カンブリア宮殿 ヤマハ株式会社 社長 中田卓也の経歴と経営スタイルなど。

出典:YAMAHA HP

ヤマハといえば、楽器、教室、通信機器、ゴルフ用品などなど、様々な分野で製品を出しているガリバー企業ですよね。今日はヤマハ社長の中田卓也さんがカンブリア宮殿に出演されるとのことで調べてみました。

会社・社長プロフィール

本社所在地 〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10番1号
設立     1897年(明治30年)10月12日創業 : 1887年(明治20年))
業種     その他製品
事業内容     楽器・AV機器・半導体・自動車関連部品の製造 レクリエーション事業 楽曲配信 など
代表者     中田卓也(代表取締役社長)
資本金     285億34百万円(2014年3月31日現在)

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売上高     連結:4,103億04百万円
決算期     3月末日
wikiより

水上バイクやゴルフ製品をやっているかと思えば、ルーターなどでも有名です。色んな業種を手掛けているイメージがありますよね。元々はピアノ製造で始まっている会社で、音楽関連のビジネスは大体どのビジネスも手掛けているイメージがあります。

で、中田社長のプロフィールです。

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出典:http://jp.yamaha.com/about_yamaha/message/

中 田卓也、たなか・たくや。日本の経営者。楽器メーカー「ヤマハ」社長。岐阜出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、日本楽器製造株式会社(のちのヤマ ハ)に入社。PA・DMI事業部長、執行役員、取締役執行役員、米国法人社長、本社上席執行役員、楽器・音響営業本部副本部長などを経て社長に就任。

出典:http://systemincome.com/tag/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E5%8D%93%E4%B9%9F

高校は調べましたが分かりませんでした。慶應大学出身ってことは、それなりに偏差値が高い高校を出ていると思いますが、普通に高校まで岐阜で育ったとすると、名門の岐阜高校か多治見北高校くらいなんですかね。

経営スタイルは?

中田さんの名言として知られているのが、どんな仕事であっても、本質は同じ。今何をするべきかを見極め、行動を起こすことが大切。と言う言葉。自分たちの力量を見極めたうえで、うまく時流に乗りつつ、積極的に仕掛けていきましょうということなんですかね。中田体制下での動きを調べてみました。

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積極的に海外M&Aなど

中 田体制になってM&A(合併&買収)の特別投資枠300億円を設定。積極的な展開を表明しました。ラインシックス(アメリカの楽器・音響機器メーカー)や レボラブズ(アメリカの通信・音響機器メーカー)という会社の買収実績があるそうです。少子高齢化で国内市場がしぼむ中、地方の浜松の企業であるヤマハ は、東京と海外を同じ目線で見ることが出来たため、はやくから世界展開を進めています。中国ではアコースティックピアノで既に2位。世界シェアは電子ピア ノでは約50%、管楽器では30%を持っていますので、ある意味、ヤマハは世界に伝統的に強いんでしょうね。

音楽教室でも海外展開

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出典:ヤマハHPより

ヤ マハといえば、ヤマハ音楽教室を連想する方も多いと思います。ある意味ヤマハブランドの代名詞的なものですが、楽器を買ってもらうために演奏できる人を育 て、商売と文化の発展の両立をはかるという大変意義深い活動だと思います。既に世界40以上の国と地域で19万人以上の生徒がいるそうです。新興国などこ れから豊かになる地域では有効でしょうね。

ボーカロイドなど先進事例もヤマハが!

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初音ミク(クリプトン・フューチャー・メディア)

2007年に発売された初音ミクのキャラクターを使った音声合成ソフトが、ニコニコ動画などのネットカルチャーを席巻しましたが、元の技術はVOCALOIDというヤマハの技術を使っています。

VOCALOID(ボーカロイド)とはヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称である。略称としてボカロという呼び方も用いられる。メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができる。

wikiより

キャ ラクターがウケたのと、ネットで活動していたクリエイターが、ボーカルを探さなくても声を入れることが出来るということで、こぞって使用。彼らはボカロP と言われ、ポテンシャルの高いクリエイターの出すCDは数万枚規模のセールスを記録し、一大シーンを作りました。既に下火になっていますが、一時代を作り ました。ヤマハの果敢で自由な社風から生まれたんだと思います。

まとめ

日本の音楽産業はどんどん縮小していく傾向にあり ますが、ある意味最後の砦的な位置づけの企業の一社だと思います。J-POPのアーティストを売る能力はそうでもないと思いますが、それを支える楽器や教 育の面での存在感はピカイチですよね。色々な面白い製品を出して欲しいです。今後のヤマハに期待しています。

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