自己破産と聞くと、とても想像もつかないすごいことになってしまうというイメージがありますが、具体的にどうなるのでしょうか。今回は自己破産について考えてみます。
自己破産とは?
自 己破産とは、裁判所に「破産申立書」を提出して「免責許可」というものをもらい、全ての借金をゼロにするという手続きのことです。破産が出来るのは「支払 不能」となった場合です。支払い不能とは、債務者の負債額、収入、資産等の状況から総合的に判断されるようです。破産する人の家族は全く関係ありません。 本人だけ自己破産することになるので、家族は普通に生活が出来ます。
自己破産のメリット・デメリットは?
先ず自己破産のメリットは、全ての債務の支払い義務が免除されること。手続き開始後は債権者は強制執行(給料差し押さえ等)ができなくなること。ある程度の財産は、手元に残すことが出来るということ。主にこの3つが挙げられます。
で はデメリットは?借入が今後約5~10年間できなくなること(いわゆる「ブラックリスト」)。住所氏名が、「官報」という国が発行する機関誌に掲載される ということ。免責決定を受けるまで、警備員や土業など一部就職出来ない職業があること。しばらくの間再度の自己破産は出来ません。しばらくその状態で頑張 らなければなりません。
自己破産に必要な費用は?
裁判所では次のようになっています。
収入印紙代が1500円。切手代として3000~15000円。予納金が1万円~3万円。
管財事件の予納金の最低額は50万円ですが、個人の自己破産であれば、おおむねこの金額になります。さらに弁護士や司法書士に依頼する場合は、ここから相場で20万円~50万円がかかります。個別の事案にもよりますのでその限りではありません。
着手金0円でしてくれる事務所や費用が分割で払えるところなど、債務整理がしやすい事務所もたくさんあるようですので、悩まず相談ですね。
スマホやクレジットカードは?
携 帯分割契約が主流になっていますが、こうしたスマホの場合は、審査はさほど厳しくはないようです。普通に5~6万円くらいするスマホですから一括では買え ない人が多い。しかし契約者数を伸ばしたい側とすれば何とか分割としてそこにサービスもつけてと各社にて競走が激しいわけですね。それで結局は何が何でも 顧客を確保したいので審査を通すということになっているようです。
自己破産をしてその事実が個人信用情報機関に載っている間は絶対にクレ ジットカードの取得は無理であると言うのが多く見られることです。よく知っておくべきことは、自己破産の免責から個人信用情報機関(CIC)なら5年、日 本信用情報機構(JICC)なら5年、全国銀行情報センター(KSC)は10年、破産した事実が消えないということです。なので5年以上して再びクレジッ トカードを作れたと言う人も多いようです。
あとがき
専門家などに相談してみること。相談するのは無料ですから・・・。
今は何にしてもそうですがあらゆる場面を想定して対処出来る方法が必ずあります。見つかります。なので悩まず道は開かれると信じて物事に当たるべきかなと思いました。
〔PR〕借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!
【ジャパンネット法務事務所】無料相談
コメントを残す