秋といえばやっぱりきのこがおいしい季節ですよね。しいたけ、しめじ、えのき、なめこ、まいたけ、えりんぎ、こういったきのこであれば年がら年中スーパーへ行けば手に入ります。しかも、これらのきのこであればものすごく安価で購入することができます。
ちょっと贅沢をしてまつたけを食べるというのもいいですね。まつたけは高いからちょっと…というかたも、しいたけを網焼きにして醤油をかけてレモン汁を垂らして食べるというのは本当に最高ではないですか。寒い季節になればお鍋です。
お鍋であればどんなきのこでも合いますのでいいですよね。個人的に僕はきのこは大好きでほぼ毎日のように食べているのですが、きのこを食べるメリットって栄養価が高いうえ、カロリーがものすごく少なく置き換えダイエットや、糖質制限、カロリー制限としてはやりやすいのです。
ご飯をたくさん食べてしまうというのであれば、その代わりにきのこを食べてお腹を膨らませるというだけでもよいのです。そこで、今回はきのこって色々なものがございますがきのこダイエットについて解説させていただきたいと思います。
きのこは低カロリーで栄養価が高いのでオススメ!
さて、きのこといえばこんにゃくなどと同じようにダイエット食品の代表の一つです。もちろん、中にはシロキダケやアラゲキクラゲのように炭水化物が多いものもありますが、基本的には糖質や脂質が低くダイエットに向いてるといえます。意外とどれもビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で栄養価も高いのです。そこで、こちらでは一般的なきのこのカロリーと栄養価の高いきのこを簡単にまとめておきましたので参照ください。
きのこのカロリー(100グラム) | |||||
生しいたけ | 18kcal | 乾しいたけ | 182kcal | ぶなしめじ | 18kcal |
えのきたけ | 22kcal | まいたけ | 16kcal | えりんぎ | 24kcal |
なめこ | 15kcal | きくらげ乾 | 167kcal | きくらげ茹で | 13kcal |
マッシュルーム | 11kcal | まつたけ | 23kcal | ひらたけ | 20kcal |
大体は普通のスーパーへいけば売られているのですが見るとわかるとおりカロリーはどれも非常に低いです。乾燥させると水分が抜けてしまいますのでどうしてもカロリーが高くなりますが、乾燥の100gは水に戻した100gよりも多いので実際はそんなにカロリーが高いとはいえません。では、栄養価の高いきのこをピックアップして解説させていただきますね。
まいたけ
まいたけの栄養価についてはご覧のとおりビタミンB群が含まれていますのでダイエットにも良いのですが、そのほか肌あれに効果的なビタミンB2、肌の潤いを維持するトレハロースの組み合わせは美容にとっては無視できないところです。
メラニン色素の生成を抑えるチロシナーゼもございますので紫外線で生まれるシミ、そばかすにも有効です。そして、便秘を解消する不溶性食物繊維、腸内環境を整える水溶性食物繊維が多いので健康を維持するうえではオススメです。さらにはMD-フランクションにより癌予防が注目されています。
えりんぎ
鍋に入れてもおいしいですし、網焼きにして食べるのもおいしいですね。えりんぎの抽出物に脂肪の吸収を抑制する成分が含まれています。リパーゼの働きが弱くなると中性脂肪の吸収が抑えられるのですがえりんぎには損効果が期待できるのです。実際に人間の実験でも中性脂肪値が下がっていることが研究結果として表れています。
しいたけ
しいたけそのものにもビタミンDが含まれていますが、それを作るエスゴステリンも多いのです。特に干ししいたけに含まれる含有量は豊富です。そのほか、老化を防止するグルタミン酸やβ‐グルカンも多いのでアンチエイジングを考えるなら食べておきたい食品です。
えのき&なめこ
この二つのきのこは肝機能を高める上でとてもおすすめです。とくにえのきはエノキタケリノール酸により内臓脂肪レベルを低下させることができるのです。えのきであれば、天日干しすることでビタミンDも増やすことができますのでダイエットや健康を考えるなら取り入れたいきのこですね。「えのき氷ダイエットの効果なレシピ!【カロリー・栄養・作り方】」
マッシュルーム
マッシュルームにはうまみ成分であるグルタミン酸も含まれています。とても歯ごたえがあってカレーに入れるとおいしいですが、カリウム、ビタミンB2、食物繊維が多いきのこでもあるのです。
このように、きのこ全般的にビタミンB群が多いのですがそれでもそれぞれ効果効能において多少特徴も変わってきますので特定のきのこを食べるのではなく複数のきのこをお鍋に入れるなり、炒め物にするなり料理として組み合わせるとバランスが良くなりますので料理にはきのこを積極的に取り入れて行きましょう。
きのこダイエットの効果的な実践方法とは?
では、きのこをどのようにしてダイエットに活用していけばよいのでしょうか?冒頭でもお伝えしたように糖質カットとして料理に活用するとよいです。糖質を完全にカットするのはすすめられませんがやはり一部の糖質をカットするのがダイエットを成功させる近道です。
たとえば、お昼だけご飯を食べて夜はご飯を食べない(もしくはご飯を軽めにする)とかこれだけでも効果が大きいです。玄米であれば基本的に3食食べてもそんなに問題はないのですがわれわれが普段から食べる精製された糖質は血糖値が上がりやすいので摂取量を抑えるべきなのです。
そこで、一部置き換えとしてきのこ料理を食べればよいのです。僕は、まいたけ、えのき、しいたけ、卵、豆腐、鶏肉で作ったスープを食べるのですがこれを食べるだけでもかなりおなかが膨れるのですね。その理由としてはきのこは食物繊維が豊富なので空腹を抑えやすいのです。
このようにして、一部置き換えてお腹を満たすことでダイエットに活用することができるのです。特に、運動するのが嫌だというのであれば糖質やカロリーの摂取量をカットして余計に脂肪をつけない生活を送ることがダイエットを成功させるポイントです。