カンブリア宮殿 龍角散 社長 藤井隆太について。経営の秘訣は?フルートが上手い。

「ゴホン!といえば龍角散」で有名な「龍角散」。社名と製品名が一緒です。江戸時代から続く老舗です。「のどに効く」に焦点を絞って売り上げを伸ば しています。最近では大気汚染の深刻な中国人にもニーズがあるそうです。今日はそんな龍角散の藤井社長が出演されるということで調べてみました。

プロフィール

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出典:http://www.ryukakusan.co.jp/company

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ふじい・りゅうた/’59年、東京都生まれ。
桐朋学園卒業後、小林製薬に入社。化学メーカーを経て’94年に龍角散に入社、’95年に経営を継承し、『おくすり飲めたね』のヒット、基幹商品である 『龍角散』の海外進出成功などで累積赤字を一掃。一方でフルート奏者としても活躍、週末は後進の指導やチャリティコンサートへの出演も

出典:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/867

藤 井さんで8代目。幼少のころより音楽に親しみ、ヴァイオリンを最初は始めます。斎藤秀雄さんという高名な音楽家の方の指導でオーケストラを勉強。そのまま 音楽で有名な桐朋学園へ進みます。同時に演奏や音楽教室などで音楽で稼いていきます。のちに国際コンクールで1位になるほどの腕前です。また、エコール・ ノルマルというパリの一流音楽学校にも留学しましたが、帰国後の仕事が大変で、そこで先代の康男さんにビジネス界に転じないかと誘われました。

その後、小林製薬に入社してトップ営業マンとして活躍。その後、三菱化成工業(現・三菱化学)へ移籍後、95年に経営を継承しました。

借金からのスタート

95年に社長に就任しましたが、窮地どころではないひどい状況からのスタートでした。売り上げ40億の会社で40億の借金。最初は相続放棄などで乗り越えようと思ったのですが、それだとお世話になった方に迷惑がかかるということで、何とか頑張ってきました。

更に老舗ということで、社員に危機意識が全くなく、潰れるはずがないという空気が幹部の間であったようです。

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選択と集中で乗り切る

そこで藤井さんは選択と集中で窮地を乗り切りました。製薬メーカーにとってはブランドの価値は大変重要なので、本業に関係のない事業はどんどん切り離してい きます。試薬品メーカーのヤトロンは超優良メーカーでしたが提携先に譲渡しました。50年近く売られてきた『クララ』も社内の大反対を押しきって販売中止 としました。役員が全員ノーと言っても信念を曲げなかったそうです。

その代り主力の龍角散は広告費を存分にかけて認知ををあげ、借金を減らしていくことが出来ました。

その一方で愛用者の声を聞くことを続けていき、その活動の中から、お年寄りや子供が飲みにくいという声を聞き、『嚥下補助ゼリー』を発売。現在、小児用も含め『らくらく服薬ゼリー』シリーズとして約10億円の売り上げに成長しているようです。

今では売上70億と社長就任時と比較して1.7倍になりました。

経営の極意は?

音楽家ということもあるのでしょうが、感性が大事だと藤井さんはおっしゃっています。

「マー ケティング調査の数値ばかりでは、他社と同じことしかできない」(藤井)。社員には年齢や性別に関係なく自由に提案させ、現場の声を聞き、最後は指 揮者である経営者の責任と考える。龍角散の強みは、企業体としてこうした創業家出身トップの考えを真摯に受けとめ、顧客の声への即応や企業連携へと力を注 ぐことができる総合力にある。

出典:http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK24H0R_U4A720C1000000/?df=2

マーケティングだけでなく、その数字や傾向をどうとらえるかという部分では、総合力が必要ですよね。

まとめ

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出典:http://www.qlife.jp/meds/otc4987240210245.html

創 業家から、先代を凌ぐ経営者が出てくるのは稀だと思いますが、藤井さんは見事にそれを体現されています。優良事業を譲渡するなどなかなか出来ない決断です よね。老舗が生き返るためには必要なことだったのかもしれません。これからも一消費者として、龍角散に期待しています!

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