筋肉痛というと、そのまま放置しておいても治るのかな?と考えがちです。しかし、あまりに痛みが強い場合には、湿布で緩和や解消に努めようかと考えます。今回は実際に効果があるかどうかを書いていきます。
筋肉痛の緩和・解消に湿布は効果ある?
筋肉痛は、普段使わない筋肉に負荷を掛けた事により、痛みを覚える事を指しています。軽度な物であれば大体三日程、少しハードな運動をした場合は一週間ほどの時間が掛かります。
実際に運動をしてみないと、どれ位筋肉が痛んでしまったのかが推察できません。そのため概ね運動の翌日から翌々日に痛みが出てきます。自分で認識している範囲の筋肉痛なら納得できると思いますが、思いもよらない箇所が筋肉痛となる事もあります。
では実際湿布には、筋肉痛の解消緩和の効果があるか?について書いていきます。まず、湿布には暖めるために使う温湿布と冷やすときに使う冷湿布があります。温湿布は慢性的な痛みや肩こり、神経痛に効果があると言われています。
これに対し冷湿布は、患部が腫れている場合に張る事で効果を発揮します。そのため筋肉痛やねんざなどに使用すると効果を発揮します。筋肉痛は筋肉が熱を持っている状態となっているため冷湿布を使用します。
そして慢性的に痛みが残る物では無く、時間が経てば解消される物なので冷湿布を使う事で回復を早める可能性があります。
回復をさせる方法4つ
では筋肉痛を具体的に回復させる具体的な4つの方法について書いていきます。
① 自分の感覚を大切にして選ぶ
まずは、湿布を選ぶ際には自分が張って心地良い物を選ぶようにしましょう。また自分は患部を暖めた方が、治癒が早いような気がするといった場合には、温湿布をいや、冷やした方が早く治ると考える場合には冷湿布を選択すると良いでしょう。
こういった選択をする事で、ある意味ではリラックスする事が出来て筋肉痛の治りも早くなり、気付いたときには治っていたという結果になる可能性がありますので選択する場合は考慮材料に入れて下さい。
② 筋肉痛の期間により湿布を切り替える
筋肉痛には冷湿布が効くという話を書いてきましたが、自分が思ったよりも、筋肉が損傷を受けている場合、痛みが長引いている可能性が否定出来ません。その様な場合、筋肉痛を起こしている部分に熱が溜まってしまい滞っている可能性があります。
その場合は、冷湿布を温湿布に切り替えて血行をよくして筋肉痛を解消させるように検討してみましょう。これで症状の緩和が見られない場合は医療機関の受診を頭の片隅において下さい。
③ 湿布の張り方により効果が上がる
湿布を貼る場合には患部を拭いて下さい。つまり汗や水気を拭き取る事を行なわないと、カブれる原因を作ってしまいます。そのため筋肉痛を起こした日の夜入浴後に清潔な状態で湿布を貼る事をおすすめします。
また、一度張るところを間違えると粘着力が落ちて湿布としての機能が果たせなくなりますので、予めこの辺が痛いという検討を付けておくと良いと思います。また、良く動かす関節(肘や膝など)に張るときには切り込みを入れておくと動かしやすいと思います。
④ 違った種類の消炎剤を使ってみる
湿布を貼ると、臭いやべたつきが嫌だという場合には、スプレータイプやローションタイプの物を使用してみる事も一つの打開策でしょう。この場合、最大の利点は湿布を貼っている事の違和感が無く普通に体を動かす事が出来る事です。
自分が湿布好きか、スプレータイプが好きかを考えて商品を購入した方が早く筋肉痛が治る可能性がありますね。
まとめ
今回書いてみて思った事は、筋肉痛一つを考えても対処法は沢山あるなという事と、湿布薬の使い方を間違えると思ってもみない方向に転がっていき、いつまでも筋肉痛が治らないというケースもある事が解りました。