黒豆にダイエット効果が期待できるって本当?
黒豆ダイエットとは、黒豆に含まれる素晴らしい栄養素を摂取することでダイエット効果を期待できるというものです。また、黒豆は、別名黒大豆とも呼ばれておりまして、古くからは、血行の循環を良くする漢方薬の一つとして利用されてきました。
栄養素としては、アントシアニン、サポニン、イソフラボン、食物繊維が豊富に含まれているため、美容健康効果が期待できる食品です。もちろん、その効能の一つとしてダイエット効果が得られるのですが、お肌の改善や体調の改善としても役立てるかと考えられます。
黒豆ダイエットの効果的な方法とは?
まず、黒豆を食べるには、乾燥した黒豆に水を浸透させて柔らかくする必要があります。そのため、乾燥した黒豆30~70gをボールや鍋に入れて水をもしくは塩水に一晩浸しておきます。水の量は黒豆全体が水をかぶる以上にします。
基本的にこのダイエット法は、黒豆を食べるだけのダイエット法ですので、おせちの煮豆、炊き込みご飯、サラダなど自由です。こちらでは代表的な煮豆のレシピと煮汁を使ったレシピを紹介します。
黒豆の煮豆
材料
黒豆 150g
黒砂糖 90g
水 4カップ
醤油 小さじ一杯
重曹 小さじ1/2杯
塩 小さじ1/2杯
※白砂糖よりも黒砂糖のほうが食物繊維やミネラルが豊富なため
作り方
1 黒豆を軽く洗います。
2 鉄釘を入れます。(黒豆の色を良くするため)
3 黒豆と水をいれて一晩寝かせます。
4 翌朝水面にキッチンペーパーを張り5分強火で煮込みます。
5 後は弱火にしてください。
6 煮詰めると豆にしわがよりますので水を追加します。
7 およそ、3時間程度煮ると完成します。
※釘がどうしても嫌な感じがするのであれば、鉄鍋で行いましょう。
黒豆の煮汁を再利用
黒豆自体を食べることも有効ですが、一番良いのはやはり煮汁を飲むことです。水溶性のため煮汁にポリフェノールが溶け込んでいるため蕎麦湯と同じ感覚で飲むことをオススメします。
飲み方は、レシピというほどではございませんが、粉末青汁と一緒に飲んでも良いですし、プロテインを溶かして飲むのも良いです。お茶、コーヒーにするのもおしゃれですね。
黒豆ダイエットの仕組みとは?
では、黒豆に含まれる美容、健康、ダイエットに有効とされる成分について解説いたします。
1 サポニン
サポニンに脂肪燃焼効果があるという説が浮上していますが、実際のところわかりません。ただ、血糖値の上昇を抑制したり、コレステロールの吸収を抑えるため、ダイエット効果としては有効でありますし、なにより生活習慣病の防止になります。
2 アントシアニン
アントシアニンと言えば目に良いというイメージが強いのではないでしょうか。これも、脂肪燃焼に効果的であるという説が浮上していますが、完全に解明されているわけではなくまだ不明点も多数ありますのでアントシアニンに脂肪燃焼効果があるとは考えにくいです。
3 イソフラボン
イソフラボンは抗酸化ポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用があるということで、更年期障害の方、妊娠中、月経の女性には良い栄養素です。
食欲を抑えるという点ではダイエット効果があるといえますね。それに、コレステロールの吸収を抑えるため脂肪の蓄積をしにくくしてくれます。そういった意味ではダイエットの強い味方になってくれると考えられますが、脂肪燃焼効果はそこまで高くはありません。
黒豆ダイエットはオススメできない?
以上の説明から黒豆に含まれるポリフェノールにより、ダイエット効果がないとはいえませんが、どちらかといえば、健康促進、美容効果の方が強いかと考えられます。
それに、黒豆は食物繊維も豊富に含まれているため食べ過ぎると下痢を招く可能性もございます。また、大豆アレルギーの方は実践できませんので注意しましょう。
では、なぜオススメしないのか?黒豆ばかり食べていても飽きてしまいますし、調理法に時間と労力をかけてしまいます。ですから、よっぽど黒豆が好きでない限り毎日続けることはできませんので置き換えダイエットの一品として活用していくのが良いかと思います。
ただ、黒豆に含まれる成分自体は優秀です。食物繊維も多いので、それも腸のぜんどう運動促進と同時に代謝アップとなり痩せやすい体質を作ってくれると考えられます。そういったところから口コミもよいのかもしれませんね。
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