大腰筋とは、脊椎の屈曲を行う上で重要になる筋肉です。特にこの筋肉は女性は意識していただきたいのです。その理由は骨盤がずれる原因の一つとして大腰筋が弱るということが考えられるのです。もちろん、男性も例外ではなく弱っていると腰痛になりやすくなりますし場合によってはO脚を招くこともあります。
大腰筋は姿勢を支える上で重要な筋肉なのですが、30代をピークにトレーニングをしなければみるみる減少していく筋肉です。おまけに現代人の生活習慣をみると大腰筋が弱るような生活習慣が多くみられます。
例えば、女性に多いアヒル座りです。普通に正座をするのであればよいのですがアヒル座りになると大腰筋が緩み伸ばしっぱなしな状態になるためみるみる弱っていきます。
そして、大腰筋が弱るような姿勢を続けていると骨盤がゆがみますのでそれが筋肉や血管を圧迫してきます。すると筋肉の低下と同時に血流の低下により代謝もみるみる衰えて行きます。これにより冷え、肩コリ、基礎代謝の低下を招きますので免疫力の低下はもちろん、ダイエットにも影響します。
ですから、姿勢がゆがまないような生活習慣を送るということが大事になるのですが人間は生活を送る以上それは不可能に等しいのでトレーニングやストレットなどのケアによりメンテナンスしていく必要があります。そこで、こちらでは大腰筋を鍛えるための運動方法を解説冴sていただきたいと思います。
大腰筋の筋力トレーニングとストレッチ!
【筋トレ】スクワットの正しいやり方とよくある間違いを詳しく解説!
1 足の指先はまっすく
2 肩幅と足の幅は同じくらい
3 手の位置は肩の高さ
4 股関節から体を折り腰を落とす
5 地面と太ももが90度になったら起立する
レッグカール/腸腰筋・腹筋下部/バランスボールトレーニング
1 仰向けになり両足を45度に伸ばす。
2 ボールの上に踵を乗せお尻を引き上げる
3 このとき踵と肩が一直線になるようにする
4 ボールを転がしながらゆっくり元に戻しお尻に近づける
5 トレーニング中はお尻の上体を上げておく
股関節ほぐしで太ももダイエット☆骨盤を立てるストレッチ
1 両脚を伸ばして座る
2 片足の膝を立て、反対の脚をまたぎ太ももの外側に置く
3 両腕でたてた足を胸に引き寄せる
4 猫背にならないように注意し腹筋を意識して15秒行う
5 左右両方行う
【脚のむくみ・骨盤矯正!】股関節前のストレッチ
1 前方を向き左足を半胡坐、股関節を伸ばすことを意識して右足を後方へ伸ばす
2 肘に後ろ足をかけてお尻が左に逃げないように右に持っていく
3 左手を右前に置き背筋をしっかりと伸ばす
4 深く4~5呼吸行ったら反対側も行う
このように大腰筋の筋力トレーニングとストレッチをご紹介させていただきました。今回は自宅でも簡単にできるものですがスポーツジムへ通われているのであればウエイトマシーンで効果的に鍛えるというのもありですね。特にアダクションは手軽にできるトレーニングマシーンですのでオススメです。