情熱大陸はいつも意外な人物に密着していますよね。一般的な有名人ではないけど、その世界では第一人者という方々の仕事を紹介してくれます。今日も そんな方の部類に入ると思います。情熱大陸 突きん棒漁師の中居林昌爾さん、洋爾さん兄弟。今日はこの二人について調べてみました。
中居林昌爾・洋爾プロフィール
中 居林昌爾・洋爾 突きん棒漁師。それぞれ1972年、74年岩手県生まれ。男三兄弟の次男と三男。 日本で最も多くのカジキが水揚げされる気仙沼漁港で、震災前からダントツの水揚げ量を誇り、その“突きん棒漁”の技術は他者の追随を許さない。漁期は夏か ら初秋にかけて。三陸沖や北海道沖で、黒潮と親潮がぶつかる大海原に繰り出す。船は、舳先に突き棚と見張り台がついた、重さ約10トンの突きん棒船「第八 勇漁丸」。
出典:情熱大陸HP
それぞれ、中居林家 の次男と三男だそうです。読み方はおそらく、しょうじ、ようじさんだと思います。間違ってたらすいませんが・・突きん棒漁という漁法では圧倒的な実力を持 つそうです。次男三男と言うことで長男さんがいらっしゃると思うのですが、何をされているのか気になりますよね。ネットで紹介しているページはありません でしが、漁師ではないだろうなと思い、ネットを検索していたら偶然札幌の歯科関連のお仕事をされている方で「中居林 勇爾」という方がいらっしゃいました。ひょっとしたら・・って思います。人違いだったらすいません。
突きん棒漁とは?
突 きん棒漁は前史太古から世界で続くといわれる伝統漁法“です。伸びた船の舳先から、6メートルもの長銛を使います。マカジキマグロやメカジキマグロを狙い ます。鳥山を探して船を走らせ、鳥山の下にいる小魚を食べにくる獲物を、伸びた船の舳先から、6メートルもの長銛を使って仕留めます。正確な判断と腕っぷ しだけが頼りの漁だそうです。
突きん棒について詳しく解説しているサイトがあったので紹介します。
http://www3.coara.or.jp/~chidori/sam/tsukinbou.html
動画もありました。
鉄腕ダッシュ!で以前山口達也さんが小笠原諸島でサワラを仕留めていたのがこの漁ですね。
突きん棒漁の体験が出来る?
原始的な漁なので野生のロマンがありますよね。同じ三陸の唐桑町観光協会では、突きん棒漁を一般にも体験させてくれるそうです。
で問い合わせは以下です。
- 唐桑町観光協会(唐桑半島ビジターセンター内)
- TEL 0226-32-3029
- お問い合わせ受付・開館時間:8:30~16:30 休館日:毎週火曜日(但し当日が祝日の時は翌日)
- 問合せフォーム http://www.karakuwa.com/contact/
概要的には以下のような感じです。
漁師が船の突端に立ち、長いモリでカジキを一突きにして仕留める伝統的な漁法。唐桑の突きん棒漁の達人から、技や経験談を聞きます。(休漁中であれば船の見学も可能です)
- 所要時間 1~2時間
- 人数 5名以上から実施
- 講和のみ……最大受入れ人数80~100名まで
- 講和+突きん棒船見学…最大受入れ人数10名まで
- 体験場所 集会所・公民館等、唐桑町内の各漁港
- 料金 講和のみ…1団体10,000円 講和+突きん棒船見学…指導者1名につき20,000円
- 実施期間 5月~8月(お盆期間を除く)
出典:http://www.karakuwa.com/experience/%E7%AA%81%E3%81%8D%E3%82%93%E6%A3%92%E6%BC%81%E8%AC%9B%E5%92%8C/
写真の被写体に。復興への想いは?
田 附勝さんという写真家の作品に『突棒漁師 中居林洋爾』というタイトルの写真があります。これは、2011年に田附さんが刊行した写真集『東北』(リトルモア)という作品に収められてるようです。 田附さんは2006年から土着的な東北の人たちをライフワークとして撮り続けていたそうです。そのきっかけとなったのが中居林さんでした。
ちなみにこの写真集は「写真界の芥川賞」と称される木村伊兵衛写真賞を2012年に受賞したそうです。
中居林さんとすれば、震災後も淡々と今まで通りの漁を続けていくことが復興に繋がると思っているんでしょうね。その心は分かりませんが、番組で明らかになると思います。
写真集は以下です。
まとめ
常に変わっていくものと変わらないで続いていくものがあると思いますが、中居林兄弟が脈々と漁の伝統を次世代に伝えていくことが出来るような世の中が続いてほしいと思います。番組でどんな想いが明らかになるのか楽しみです。
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