急に何だか冷蔵庫の中が冷たくない、なんていう経験はありませんか?特に古い訳でもなく、昨日までは普通だったのに…とか冷凍庫だけが冷えるのだけど…とか困りますよね。今回はそんな冷蔵庫や冷凍庫の話題を取り挙げてご紹介します。
冷蔵庫が冷えない原因と対策
<食品の詰め過ぎ>
ついつい買ってきた食材をそのままボンと入れてしまっていませんか?冷気の流れが悪くなってしまうので、食材と食材とは間隔を空けましょう。
<吹き出し口をふさぐ>
前記の詰め過ぎに合わせて気をつけなければならないのは、冷風の吹き出し口をふさいでいないかどうかです。
冷蔵庫や冷凍庫の奥側には冷気の吹き出し口があります。そこに食材を置いていると、冷えにくくなり庫内を冷やそうとして電気を多く使うことになります。後ろの方を少し空けるようにして、奥側の壁と密着させずに隙間を作るように置きましょう。
<冷蔵庫のドアの半開き>
冷蔵庫が半ドアになっていませんか?庫内の温度が上がりますのでしばらくは冷蔵庫の開閉をしないようにしましょう。
<温かい食品を入れる>
温めた鍋などをすぐに冷蔵庫に入れていませんか?庫内の温度も上がりますが、他の新鮮な食品にも影響を与えますので、十分冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。
<温度調節が「弱」>
案外、温度調節が「弱」になっていませんか?冬と言えども「中」くらいに設定することをおススメします。
<ドアの開閉が多い>
冷蔵庫のドアの開け閉め回数が多くありませんか?冷気が外へ逃げてしまうので、なるべく1回で済ませるようにしましょう。電気代にも影響しますよ。
<冷蔵庫のドアに隙間>
冷蔵庫のドアに隙間がないですか?
我が家でもあるのですが、3年くらいしか経っていないのにドアの下部分のパッキンが伸びてしまっていたことがありました。閉まりが悪くなって隙間が出来て、確かに冷蔵庫内が冷えにくかったです。
ゴムパッキンの状態ではその部分だけ取り替えるという方法もあります。日頃からゴムパッキンを掃除したり、注意して状態を見られますことをオススメします。
冷凍庫だけ冷えるのは何故?
冷風の吹き出し口の邪魔をするもう1つの原因として「霜」があります。その「霜」によって冷蔵庫が冷えないということもあります。冷凍庫はしっかりと冷えていて、冷蔵庫のみ冷えないという時は「霜」の確認をしてみてください。
どちらも冷えないとなりますと、霜取りセンサーが壊れている可能性を考える必要があります。そうなりますと、修理が発生!霜取りセンサーを交換するしかありませんね。
対処法としては、冷蔵庫の電源を切ってから、しばらく放置することです。それによって「霜」を溶かしてみましょう。それでも駄目ならば前記のように修理に出すしか方法はありません。
夏場の暑い時はどうする?
夏場の暑い時期は尚更冷蔵庫が冷えにくくなりますよね。冷蔵庫というものが周囲の気温が35℃以上になると放熱が難しくなるために、庫内全体が鈍くなる可能性があるようです。
冷蔵庫の説明書にも書かれているのですが、放熱スペースを確保しましょうということです。冷蔵庫の側面は放熱スペースとして空ける必要があります。ついつい側面にマグネットや紙などを貼ってしまいがちですが、貼りつけていると放熱妨害になるかも知れません。気をつけましょう。
あるサイトでの方法として驚いたのは、扇風機を使うと言うこと。なるほどエアコンでの上手な使い方としてエアコンの下の方に扇風機を置くと効果が断然違うと聞いたことがありました。冷蔵庫の外で扇風機を使うというのもあり(ヒーターを冷ます)、庫内で扇風機を回して庫内の風の循環を良くして冷えるようにするとか。もしご興味のある方はお試し下さいませ。
あとがき
先程も書いたように、冷蔵庫のドアのゴムパッキンにはくれぐれもご注意を。
その1つを換えるだけでも何千円とかかります。必要不可欠な冷蔵庫ですから大切に長く使いたいものですね。
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