もともと、リコピンには抗酸化効果や美白効果が確認されておりまして、美容健康を意識する方であれば積極的に摂取していただきたいです。また、リコピンといえば、トマトというイメージを持たれています?
その通りで、もちろん他にも、ピンクグレープフルーツ、スイカ、グァバ、あんず、なんかにも含まれていますが、トマトのリコピンはずば抜けて抗酸化力が高く、抗酸化効果が高いビタミンEの100倍以上も強いといわれています。さらに、活性酸素を除去する働きもあるため、体調が悪い時や、肌の調子が悪い時に効果を発揮してくれます。
美白効果におきましては、メラニンの生成をになうチロシナーゼという酵素の働きを制御するため、シミやそばかすの予防になる他、メラニン生成を促す、活性酸素の「メラニンを作れ」という情報伝達を遮断します。
ちなみに、一重項酸素(いちじゅうこうさんそ)とは、活性酸素の中で一番強力なもので、厄介なものでもあります。過酸化脂質といいまして、脂肪を酸化させたり、肌の張りを保つたんぱく質を壊す作用があります。つまり、一重項酸素を発生させると、劣化の原因にもなります。しかし、リコピンが優れている部分は、これも除去する力があるのです。
さらに、そのリコピンの中でも強力な抗酸化作用が含まれているのがトマトとなるわけです。では、そのトマトをどのように摂取するのが一番良いのでしょう?
リコピンの摂取方法として最適なのは?
リコピンを摂取しようと輪切りにして直接肌に貼りつけたり、パックとして使ったり、入浴剤としてお風呂に入れて直接肌に働きかけようとする人、あまり意味がないのでやめておきましょう。
肌に効果を発揮するとはいっても、ビタミンC誘導体のように直接浸透させることは難しいのです。ですから、リコピンの場合は外部から浸透させようとするよりも、経口摂取としてトマトを食べる方が効果を発揮してくれます。
その方が、間接的に肌に効果を発揮してくれます。では、調理法ですが、野菜や果物と言えば生食が一番かと思われますか?もちろん生で食べることで生酵素を摂取できますのでそれは良いことです。
ところが、そのまま摂取してもあまり効果が得られませんので、トマトを食べる場合は、油と一緒に食べることで吸収率が高まります。オリーブオイルでドレッシングを作ってトマトサラダにかけて食べるといいですね。
あとは、生野菜だけですと飽きてしまうのと、体を冷やしやすい人などどうしても生野菜を食べられないという事情がある場合は、加熱処理を行うのもいいでしょう。酵素だから熱に弱いかと思われますが、リコピンは実は熱に強く、炒めたり、焼いたり、煮込んでも、そこまで減少はしません。
ですから、トマトは様々な料理に活用していただいて大丈夫です。最近は寒くなりましたので、カレーやシチューへオリーブオイルと一緒に煮込んでおいしくするのもいいですね。
ほかに、ケチャップ、ピューレ、トマトジュースもいい摂取方法です。ただ、注意してほしいことは、市販のトマトジュースやトマトケチャップは避けましょう。添加物や着色料、保存料を使用している可能性があります。
また、調理を行ったものはできるだけ食べないと酸化してしまいますので、市販の、ケチャップ、トマトジュースは避けましょう。悪魔でも自宅で作ってみることをオススメします。
特に、美白を期待したいのであれば、朝、トマト(1/2)、りんご(1/4)をミキサーにかけて、豆乳を混ぜます。そこにスプーン1杯のオリーブオイルを入れることで、リコピンの吸収率を高めることもできますし、
りんごのりんごポリフェノールを摂取することができます。牛乳でもいいのですが、動物性油が多いのでできれば植物性油の豆乳とオリーブオイルの方がいいでしょう。他、トマトとオリーブオイルは基本的に相性がいいので、スパゲティやピザといった料理で摂取してみるのもオススメです。
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