ふと鏡を見た時に「こんなところにほくろが出来てる~」なんてびっくりしたことはありませんか?目立つところに出来たりするとイヤですよね。今回はほくろについて掘り下げてみたいと思います。
1)ほくろが増える原因
肌は大量の紫外線を浴びるとメラノサイトがメラニンを作り出し、紫外線を吸収します。夏場に日焼けをしても、新陳代謝が活発で肌サイクルが正常に働いていれば、肌は元の状態に戻ります。メラニンを作る過程で、メラノサイトの過剰な活性化、なんらかの刺激を受け異常を起こすことにより、ほくろは形成されます。
ほくろができる原因の大半は紫外線ですが、日頃のストレスや疲労、生活習慣の乱れなどによってできることがあります。
さらに、紫外線以外にも「外部刺激」によりほくろができることがあります。キツイ下着や靴などで皮膚が頻繁にこすれたり、仕事などでカラダの同じ部分に常に熱や重量がかかっていたりなど、こすれたり圧迫されたりすることで細胞が傷ついてしまうことが原因に関連します。
『危険性があるほくろ』
- こげ茶色、または茶色のもの(黒いものもあり)
- 大きさや形が変化しているもの
- 形がいびつで丸くないもの(アメーバーのような形のもの)
- 大きさ(直径)が1cmより大きなもの
こう言ったほくろがあり、最近体調管理が上手くいかない方は消化器官系の疾患、もしくはガンの恐れが疑われます。「別にそこまで大袈裟にすることはない」と自己判断せずに、皮膚科への受診を勧めます。
『危険性がないほくろ』
- 黒く丸いもの
- 大きさが変わらないもの
- 大きさ(直径)が5㎜以下のもの
- 最初は点状で徐々に大きくはなるが、直径5㎜以下で成長が止まるもの
2)ほくろの対処法
1.紫外線対策
ほくろが出来る原因としてまず多いのが紫外線です。
日焼け止めを使う、帽子や日傘で日よけをする、濃い色のついた肌の露出の少ない服を着る、日光に当たり過ぎないといった日常的な紫外線対策を心がけましょう。
そして、皮膚だけではなく目の保護もお忘れなく。
いくら皮膚をしっかりUVケアクリームなどで保護していても、目から紫外線が入ってしまうと、皮膚を露出しているのと同じだけの日焼けをしてしまうというデータがあります。短時間の外出でも日差しが強い日はサングラスが必須です。
2.運動習慣
ホクロは、加齢による活性酸素の発生や、ターンオーバーの低下が原因で出来てしまうことがあるので、適度な運動でターンオーバーを活性化させましょう。運動はくすみのない透明感のある美肌づくりには不可欠なものです。適度な運動は血行を促進させて代謝機能を高め、肌の新陳代謝にも良い影響をもたらせてくれるでしょう。
3.生活習慣
ほくろを増やしたくないのなら、肌の新陳代謝を促し、規則正しい生活をすることを心がけましょう。
食生活ではほくろを予防、または薄くするビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物を積極的にとるようにしましょう。また、夜更かしはせず0時になる前までには就寝し、睡眠は充分にとりましょう。
3)ほくろを消したり薄くしたり出来る?
出来てしまったほくろですが、消したり薄くしたい!と思った場合はどうすればいいでしょうか?以下の方法がるようです。
1.もぐさ
いわゆるお灸というやつです。色が濃くて、輪郭がはっきりしており、平たいほくろであれば期待できます。方法は以下のようです。
最初の数日は1日1回、1、2ミリ程度にしたもぐさを3つ、ほくろにのせ、線香で火をつけます。はじめはかなり熱く感じます。それから4、5日続けた以降はもぐさ1つに減らして行います。そして最終的にホクロが剥がれ落ちてきます。
出典:http://blog.livedoor.jp/idkdj/
2.クリーム
欧米ではクリームでほくろを取るのが一般的で、台湾や韓国でも民間療法でほくろを取っているそうです。
熱くないですから、お手軽に出来るなら試してみたいものです。カソーダという製品がネットで話題になっています。ただ、個人差があるようですので、有効性を感じられなかったり異変を感じたら利用は控えてください。
3.病院・美容外科
ほくろをレーザーで焼き切るタイプの治療です。病院の場合は、医療的にほくろをとっても大丈夫かという観点で診療がされますので、希望通り取ってくれるかどうかは不安が残ります。保険はききますので価格は安価です。
一方、美容外科の場合は、保険はきかないので自由診療となります。仕上がりなどの見た目を重視した治療をしてくれます。
いずれの方法をとるにせよ、失敗しないように慎重に検討し、実施しておかしいと思ったら止めるようにしてください。
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