やっぱりー

レバーのカロリーと栄養。牛豚鶏で違う?効果と効能は?

レバーって、ちょっと独特な味がするので苦手な人も多いと思いますが・・・体に良いと思って頑張って食べている人も多いはず。しかし、具体的にどのような効果や効能があるのかは、正直あまり知られていないのではないでしょうか。
また、レバーとひとまとめに言っても、牛レバー・豚レバー・鶏レバーと種類があります。レバーでカロリーや栄養は違うのか、ちょっと気になりますよね。
そこで、レバーのカロリーや栄養、効果と効能についてまとめてみました!

まずは、レバーの種類によってカロリーはどれ位違うのか見ていきましょう。

レバーのカロリーについて

牛・豚・鶏、それぞれのレバーのカロリーはこのようになっています。

そんなに大差はありませんが、牛レバーや豚レバーに比べて、鶏レバーの方が低カロリーだといえるでしょう。
しかし、そこまでカロリーに差があるわけではないので、続いて栄養に差はあるのか比べていきたいと思います。

レバーの栄養について

レバーには、このような栄養が多く含まれています。

知っている人も多いとは思いますが、「レバー=肝臓」になります。
牛・豚・鶏と肉の種類は異なっても同じ肝臓であるため、基本的に含まれている栄養はほぼ同じです。
しかし、それぞれのレバーに含まれている栄養の量は、若干ではありますが異なります。

※ちなみに()の%は、1日あたりに必要な栄養量を元に割合を計算したものです。

レチノール

葉酸

ビタミンB2

ビタミンB12

パンテトン酸

つまり、牛レバーにはビタミンB12や銅、豚レバーにはビタミンB2、鶏レバーにはレチノールや葉酸、パンテトン酸が多く含まれていることが分かります。
たとえばレチノールですが、牛レバーは100gあたり1100μgなのに対して鶏レバーは100gあたり14000μgです。
牛レバーと鶏レバーでは、何と12~13倍もレチノールの含まれている量が異なる計算になります。
じゃあ、単純に豚レバーより牛レバーを食べた方が良いのかというと、そういうわけでもありません。
ここで注目して欲しいのが()の中の%で、どのレバーもほぼ1日あたりの必要量をクリアしています。
そのため、食べる量を調整すれば基本的にどのレバーを食べても同じような効果や効能を得られるといえるのではないでしょうか。
そんなレバーですが、どのような効果や効能があるのか?栄養を元に考えてみましょう。

参考)文部科学省 食品成分データベース

レバーの効果と効能について

レバーに含まれている栄養を元に、効果や効能についてまとめてみました!

レチノール

ビタミンAのひとつであるレチノールは、抗酸化作用があるので肌をキレイに保つ効果があります。
具体的には肌のシミやそばかすに効果があるといわれており、レチノールは化粧品の成分に含まれていることも多いです。

葉酸

葉酸は、特に妊婦さんが元気な赤ちゃんを産むために不足してはいけない栄養で、さまざまな病気を予防してくれる効果があります。
この他にも、ストレスなどで乱れてしまったホルモンバランスを元に戻す効果もありますよ!

ビタミンB2

ビタミンB2は体の脂肪を燃やしてくれるため、ダイエット効果があります。
また、肌や髪、爪などをキレイに保つ効果があるといわれており、ダイエット効果だけではなく美容効果も高いのが特徴です。

ビタミンB12

ビタミンB12もビタミンB2と同様に、体の脂肪を燃やしてくれる効果があります。
体の代謝が上がるので、やはりダイエット効果に期待しましょう。
他にも、ビタミンB12には末梢神経を回復する効果があるため、腰痛の改善にもおすすめですよ!

銅は血液を作るサポートをしてくれるため、貧血を予防する効果があります。
また、コレステロールを正常にしてくれるなど、体を健康に保つ効果に優れています。
銅は赤ちゃんの成長や、脳の発育に欠かせない栄養なので、不足しないように注意しましょう!

パンテトン酸

パンテトン酸はビタミンBのひとつで、髪の毛をキレイに保つ効果があります。
パンテトン酸は髪の毛をキレイに保つだけではなく、伸ばす効果もあるといわれているため、「早く髪の毛を伸ばしたい!」という人にもおすすめの栄養です。

まとめ

レバーの効果や効能はたくさんありますが、体に良いからといって毎日たくさん食べてはいけません。
ビタミンAのひとつであるレチノールですが、摂り過ぎると副作用が出てしまうことがあります。

副作用の症状として多いのが、このようなものです。

副作用を防ぐためにも、それぞれの栄養の1日あたりの必要量をしっかり守って食べるようにしましょう!

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