もしかしたら自分が働いている会社はブラック企業かもしれない…と感じている人もいるのではないでしょうか。別の会社で働いている学生時代の友人などの話をしているときに、ついつい比べてしまい自分の会社はブラックだなと思っている人もいるでしょう。そんなときに考えるのが転職ですが、「苦労して転職したのにまたブラック企業だったらどうしよう…。」と不安ですよね。今回はブラック企業の特徴をご紹介します。
ブラック企業とは?
ブラック企業とは一般的にどのような会社のことをいうのでしょうか。
ブラック企業の特徴は、主に労働時間・賃金・社風が、通常とは大きく異なる、法律上違反しているといった傾向があります。
労働時間でいうと、残業時間が異常に多い、休日出勤が当たり前、有給休暇が取れないといったことがあげられます。
1カ月に残業時間が45時間以上になるのが当たり前、休日出勤ばかりで休みがほとんどない…といった会社はブラック企業リスト入りですね。
2019年の4月から、年間10日以上有給休暇がある人は、5日以上取得することが義務化となり、これを守らないと企業が罰金などの対象になります。
しかし、ブラック企業だと、勝手に有給休暇を取得したことにして、働かせるといった会社もあるのです。
また、ブラック企業は賃金をなるべく払わないといった傾向があります。
残業代を払わなかったり、休日出勤しても手当てが出なかったり、みなし残業代を利用して過度な残業を行ったりすることがあります。
一方的に理由をつけて社員の給料を突然減らす、社員の同意なしに給料から税金・社会保険・雇用保険以外の費用を天引きするといった行為もブラック企業にありがちです。
最後にブラック企業には特徴的な社風があります。
パワハラなどのハラスメントが当たり前であったり、名ばかり管理職にさせられたり、お前なんかやめてもなんの影響もないとパワハラしつつも退職しようとするとやめさせてもらえないなんてこともあるようです。
考えただけでぞっとしますね。
ブラック企業の求人はどんな特徴がある?
働いてみないとわからないこともありますが、ブラック企業の求人には主にどのような特徴があるのでしょうか。
ブラック企業の求人に特徴があるなら、それを知ってできるだけ避けたいですよね。
結論からいうと、これが書いてあれば絶対にブラック企業といった求人はありません。
なぜならブラック企業とばれてしまったら、誰もきてくれませんからね…。
会社側もうまく隠しているのです。
今回はブラック企業にありがちな求人情報をご紹介します。
夢や希望ばかり語る
具体的な仕事内容がイメージできない求人には注意しましょう。
感動的な体験、夢を作る仕事、成長できるなんていうキラキラワードだけを並べている企業には注意しましょう。
「アットホームな職場です。」なんてわざわざいってくる求人は、社員のプライベートにも踏み込み束縛し、公私混同していますという可能性もあるのだとか…。
「誰でもできる簡単な仕事です。」なんていう言葉の裏には、とにかく人手不足だからつぶれるまで働いてくれれば誰でもいいですといった理由が隠されていることも…。
言葉の裏を考えだしたらキリはないのですが…。
企業の実績を実際に調べてみて、求人の言葉のとおりのイメージが浮かばなかったり、大きな実績がなければブラック企業の可能性があります。
残業代の固定
給料が高めだなと思ったら、みなし残業代が含まれていることがありますよね。
元々残業代が含まれている場合は、残業が多いと考えても間違いではありません。
給料が少なく手当が多い
給料が少ないけどたくさん手当があるから大丈夫と思うのは危険です。
実際にその手当が支払われてない可能性があります。
常に求人が掲載されている
一年中ずっと求人が出ている企業ってありませんか?
事業を拡大しているといった理由がなければ、人の出入りが激しいといった理由があげられます。
ホワイト企業でもブラック部署やブラック社員もいる?
ブラック企業経験者で現在はオフホワイト企業に勤務している筆者の経験談からいうと、ホワイト企業に勤務したとしても、ブラック部署やブラック社員もいます。
ブラック企業の話を調べても、あまりこのことについては語られていないことが多いですが、やたらと残業が多い部署が存在したり、自分の能力や考え方の問題なのに、残業してしまうことを会社のせいにする社員がいたりするのです。
そのためどんなにホワイト企業に就職しても、ブラック部署のせいでブラック企業だといわれてしまうこともありますし、辞めてしまう人もいるのです。
また、ブラック社員が会社の評判を落とすような書き込みなどネットを利用し公開して、勝手にブラック企業と騒いでいる場合もあります。
仕事をする上で会社という組織に所属するということは、自分と合わない人がいるのは当たり前です。
好きな仕事を選んでも、好きなことをやっているだけでいいということはありません。
会社に守られている、会社はホワイト企業だという人は、転職するという選択肢よりも、労働組合に相談してみたり、異動希望を出してみたりと今いる会社で努力してみることをおすすめします。
自分に合う企業が本当のホワイト企業
ホワイト企業と言われている会社でも自分にとってはブラック企業だったり、逆にブラック企業ランキングに載っていても社会的に見るとブラックでも働いている方からしてみればホワイト企業だったりすることもあります。
転職を考えたときは求人のみならず、その企業をしっかりと調べることが大切です。
ブラック企業は、限界がくるまえに辞めましょう。
筆者は中途で、新卒の離職率100%、月のサービス残業70時間以上、年間休日60日以下、休日や業務時間外でも飲み会などの社内行事に参加しないと給料が下げられる、勝手に旅行積立金が給料から引かれている、毎日お前らなんかいてもいなくても当たり前と罵倒される、早く帰れば暇でいいねといわれ、残業していれば仕事ないのになんで残業するの?といわれる、スーパーブラック企業に勤めておりました。
敵は社長なので、社員の団結力はすごく、仲もよかったですが、最終的に仲間は精神的な病気で全員辞めていきました。
しかしあのときの経験があるからこそ今があると思っています。
ブラック企業にいる皆さんが満足のいく働き方ができるよう祈っています。
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