さて、前回は「豆乳ダイエットの効果的なやり方!栄養価もカロリーも高い飲み物?」について解説させていただきました。まだ、ご覧になられていない方はこちらのリンクからどうぞ!
前回の記事では、豆乳はとても健康に良い飲み物、そして、栄養価もダイエット効果も高いというお話しをさせていただきました。しかし、飲み過ぎると副作用や、あらゆるデメリットがあるとか…
そこで、今回の記事では豆乳ダイエットの注意点と言う意味でも男性も女性も飲み過ぎはマイナスになるということを中心にお話ししたいと思います。確かに豆乳にはニキビに効果的な栄養成分がたくさん含まれています。
でも、どうしてニキビに効果的なのか?逆に飲み過ぎるとどうして効果が落ちるのか?そして、男性が豆乳を飲み過ぎると悲惨な末路が…そんなお話しをしたいと思います。
豆乳でニキビが改善できる?それとも大量発生!?
豆乳を使ったスキンケアローションもあるように豆乳によりお肌が綺麗になるというイメージはとても強いです。一時期流行ったのがパイナップル豆乳ローションです。これを使えば脱毛効果と美肌効果が期待できるとか。テレビでも話題になりました。
もちろん、豆乳を飲んだりローションを使ったりすることでニキビが改善されたという症例もあります。それは豆乳の成分や性質に秘密があると考えることができます。
大豆イソフラボン
有名なのが女性ホルモンのエストロゲンの働きをしてくれます。そのため女性ホルモンが乱れる生理前のニキビには効果的とされているのですね。
大豆サポニン
ダイエット効果そのほかにも免疫力を強化し、血行を改善してくれる効果がございます。血管のコレステロールや脂質を洗い流し綺麗にしてくれるといいます。ということは、肌の代謝も良くなりますのでニキビの改善には有効といえます。
大豆タンパク質
お肌を作るのもタンパク質ですよね。確かにお肉も動物性のタンパク質ではありますが、ニキビは皮脂量が多いとできやすくなります。それこそ、獣肉なんて豆乳に比較すれば油っこいうえ、人間に適さない脂が多いです。そのため、美肌を作りたいのであれば植物性タンパク質の方が向いているといえます。
便秘がニキビの原因
便秘とは老廃物が蓄積された状態です。すると毒素が発生しそれがリンパを経由して体中を循環するため体調を崩したり、お肌に影響を与えたりします。ですので、豆乳に含まれる食物繊維やオリゴ糖が腸内の善玉菌を増やし改善に導いてくれます。
豆乳でニキビが悪化する理由とは?
このように、豆乳に含まれる栄養成分を見れば、明らかに美肌に良いということはわかります。これ以外にもビタミンB群やミネラルは細胞の代謝に必要な栄養素です。では、どうして逆にニキビが悪化してしまう症例がるのでしょうか?
砂糖が原因!
豆乳が体に良いと思って、甘い調整豆乳を飲んでいたら勘違いです。砂糖で味を調整されているため健康にもダイエットにも悪影響を与えかねません。また、肌の糖化、血行を悪くする、たくさんのインスリンを分泌させる、こういったことから肌には悪いのです。さらには、美肌を作る上で必要なビタミン、ミネラルを欠乏させてしまいます。
大豆イソフラボンが原因?
あれ?イソフラボンは女性ホルモンの代わりになるか美肌に良いのでは?もちろん、女性ホルモンが乱れた時、その代わりを果たしてくれますので飲み方次第では良いのですが、逆に飲み過ぎてしまいますとホルモンバランスが崩れニキビの原因になります。
前回の記事でも解説させていただきましたが、豆乳ダイエットを行うならやはり1日1本(200ml)までにしておくことがベストといえます。もちろん、個人差がありますのでなんともいえないのですが、毎日500mlの豆乳を飲み続けたところ急激にニキビが多くなったという症例もございますので注意しましょう。
豆乳を飲み過ぎると副作用や太ることはある?
女性ではなく男性だから別に飲み過ぎても大丈夫なのではないだろうか。などと思われるかもしれません。先ほどのように、1日200mlぐらいの常識の範囲内であれば良いのですが、過去に中国で豆乳を飲み過ぎた男性がイソフラボンの影響で胸が大きくなってしまった…
という事件もございますので男性だらといって飲み過ぎは大丈夫ではないようです。その方はかなりの健康オタクでお酒の代わりに豆乳を飲むというほど徹底していたのですが、さすがに胸がDカップまで膨れ上がってしまったら大変ですよね。
飲み過ぎると、胸も体も女性らしくふっくらとするかもしれません。女性であれば過剰にイソフラボンを摂取すると乳がんのリスクを高めることがあるといいますので、1日の摂取上限を70~75mg程度に抑えておきましょう。
そして、がぶ飲みすると太るかといえば、調整豆乳であれば明らかに太ります。理由は先ほどのことからも砂糖がたっぷりと含まれているからです。豆乳はいろんな意味でがぶ飲みはしてはいけない飲み物ですし、健康のことを考えるなら無調整のものを適量飲みましょう。