顔の周辺、肘、膝の黒ずみも無視できませんが、お尻の黒ずみも重要な部分です。例えば、夏に海へ行ったときに、自分のお尻に黒ずみができていたら嫌ですよね。
夏だけではなく、プールへ行ったときに、お尻に黒ずみができていると周りの視線が気になります。やはり、黒ずみがあると清潔感が無いようにも思われてしまうかもしれません。
では、お尻に黒ずみができてしまったらどのようにしてケアを行えば良いのか?また、なぜ、お尻という部分に黒ずみができてしまうのか?説明させていただきますね。
なぜ、お尻に黒ずみができてしまうのか?
顔や、肘、膝とは異なりまた別な原因でお尻に黒ずみができてしまうことがあります。お尻に黒ずみができる原因についてまとめてみましたのでご覧ください。
1 ホルモンバランスが崩れる
例えば、生理不順や妊娠、出産などで女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあります。女性ホルモンが崩れるとお肌にも影響が出ますが、黒ずみも関係しております。
しかし、妊娠や出産によって生じる黒ずみは基本的にホルモンバランスが崩れることで起こるものです。つまりは、ホルモンバランスが正常に戻れば黒ずみは無くなります。ですから、通常は、出産を終えれば改善しますのでそこまで深刻に考える必要もないかと思います。
特に、妊娠、出産などの生理不順は、高体温期、低体温期がありますのでそれを把握し、低体温に気をつけましょう。体を冷やすことはあらゆる病の原因になりますし、黒ずみも例外ではありません。もしも、出産を終えても色素沈着が一向に改善しなかったり、おかしいと思う場合はすぐに産婦人科へ相談してみることをオススメします。
2 圧力や摩擦の刺激で色素沈着が起こる
黒ずみや、シミ、そばかすもそうですが、紫外線などの外部刺激により、メラニンが生成されて色素沈着が起こることが多いです。もちろん、外部刺激ですので、紫外線だけではなく、摩擦や圧力もその原因です。
特に、圧迫感のあるジーンズやズボンをはいていると、屈伸を行うたびに強い摩擦が生じるのでそのた都度、刺激を起こします。事務職の方やデスクワークを仕事にされている方は、椅子に長時間座っているかと思います。長時間お尻を圧迫することになりますので、これも、色素沈着の原因になります。
また、癖でお尻を強く洗ってしまう人もいらっしゃるかとは思いますが、基本的にデリケートな部分ですので優しく洗ってあげましょう。摩擦を与えることで、黒ずみになりますし、
これらでできた黒ずみは、皮膚の表面でなく内部にまでできる。、摩擦黒皮症と呼ばれるものですので、解消するのに時間がかかります。顔にできる黒ずみより厄介かもしれません。、
デスクワークの方が長時間座らないということは難しいことですので、椅子にクッションを置いておくとか、1時間に一度立ち上がり、歩いてみるなど体の循環を良くすることが黒ずみを作らないコツでもあります。
3 ニキビ等かぶれや炎症が原因
例えば、ニキビができると色素沈着に発展する可能性が高いです。ニキビ跡はそれが関係しています。お尻の場合、座っているケースが多いので、これにより、ニキビを作ってしまう可能性があります。
さらに、皮膚アレルギーなどお尻に発生したり、特にお尻は湿った季節は蒸しやすい部分です。それによりかぶれることも多いです。それが炎症になり、色素沈着へ発展することもあります。かゆいからといって絶対に掻かないでください。これにより炎症が悪化します。
清潔にしようと、意識して、お尻を洗ってかゆくなる場合は、石鹸に問題がある可能性があります。そういう場合はすぐに現在使用している石鹸を辞めて、自然由来の刺激が少ない石鹸を使用することをオススメします。かゆみが辛い場合は、かゆみ止めのクリームや薬などを塗って、処置を行い、できるだけかぶれないように意識しましょう。
もし、かぶれが治まらない場合、何かおかしいと思った場合、吹き出物などがある場合は皮膚科へ一度相談しましょう。何か違う病気が関わっている可能性があります。
4 刺激や乾燥によりお尻が過角化する
皮膚は、乾燥や刺激を受け続けると、防衛反応として過角化を起こし、皮膚の角質が分厚くなります。これより、その部分がかゆくなったり、黒ずみになったりします。
過角化を起こし、皮膚を厚くしないためには、乾燥と刺激から身を守ることが必要になります。衣服はできるだけ刺激の少ないリラックスできるものを選ぶこと、特にお尻は乾燥しやすいため、洗浄を行ったら、スキンケア化粧品で保湿を行いましょう。それだけで、随分、過角化から身を守ることができます。
黒ずみになっている場合、過角化が酷い場合は、お風呂で、スクラブで洗顔を行うと良いです。スクラブはあえてざらついた塩などを使い、角質をはぎ落す手法なのですが、分厚い角質をはぎ取るには有効です。
だからと言って、結果を焦り、毎日のように、しかも強くゴシゴシ洗ってしまうのは逆効果です。刺激を与えて、黒ずみを悪化させるだけです。悪魔でも角質を落とすという目的で行うべきものですから、正しいやり方をしましょう。1週間に1~2回程度優しく行います。スクラブを終え、お風呂からあがったら専用の黒ずみジェルなどで保湿を高めましょう。
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