おでんは寒い季節だけのもの、といった概念が以前より薄れてきましたよね。
これには、コンビニのおでんの販売期間が長くなったことも関係があるのでは?と個人的に感じています。
コンビニのおでんの平均的な販売期間は8月のお盆明け~GW終了時辺りまで。
今は1年の2/3に当たる期間、販売されるようになっています。レジ横にあるので、つい買ってしまうこともありますよね。
「おでんはおかずにならない」と思っている人もいるようですが、煮物や食べるスープのようにも認識できますよね!オフィスのランチもおにぎりとおでんにすれば、野菜とスープが摂れるので重宝します。
またおでんは、ダイエットにも向いた料理でもあるんです。
ダイエット効果の高い具材、ダイエット時にオススメのおでんの食べ方を紹介していきます。
おでんのカロリーは高くない?!
おでんがダイエットに向いている理由は、ズバリ!カロリーの低い食材が多いから。
炭水化物も低目のものが多いので、ダイエット中の人にはオススメですよ。
では実際に、一般的な家庭で作られる具材のカロリーを見てみましょう。
おでんの具材別カロリー
- こんにゃく(50g) 5kcal
- 昆布巻き(30g) 10kcal
- 大根(100g) 20kcal
- つみれ(30g) 40kcal
- はんぺん(50g) 50kcal
- ちくわ(40g) 50kcal
- 厚揚げ(50g) 70kcal
- ちくわぶ(40g) 75kcal
- ゆで卵(50g) 80kcal
- さつま揚げ(60g) 85kcal
- がんも(50g) 90kcal
ご覧のように、こんにゃくや昆布に大根などは予想通り低カロリーです!
こんにゃくはほぼ水分で出来ている上に食物繊維が豊富。
大根も同様に水分が多く、消化を助ける酵素が含まれています。
昆布も食物繊維が多く、噛みごたえがある点がダイエットにプラス!
味がしみたこの3つは本当に美味しいですよね。
ダイエットには定番人気の食材であり、おでんの具材としても大人気です。
また練りモノも意外に低カロリーに感じませんか?
つみれやはんぺん、そしてちくわ等は魚のすり身を原料としています。
いくら低カロリーでも、野菜だけでは体を燃焼させる筋肉を作る、たんぱく質は摂取できません。魚は低脂肪で高たんぱく質!個数さえ気を付ければ是非食べて欲しい具材です。
ゆで卵も完全栄養食品と言われ、たんぱく質が多く含まれています。
厚揚げやがんもも豆腐を原料としており、よく脂を落としてから煮込み、食べ過ぎなければ気にする必要はないでしょう。
この中で唯一控えたいモノ、それはちくわぶ。ちくわぶは練りモノではなく小麦粉から出来ているので、炭水化物が多くなってしまいます。ダイエット中は避けておきましょう。
コンビニのおでんのカロリーは?
上記の具材以外で、よくコンビニで見かけるモノのカロリーも紹介しますね。
- 白滝 12kcal
- 牛すじ串 27kcal
- ロールキャベツ 42kcal
- ウインナー巻き 89kcal
- 餅入り巾着 132kcal
白滝はこんにゃくと同様低カロリーですが、牛すじも予想以上にカロリーが低いモノ。コラーゲンも豊富で女性にも食べて欲しい具材です。ロールキャベツもカロリーが低く、肉が入っているので1つで満足感がありオススメです。
家庭で作る際にも冷凍のロールキャベツを使えばお手軽です♪
ウィンナー巻きはやや高カロリーですが、ウィンナー単体ならカロリーダウンになります。
餅入り巾着はやはり高カロリー。炭水化物も多くこちらは控えておきましょう。
ダイエット中のおでんの食べ方
ダイエット中におでんを食べる際は、食べる順番が重要。野菜や昆布、こんにゃくをまず最初に食べ、その後に卵や牛すじ、練りモノ等のたんぱく質を摂るようにし、炭水化物が多目の具材は最後にします。
ダイエットの基本である、血糖値を上げない順番と同じように食べてくださいね。
またおでんで気になるのは塩分。家庭で作る場合は塩分控えめで作れますが、市販のモノは塩分が濃い目になっています。汁はできるだけ残すようにしましょう。
おでんは1年中ダイエットの味方!
空腹時にはお菓子を食べるより、おでんの具材を1~2品食べる方が満腹感もあり、カロリー的にもメリットがあります。
また夏は冷たくしておくと、食欲の無い時でも大根などはスルッと食べられるし、胃にも優しいですよ。
春は新玉ねぎを丸ごと具材にしたり、青梗菜や長ネギも美味しく食べられます。
自分好みで、野菜の多いヘルシーおでんを作ってみてください!