昭和の世代では夫が外で働き、妻が家を守る家庭が多く見られました。時代は変わり女性の大学進学率が上昇し、さらにデフレ・経済成長率の低下もあり、厚生労働省の統計によると、2000年以降は共働きの家庭の割合が専業主婦家庭を超えるようになっていきます。現在もその差は広がる一方で、専業主婦家庭の割合は年々低下しているのが現状です。
とは言え年代・地域によってもその割合も変わってきますし、家庭の事情はそれぞれ。子どもの有無に関しても少子化問題は深刻ですが、保育園不足問題を筆頭に日本の子育て事情は決して良いとは言えません。
さらに成人するまでの教育費の負担も大きく、TVではいじめや不登校の問題も良く取り上げられています。こうした状況を考えて、あえて夫婦での生活を選択している人も少なくないでしょう。
ストレス社会の現代ですから結婚当初は共働き世帯であっても、家事との両立に心身ともに疲労し、一時的に専業主婦をしている人もいるかもしれませんね。
先にも述べたように夫婦の考えは人それぞれなので、結婚すれば「子どもはいつ？」、仕事を辞めれば「家にいると暇じゃないの？」と、何かと外野は煩いモノです。でもそんな声は放っておきましょう。夫婦でやりくり出来て、互いに納得していれば他人にとやかく言われる筋合いはありません。
ただ家事にも一定のルーチンが確立して時間に余裕が生まれるようになると、太りやすい環境になってしまうと感じる人は多いよう。コロナ禍で外出が少なくなっている昨今、更にその傾向は強まるでしょう。
でも専業主婦だからこそ、ダイエットしやすくもあるんです。
専業主婦が太りやすい理由？！
子どもの有無が太りやすさに関係するとすれば、小さい子どもがいると目が離せずに動く機会が増える・幼稚園や習い事の送迎、公園に行くといった活動を否が応でもしなければならないこと。子どもがいないと自分のペースで生活出来るので、元々インドアであればあまり外出しなくなり、運動量が激減してしまうことが最大の理由でしょう。
しかし子どもが小学生以上になれば、事情はあまり変わらなくなります。そして子どもがいる場合は、子どもの残り物まで食べてしまい太る人も少なくありません。子どもがいなくても活動量が多ければ、太りやすさとは無縁かもしれません。
家にいる時間が増える、空いた時間につい間食してしまう、TVやゲームをして動かない。こうした生活が太りやすい理由になりそうですね。
ダイエットを成功させるコツ5つ
①家事をエクササイズに！
家事は気合を入れて行うと相当なカロリーを消費します。特に掃除！掃除機だけでなく、雑巾を使って水ぶきを2日に一度は行ってみませんか？脂肪も燃焼されますし、代謝も上がって冷え症の解消効果もあるんですよ。さらに家が綺麗だと気持ちも良くなり、維持しようと小まめに動くなるようになります。
②食事は手作りで！
言われずとも日々食事作りに励んでいると思いますが、ちょっとしたカロリーオフを実践できるのも主婦ならでは。仕事をしていると時間もなく、ついお惣菜を買ってきてしまうことも増えてしまいますが、赤身の肉や魚中心にする・極力油を控えて調理する・玄米や胚芽米に変えるるといった、調理の工夫を余裕を持って試すことが出来ます。
ダイエットだけでなく健康を考え、ネットや本で料理の研究をするのもモチベーションが上がるのでオススメです！
③昼食は炭水化物過多に注意！
1人で食べる昼食は、つい簡単に食べられるカップ麺や冷凍食品に頼りがちになりますよね。どうしても炭水化物過多になりがちなので、具沢山のスープや味噌汁を食べるとお腹も満たされ、ご飯やパンも少量で済みます。多めに作れば夕食にも出来るので、夕食の一品分の手間も省けるメリットも。
麺類が食べたい場合は白滝やこんにゃく麺で代用したり、えのきをパスタに加えるとカロリーカットになります。
④趣味やハマるものを探す
没頭する趣味や何かにハマると、自然と食欲よりそちらに思考が集中していくもの。少しでも興味があることがあれば、調べたり参加したりしてみましょう。その行動で世界が大きく広がるキッカケになるかも？！
⑤まとめ買いに注意！
特売品があるとついまとめ買いしたくなりますが、意外と使い切れず余らせてしまったり、賞味期限前に無理に食べる羽目になることも。
それより食料を家にあまりストックせず、買い物に行く回数を増やす方が運動量を増やすことができます。特にお菓子等はストックしておくとつい食べてしまうので、むしろストックしない方がダイエットには効果的。最初は辛くても間食してしまう習慣を断ちきり、お菓子から摂取していたカロリーをたんぱく質に回した方が筋肉量がアップして、痩せやすい体に変わっていきます。
まとめ
決意さえあれば自分のペースでダイエット出来るので、主婦は痩せやすい環境にある理由とコツを紹介しました。自分なりに工夫して、楽しみながら行うのが継続の秘訣でもあります。
また節約とダイエットを組み合わせる、美肌作りとダイエット両方に挑戦！と体重以外の目標を設定するのもやる気がでますよ。
オリジナルなダイエット成功体験を作りだして下さいね。
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