茄子といえば、もともとの原産国がインドで、暖かい気温を好む野菜です。そのため日本でも7月から9月ごろに収穫される代表的な夏野菜の一つでもあります。本来は真夏に収穫されますが、9月や10月に収穫される秋茄子という品種もございます。
さて、そんな茄子の栄養素ってどうなのでしょう?一見すると色のついた野菜ではありますが、ほとんどが水分でそこまで栄養が無さそうに見えると思う方、実は凄いんです。
茄子の主要ミネラルはカリウム
茄子の90%以上が水分でできています。つまりはほとんどが水です。たんぱく質、ビタミン、ミネラル、緑酸、なども一応含まれてはいますが、ほとんどありません。その中でダントツに多いのが、ミネラルに分類されるカリウムです。カリウムが多く含まれているため利尿作用を起こすのと、ナトリウムを取り過ぎた時の調整に役立ちます。
表面の紫色の皮が凄い
表面の皮の紫色の成分はアントシアニンの一種でナスニンというのですが、動脈硬化などの生活習慣病を予防することができます。
アクを積極的に摂取しましょう
茄子は非常にアクが出やすい食品です。そのアクも強く、渋いので、調理をする前にしばらく水に浸しておくアク抜きを行うことのが一般的です。さらに、茄子を切ってそのまま放置しておくと、アクにより周囲が紫色に変色します。
この理由としては、クロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールによるものです。これは、活性酸素の働きを押させる効果がありますので、老化防止、がん予防、血圧、血糖値の正常化に役立ちます。
ただ、水素水で洗うわけではなく、食べる前に水素水を飲むなどの組み合わせ方をします。もちろん水素水で茄子を軽く洗うのは構いません。けど、洗い過ぎはポリフェノールを洗い流すことにもなりますので軽く行います。アク抜きもする必要は有りません。この渋いのが体にいいのです。
茄子と油を組み合わせるときの注意点
茄子は油ととても相性がいいです。そのため、茄子料理に油を使用することも多いでしょう。しかし、茄子は油を吸いやすいので、うっかり多く油を使ってしまうと高カロリーになってしまいます。
とくに皮まで食べるとなると油を使った料理がメインになるかと思います。その辺の量の調整は上手く行いましょう。
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