職場の人間関係は大切ですよね。どんなに仕事が順調でも人間関係が円滑にいかないとストレスになります。自分の上司はもちろんのこと、同僚や後輩との関係も大事ですが、先輩秘書とも良好な関係を築きたいですよね!今回は先輩秘書との接し方や人間関係を円滑にするコツなどを見ていきましょう!
先輩秘書からの指導の受け方や忠告の受け方
職場の悩みで一番多いのは人間関係についてではないでしょうか?
そもそも仕事をするのだから、仕事さえうまくいけばいいと思っている人もいるかもしれませんが、その仕事をするためには人とのコミュニケーションは欠かせないものです。
先輩秘書と良好な関係を築くにはどうしたらいいのでしょうか?
秘書を担当する上司が変わったときなどに、先輩秘書からは指導を受けることが多いと思います。
まずは基本的な指導や忠告の受け方を確認しましょう。
指導を受けるときには、内容がどうであれとりあえず相手に感謝しましょう。
指導する時間をわざわざ自分のために取ってくれているということを忘れずに先輩秘書に接しましょう。
例えそれが厳しい指導だとしても、『私のためを思って教えてくれている。期待されているんだ!』とよほど理不尽でない限り思うようにしましょう。
期待していない人には関わりたくないですし、そもそも教えたくもありません。
人は自分自身の鏡なのです。
指導を受ける側が感謝の気持ちで接するようにすることで、先輩秘書にもその気持ちが伝わるでしょう。
そして他人を変えることはなかなか難しいのです。
そのため指導受ける立場の自らが気持ちを切り替えることで相手の態度も変わってくるかもしれません。
次に忠告を受けるときの心構えも先輩秘書と接するときには大切になってきます。
まず忠告を受けたときは誰から言われたのかではなく、何を言われたのかということを考えます。
責任を回避せず、感情的にならないよう注意しましょう。
また忠告を受けたからには、多かれ少なかれ自分に何か問題があったことを自覚することが大切です。
最後に自分の言い方や振る舞いなどの言動になにか問題はなかったか考えることも大事です。
実際に忠告を受けたときはまず素直に謝りましょう。
相手の勘違いでも感情的にならず、話の途中で反論しないようにしましょう。
先輩秘書の話が終わったら、あとから穏やかに事情を説明します。
期待されているからこその忠告だと思い謙虚に受け止める心が大切です。
職場の人間関係を円滑にするコツ!
秘書に限らず、職場は良い人間関係を保ちたいですよね!
職場の人間関係を円滑にするコツをご紹介します。
・自分から挨拶をする!
挨拶は社会人の基本であり、人間関係を作るのに欠かせないものです。
ついつい苦手な人を避けてしまったり、目をちゃんと見ずに挨拶していたりしませんか?
相手の目をしっかり見て元気よく挨拶をしましょう。
挨拶は話をするきっかけにもなります。
なかなか挨拶を返してくれないような人には、部下や後輩である場合、挨拶はお互いに気持ちよく仕事をするために必要なものであることを伝えましょう。
先輩が挨拶してくれないときは、注意をするということは難しいと思うので、自ら進んで元気よく挨拶をしたり、『〇〇さん、おはようございます!』と名前を呼ぶこともいいでしょう。
・苦手意識を持たずに接する
人間関係を円滑にするにはコミュニケーションが欠かせません。
第一印象やまだあまり知らないのに勝手な自分の先入観で苦手意識を持って接するのはやめましょう。
人を噂や見た目だけで判断してはいけません。
しっかりとコミュニケーションを取ってみましょう。
・先輩秘書から教えられたことはとりあえずやってみる
先輩秘書から教えられたことが、『あれ?こっちの方が効率よくない?』などと疑問に思っても、よっぽどとんちんかんな指導ではない限り、引き継いだことはそのまま実践してみましょう。
とくに上司との接し方や仕事は、先輩秘書が長年の付き合いを経てたどり着いたやり方かもしれません。
ひとまず先輩秘書の方法を実践し、そのあとに自分自身の仕事への取り組み方を考えましょう。
・相手の話をよく聞いて覚える
仕事の話はもちろんのこと、相手の話はよく聞きましょう。
聞き上手になりましょう。
『この前おっしゃっていたことですね!』などと言われると、先輩秘書も『覚えていてくれたんだ。』と嬉しいはずです。
相手があまり話すのが好きではない場合は、自分のことも少し話して一言ずつの会話を続けるといいでしょう。
なるべく楽しい会話をしていると思わせるのもポイントです。
・適度な距離をたもつ
仲良くなりたいと思っている先輩秘書と、自分は先輩だから威厳のある立場でいたいと考える先輩秘書などいろいろな考えの人がいます。
その人にあった距離をたもつことが大事です。
また女性に多いのが社内でグループができて、陰口や悪口に悩まされるということがあります。
その場合も適度に距離を置くのがいいでしょう。
一緒に便乗して機密事項をうっかり話すなんてことがあっては大変です。
・限界を感じたら割り切ることも大切!
全員と仲良くできるのであればその方がいいですが、人間関係の構築に疲れたら割り切ることも大切です。
筆者は自分と合わない人が登場したときは『住む世界が違う人なんだな~。同じ土俵に立ってないんだな。』と思うことにしています。
それだけでもだいぶ気が楽になります。
秘書は上層部と接することから優越感にひたり、自分が正しいと思ってしまうこともあります。
その間違った正義感に反する人が出てきたときに、えらそうな態度を取る秘書もいるのです。
限界を感じたときは割り切り、あまりにつらいときは同僚や別の先輩秘書などに相談してみましょう。
先輩秘書からたくさん学ぼう!
先輩秘書からいいことも悪いことも学び、上司の補佐に役立てましょう。
いい先輩の仕事は真似をして、悪い先輩のときは反面教師にして、自ら進んでいい秘書を目指してくださいね!
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