新入社員の皆さん、仕事はどうですか?まだ研修しかしていないなんていう人もいるかもしれませんね。自分の就職した職場に制服がなく、オフィスカジュアルがOKな職場の場合、いつスーツからオフィスカジュアルに切り替えていいのか迷いませんか?切り替えるタイミングを逃して、ずっとリクルートスーツなんていう人もいるのではないでしょうか。今回はオフィスカジュアルに切り替えるタイミングや、おすすめのアイテムを紹介します。
新入社員がオフィスカジュアルに切り替えるタイミングは?
新入社員はいつからスーツではなくオフィスカジュアルに切り替えればいいのでしょうか?
明確に絶対にこの日からという決まりはないですが、大体の人がゴールデンウイークの前後からオフィスカジュアルにする傾向が多いようです。
または、クールビズが始まるタイミングという場合もあります。
まず、オフィスカジュアルな職場でも初日のスーツ着用は必須といっても過言ではありません。
また新入社員研修中はスーツということがほとんどでしょう。
研修後、自分の配属部署が決まって、しばらくスーツでいると、内勤が多い場合は『明日からは、オフィスカジュアルにしてもいいよ。』と言われるかもしれませんね。
「今日からオフィスカジュアル解禁!」と決めた場合もいきなり崩すのは危険です。
まずは先輩のファッションを参考にしましょう。
次の日からはジャケットの中のインナーを変えてみたり、少し明るいカラーのブラウスを着用してみたりして様子を見ましょう。
ジャケットを着ると、よっぽど派手なインナーでない限り、きちんと見えるのでジャケットはいつも持っていると便利ですよ。
またスカートの丈にも注意しましょう。
膝よりも上の丈のスカートは基本的にNGです。
とはいっても、しゃがんだときや座ったときに引きずるほどのロングスカートも清潔感がないのでNGです。
ちなみにどんなときも仕事では素足は厳禁です!
暑い夏でも素足はいけません。ストッキングは必ず着用しましょう。
そもそもオフィスカジュアルってなに?
少し前までは、男性は外勤・内勤問わずにスーツ、女性はほとんどが制服を着用という勤務スタイルが定番でした。
しかし最近では働き方改革や女性活躍推進などに伴い、私服の職場が増えてきています。
また経費削減のため女性の制服を廃止にするところも増えているのだとか…。
オフィスカジュアルとは「カジュアルさを取り入れた仕事をするのに適した服装」という意味になりますが、企業や職種によって基準が決まっておらずわかりにくいものです。
オフィスカジュアルといいつつもスーツに近い格好をしなければいけない職場から、デニムやパーカーなどのカジュアルすぎるアイテムを避ければなんでもいいという職場などさまざまです。
まずは会社の雰囲気に合わせることが一番大事です。
学生のときのバイト先がオフィスカジュアルだったなどという場合でも、バイト先ではこの服装で大丈夫だったからOK、友達の会社はこのような格好をしているからOKなどという自分のルールを作ってはいけません。
新入社員の場合は、同僚と相談するのもいいでしょう。
オフィスカジュアルでやってはいけないNGなこと
オフィスカジュアルでやってはいけないことを確認していきましょう!
これは一部のファッション業界などおしゃれをすることが仕事の人をのぞき、どんな職場でも共通のルールだと思うのでしっかりチェックしてくださいね♪
露出が多すぎる服装
オフィスカジュアルは基本的に露出はNGです。
トップスは夏場ノースリーブOKのところもありますが、できれば半袖の方がいいでしょう。
ノースリーブの場合はカーディガンなどをはおるようにした方が露出を抑えられます。
オフショルダーや肩が大きくあいているようなトップスもNGです!
また、あまりにも透け感が強いものもオフィスにはふさわしくありません。
ボトムはショートパンツやキュロット、ミニスカートは露出が多いためやめましょう。
ミニスカートじゃなくてキュロットだから動きやすいし見えないから大丈夫なんて考える人もいるようですが、一目見ただけで周りは『キュロットだから大丈夫なんだ!』とはなりません。
社内ならともかく取引先の人が見たらどう思うでしょうか?
ミニ丈は基本的にNGです。
清潔感のない服装
ヨレヨレ、しわしわのブラウスなど、清潔感がない服装はNGです。
だらしない服装はいけません。
ミニ丈もNGですが、逆にロングスカートや裾が大きく広がったワイドパンツなどの長すぎるボトムも、裾に引っかかって転倒の恐れがありますので危険です。
また裾を引きずってしまうこともあるので、汚れてしまう可能性があり、清潔感がなくオフィスには不向きです。
ひざが隠れるか隠れないかくらいの丈の方が動きやすく仕事もしやすいです。
カジュアルすぎる格好
デニムやパーカーはカジュアルすぎるため基本的には避けた方がいいでしょう。
とくにダメージ加工のものは絶対にNGです。デニムがOKな職場でもダメージ加工はやめた方がいいでしょう。
また最近流行りのオーバーサイズのコーデは、オフィスではダボっとするのでだらしない印象があるため避けた方がいいでしょう。
ぴたっと肌にくっつくボディーラインの強調されるような服装もいけませんので、ジャストサイズのものを選びましょう。
またスニーカーやサンダルもカジュアルなアイテムのためNGとされています。
どうしても通勤は自転車に乗るからスニーカーがいいなどと理由がある場合は、いつでも履けるシンプルなパンプスを会社に一足置いておくと便利ですよ!
華美な柄や色
アニマル柄や、ビビットカラーなどの派手なものはオフィスには向きません。
ワンポイントくらいなら…と思う人もいるかもしれませんが、アニマル柄はNGです。
ビビットカラーは取り入れるとしてもベルトやボタンくらいでしょうか…できれば避けた方がいいでしょう。
色は黒・白・紺・茶・ベージュなどのベーシックな色を基調に、色物を選ぶときはダークトーンに近いものやパステルカラーなど白に近いものにしましょう。
柄はストライプ・ドット・チェックなどの細かい柄がいいでしょう。
同じ柄でも大きすぎるとカジュアル感が出たり、派手な印象を与えます。
ボーダーはストライプが横になっただけですが、カジュアル感があると言われることもあるので、できれば避けた方がいいかもしれません。
オフィスにはよく雑誌には載っていますが、花柄もあまり好ましくありません。
薄い小花柄のトップスやレースの形が花くらいであれば、職場によっては許されるかもしれませんが、新入社員の場合は控えておきましょう。
派手なアクセサリー
アクセサリーは本来仕事に必要なものではありません。
(アクセサリーを販売している会社では別ですが…)
つけるのであれば目立たないシンプルなものを選びましょう。
ネックレスは華奢なものにしましょう。ブラウスからちらっと見える程度が無難です。
ピアスは大振りなものや、ゆれるものはNGです。
仕事中はスーツと言われてしまったら?
オフィスカジュアルな職場でも、営業さんの場合はスーツでと言われることもあるでしょう。
そんなときはスーツになりますが、いつまでもリクルートスーツを着るのは嫌ですよね。
いくら会社はおしゃれする場所ではないとは言われても、いつまでもスーツでつまらないという人は、インナーを工夫しましょう。
ブラウスでも、襟が華美すぎないフリルやリボンのものを選んでみたり、色をパステルカラーにしてみたり、ボタンの色がおしゃれだったり、ストライプなど控えめな柄を選んでみたりしても気分が変わりますよ。
ブラウス以外もOKであれば、襟がないトップスを着てもいいでしょう。
しかし、ボーダーや花柄などは避けた方が無難です。
またジャケットの下は袖があるものを着用しましょう。ノースリーブはNGなところも多いので急にジャケットをぬぐことになったとき、袖がある方が安心ですよね。
スーツで行くと、帰りに飲み会に誘われてもスーツで行かなくてはいけないし、休みの日以外おしゃれが全然できない!と不満な人は、会社にロッカーや更衣室があるなら着替えるという手もあります。
スーツを制服のようにしてしまえば、毎日スーツのコーディネートを考えなくてもいいので楽ですよね。
着替えることが苦でない人はおすすめです。
オフィスカジュアルの職場でも周りをよく見て控えめに
オフィスカジュアルの職場といっても、学生のときのように何を着てもいいわけではありません。
社会人として、その会社として正解のファッションは、教えてもらえることはあまりないので、自分で空気を読み判断していく必要があります。
男性はだらしない格好は注意されることも多いですが、女性の場合は、セクハラだのパワハラだの言われたくないので注意されないことが多いのです。
ファッション系の雑誌には、「オフィスでもプライベートでも着回し1カ月コーデ」なんていかにも正しいように掲載されていることもありますが、職場によってはファッション誌が全く参考にならないこともあります。
ファッション誌は基本的にお手本にしないようにしましょう。
先輩たちが雑誌のような格好をしていれば別ですが…そのような職場はめずらしいでしょう。
新入社員は周りをよく見て、スーツのジャケットのインナーを変えるところから始めたり、リクルートスーツではなく、少しおしゃれなスーツを着てみたりとちょっとずつ変化させてみてはいかがでしょうか?
たくさん服を買うのはお金もかかるので、ボーナスをもらってから考えましょう!笑
新入社員は服装で損することがないように、オフィスカジュアルの基本を守った服装を心がけましょう。