは先ほどもお話ししたようにダイエット効果が期待できます。
その他、若返りのホルモンともいわれていまして、お肌を健康的にしてくれます。夜のゴールデンタイムと言われていまして、22時~2時がベストとされています。
就寝後の3時間
人間はそんな急激な対応はできせん。就寝直後に成長ホルモンの分泌はそこまで期待できず、良いとされるのは、就寝後の3時間といわれています。ですから、ゴールデンタイムに間に合うには、最低でも23時には就寝しておくことをオススメします。
7時間は睡眠をとる
睡眠時間が短い人ほど、身体に負担がかかります。7時間眠っている人と、3時間しか眠らない人では、4時間の休息の差がございますので日常生活に置いて集中力の低下が目立つほか、十分に成長ホルモンの頂を得られていないため太りやすくなったりもします。ですから、必ず、7時間は眠るように心がけましょう。
寝るだけダイエットの注意点
良い睡眠を行うことは、成長ホルモンの分泌を促し、筋肉の修復、代謝の促進に役立ちますのでエネルギーの消費につながることは事実です。しかし、それだけ行っても本当に痩せるのかは怪しい話しです。
よくいわれるのが、眠る前にがっつり食べてしまうと太りやすくなるということですが、内臓も朝昼よりも活動状態が低下しているため、うまい具合にエネルギーが燃焼できず脂肪として蓄積されやすくなるのです。
そういう意味でもやはり、食後4時間は置いてから就寝するようにしましょう。あくまでも、就寝はダイエットの役立つ行為の一つで、日中のエネルギー代謝、健康的な食事と組み合わさることで大きな効果を発揮します。まずは、基本となる運動、食事をしっかりと整えることが、睡眠をダイエット効果に活用できるヒントと言えるでしょう。
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