2019年4月より、有給休暇が義務化されましたね。そして今年のゴールデンウィークは最大10連休!特別な用事がなくても休みなのはうれしいですよね。
遠方に出かける人は、年明けすぐに旅行の予約をしてずっと楽しみにしていたなんて人もいるのではないでしょうか。逆に10連休で多忙になる方もいるでしょう。
休みはうれしいですが、大型連休の前や連休明けには少し気をつけなくてはいけません。今回はお休みの前と後に注意することを見ていきましょう。
有給休暇が義務化された?
みなさん、2019年4月1日から有給休暇が義務化されたことをご存知ですか?
実は、年間10日以上有給休暇がある人は、最低5日有給を取らなくてはいけないんです。
これを守らないと企業側が一人当たり30万円以下の罰金が科せられるんです。
つまり10人達成できなかったら、最大300万円…、100人なら…と考えると恐ろしいですね。
ちなみに対象になるのは、正社員だけではありません。
条件を満たした契約社員やパート社員も含まれます。
有給休暇が義務化になったことは、あまり話題となっていないようで、企業も知らないなんていうところも多いようですが、すでに始まっています。
日本の有給休暇取得率は世界的にみても最低レベルなんです。
これにより少しは改善されるといいですが…、人手不足で休暇が取れないなんていうところもあります。
連休前に注意すること
連休前はどんなことに注意したらいいのでしょうか?
今年だけですが、気をつけてほしいのは「和暦」が変わること!
平成から令和になるので、いままで和暦で表示していた書類などは、西暦にしたり、令和に直しておいた方がいいでしょう。
『エクセルはちゃんと「令和」で表示してくれるの?』と思った人もいるでしょう。
自動的に切り替わってくれるようですが、自分で設定することもできます。
休みの前に準備しておくと焦らないですね。
一般的に連休前には次のことに注意しましょう。これは自分だけ有給休暇で休むときのも気をつけた方がいいことなので覚えておきましょう。
・仕事をやり残さない
長期のお休みに入るときにはなるべく仕事はキリのいいところまで済ませましょう。
その方が休み明けに焦らないですし、何より休みを満喫できます。
・連休明けにやることのチェック
長い休みのあとはなかなかエンジンがかからないものです。
休み明けに『何するんだっけ?』と考えるのもめんどくさいと思うことも…。
休み明けにしなくてはならないことをまとめておくといいでしょう。
ふせんに箇条書きでもOKです。
・休み中になにかあっても焦らないようにしておく
長期の休みの場合、何か起こる可能性もあります。
万が一に備えて、困ったときはこうしよう!というルールを決めておくと焦らないですよ。
この他にも、今回のように祝日の大型連休の場合は会社全体が休みですが、自ら有給休暇を取ったときは、社内外ともに必要な人に休暇を取る旨を伝えておきましょう。
すると休暇を伝えた相手も、聞きたいと思っていたことを休みの前に確認してくれ、同じ部署の人に迷惑をかけずに済みますよね。
連休明けに注意すること
『明日から仕事だ…。』となると急に憂鬱になる人もいるでしょう。
普通の日曜日でも、サザエさん症候群なんて呼ばれていますが、仕事に行きたくないと思ってしまうのに、大型連休のあとなんてさらに行きたくないですよね。
ほとんどの人が連休明けに行きたくない理由は、平日に継続していた仕事を休みに入って一旦止めますよね?辞めてからまたエンジンをかけるのが大変なんです。
つまり一旦リセットされてしまうわけですね。
また楽しい休日を過ごし現実に戻りたくない…と思ってしまうのも仕事に力が入らない理由の一つ。
しかし、常に仕事のことを考えているのも嫌ですよね。
まず仕事に行くときは切り替えが大事です。
前日は早めに休みましょう。『寝たら明日が来てしまう!』なんて考える人もいるかもしれませんが…。
またあえて前日に明日やることを少しだけ考えて寝るのもOK!
ちょっとだけエンジンを温めておきましょう。
いざ出勤!満員電車に揺られ会社に着いたら、出社しただけでも自分を褒めてあげましょう。
仕事はたくさんあるかもしれませんが、焦らず一つずつこなしていきましょう。
また、一番いけないのは、連休明けに具合悪そうに出社すること。
これはとても印象が悪いです。
遊びすぎて体調が悪いのでは?と真っ先に疑われます。
一度くらいならたまたま風邪を引いてしまった等あるかもしれませんが、連休明けのたびに体調を崩したりしていると、あまりいいイメージはありません。
自己管理のできない人というイメージを持たれないよう、連休明けは体調を万全にしていきましょう。
しっかり準備をして休暇を楽しもう♪
休みの前はわくわくして、つい楽しみなことばかり考えてしまいますよね。
しかし、休みをより充実させるためにも、仕事はしっかりとこなしましょう!
働きすぎの日本人…次に10連休になるのはいつなのでしょうか…?休み中は無事故で楽しく過ごしてくださいね♪