ダイエットと生理周期の関係性とは?
女性の場合男性とはことなり生理周期がございます。実はダイエットを行う時この生理周期のタイミングを理解しておくことでさらに効果を高めることができるのです。
生理とホルモン分泌は密接な関係にあります。生理周期と呼んでいますが、これは女性の体調の指標のようなもので、このタイミングで痩せやすかったり痩せにくかったり時期を判断することができます。
実際、経験したことがある方ならわかるかと思いますが、生理周期によって体重の変化がとても大きいです。また、個々の体質によっても多少の変化がございますので、自分がどの時期が一番痩せやすいのか把握しておきましょう。
ただ、食事、ストレスによりホルモンの分泌が乱れてしまいますと、生理不順になりますので、まずは身体に必要な栄養をしっかりと摂って、ストレスをためない規則正しい生活習慣を送りましょう。
生理周期に合わせたダイエット法
生理中(1~7日目)
ダイエットを行ってもなかなか痩せないという時期は経験したことはございませんか。実はそれが生理中なんです。ですから、この時期に必死にダイエットをしてもあまり効果は得られません。
効果が得られないからといって焦る必要はなく、どうしても生理の関係で痩せにくいだけなのです。だからといったこの時期に何も気にせずどか食いしていたら太るので、目的を割り切りましょう。
生理中は痩せることはあまり考えなくても良いです。どちらかといえば、今の自分の体重よりも太らなく、それをずっとキープできていれば問題ありません。あまり無理せずに、現状維持程度のダイエットを行いましょう。
生理後~排卵期(8~14日目)
この時期はダイエットにとてもオススメです。基礎代謝も生理中より高くなるため、ダイエット効果を得られやすいです。生理中は現状維持程度の運動をすれば良いかと思いますが、ここではそれよりも一生懸命頑張ればダイエット効果を得られやすくなります。
排卵後(15~21日目)
排卵後は、少し太りやすくなりますので、体重が戻らないようにメンテナンスを行う時期です。ですので、生理後~排卵後の8~14日目とどうように本格的な運動を行います。
それとプラスして、軽い有酸素運動、インナーマッスルトレーニングなど脂肪燃焼に効果的な運動を行うと良いです。ここで油断してしまうと、せっかく落した体重が元に戻るどころか逆に太ってしまう可能性も考えられますので要注意です。
生理前(22~28日目)
生理前は便秘に悩まされやすくなります。そのため毒がたまったり、冷え性、むくみといった女性が陥りやすい疾病に悩まされます。結果的に代謝も落ちます。
ただ、この時期はもともと、女性器を守るため、脂肪が蓄積しやすい時期でもあります。そのためどうしてもどか食いしたくなったりします。それによってこれまでダイエットを頑張ってきたのに気がついたら体重が増えていたなんてことにも。。。
ですから、まずは、便秘になりにくいように、食前1時間前には必ず水を飲み、30分前には果実を食べ、食事も食物繊維の豊富な野菜を摂取する。といった食生活を行いましょう。
そして、生理前にはイソフラボンを摂取すると食欲が抑制されますので、豆腐、豆乳など吸収率の高い大豆製品を食べることをオススメします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。「生理前の食欲防止!イソフラボンのダイエット効果が高い。」
生理周期は油断すると太る?
特に、生理不順気味の方は、基礎代謝も低いため、まずはそれぞれの生理周期のデータを把握します。そのために、毎回体温をチェックして、スマホアプリ、メモ帳などにデータを集計します。
そして、生理周期の中でも生理後~排卵期は代謝が高まり痩せやすい時期でもあります。このときだけダイエットをさぼると太ってしまいますので、もったいないことです。
逆にこの時期頑張れば一気に脂肪燃焼をおこなうことができます。ですから、生理後~排卵期は少し頑張り、排卵後はさらに頑張るということが重要になります。
ただ、そのようにいわれても、慣れないとダイエットにはついて行けませんよね。ですから、まずは、なにも考えずに一定のペースで行っても良いかと思います。そして慣れてきて、まだまだ頑張れるというのであれば、この二つの時期をダイエット習慣として運動強度を高めれば良いかと思います。
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