お風呂ダイエットで消費カロリーを上げる効果的な入浴方法とは?

さて、ダイエットを行うに当たりあなたはどんな運動をされますか?基本的に運動と食事のバランスをとることによりダイエットを効率よく成功させることができます。その中でもやはり優先順位としてどんなものを食べるか?そしてどんなものを制限するかが重要になります。

しかし、できれば手軽に痩せることはできないか?と考えてしまいます。そこで、オススメするのは「お風呂での入浴」を行うことである程度のダイエット効果が見込めるというものです。特に運動が嫌いなのであればお風呂に入るだけでいいのです。

ただ、現代人は忙しいことからなのかお風呂には入らずシャワーで体を洗って終わる傾向にあります。そこを一度見直してみましょう。シャワーですと汚れを落とすことはできるかもしれませんが、心身から健康になるためには不足な点があります。

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1日の疲れをいやすのであればシャワーではなくお風呂にゆっくり入りましょう。これにより効果的に代謝を上げて脂肪を燃焼されることも可能ですし、筋肉痛、腰痛、冷え症の改善などの効果も期待することができるのです。では、ここでお風呂ダイエットの仕組みや実践方法などを解説したいと思います。

なぜ、お風呂ダイエットで痩せることができるのか?

どうしてお風呂に入るだけでダイエット効果が見込めるのでしょうか?そんな楽なことがあったらだれでも取り組みたいと思うでしょう。まず、痩せるというよりは痩せやすい体質を作るうえでお風呂ダイエットは非常に有効になるということです。

それは、お風呂に入り汗を流すことにより老廃物や毒素を体外へ排出しデトックス効果が期待できるのです。つまり、これにより食事をある程度制限すれば大した運動をしなくても痩せることができるという仕組みです。もちろん、プラスアルファで運動をすればさらに効果的でしょう。

もともと人間というのは体内で毒素を排泄するための能力が備わっており自然界に近い生活をしていれば特別なことをしなくても体型は維持できるうえ現代のように病気にかかるというのは逆に珍しい話なのです。ところが、現代の食生活や生活習慣をみると摂取する毒の量が許容範囲を超えていることが多いのです。

つまり、本来であれば肝臓で毒素を処理できるはずの量を超えていることになるためそれが追い付かず毒素が体内で蓄積されていき、肌荒れ、体調不良、便秘、代謝の低下、脂肪と結合することでセルライトに…このような悪循環に陥りやすい環境にあるといえます。

ですから、普段から摂取している食品添加物をはじめとした毒素を体外へ排出するためにできるだけ汗を流して代謝を高め、毒素を排泄することが重要になるのです。これを習慣化することにより脂肪燃焼が円滑化されますのでダイエット効果が期待できるという仕組みです。

また、血液の流れも良くなり余分なナトリウムも排泄されむくみの解消にもつながります。これによりすっきりとした肌、すっきりとした体形になります。また、入浴法も色々ございますが体の深部から内臓を活性化させることで全体の基礎代謝を上げることができます。シャワーからお風呂に変えるだけでも脂肪を燃焼しやすい体を作ることができるわけです。さらには、食欲も抑えられるため食事制限にも活用できます。

半身浴で毒素を体外へ排出する!

半身浴をじっくりと行うことで深部まで温めじわじわと汗を流すことができます。これによりデトックス効果を高め痩せやすいダイエット体質を作ることができます。ただお風呂に入るのも面白くないというのであれば、アロマを焚いたり、音楽を楽しんでみたり、ストレッチをしてみたりすると暇つぶしになります。では、半身浴の効果的なやり方を解説しますね。

1 手足を5~10分程度熱めのお湯に浸す

43℃程度の比較的温度の高いお湯を湯船にはります。そこに両手の肘以降と膝以降を5~10分程度浸ります。この意味は末端の汗腺を刺激することができるため全身が効果的に汗ばむのです。

2 軽い運動で血液の循環をよくする

お湯に両手を浸っている最中に足首を左右に回します。これによりふくらはぎの第二の心臓を動かすことができるので血行がよくなります。また慣れてい来たらふくらはぎの力を入れる抜くを繰り返し行うのもよいでしょう。

3 温度を下げて半身浴

1~2の工程を終えたら冷水を足して37~38℃程度のお湯を作ります。湯船にみぞおち程度まで浸り10~15分程度の半身浴を行います。冬場などは冷えやすいのでせっかく体が温まった状態ですのでタオルを肩や背中にかけて保温しましょう。また、発汗性のつよいソルト、唐辛子系の香辛料で発汗性をあげるのも有効です。

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消費カロリーを効果的に上げるなら高温反復入浴法!

半身浴は時間をかけてじっくりと入浴する方法です。確かにこれにより高いデトックス効果は得られるのですが、半身浴は長い時間お風呂につからなくてはいけないという時間的なデメリットが生じます。忙しいためなんとか短時間で入浴を済ませたいというのであれば、「高温反復入浴法」を実践しましょう。

高温反復入浴法とは、血行が良くなり代謝も上がりますのでダイエット効果は高いです。しかし、水圧、温度により体への負担が大きいため疲労しやすいのです。ただ、運動と割り切れば全然問題はないでしょう。消費カロリーも一回入浴するだけで300~400kcalとジョギング1時間と同じぐらいの消費カロリーを得られます。

では、「高温反復入浴法」の詳しい実践方法につてい解説したいと思います。下記で説明している手順通りに、42~43℃程度の熱いお湯で湯船にはります。短時間の入浴、休憩を繰り返す方法ですが体調を崩すなど身体に少しでも異変を感じたらすぐにやめましょう。また、体調不良の時は控えてください。

1 かけ湯で体を慣らす

日本の入浴の基礎であるかけ湯を行い体を温度に慣らします。いきなり熱いお湯に入ると内臓に負担をかけてしまいますので準備運動という意味でもかけ湯は大事になります。

2 1回目の入浴後に5分休憩

2~3分程度入浴を行います。体がずいぶん温まっていると思いますので湯船からでたら5分程度休憩を行います。休憩時間は体もしくは髪の毛を洗いましょう。

3 2回目の入浴後に5分休憩

やり方は2と同じで、2~3分の入浴の二回目です。湯船からでたら5分休憩します。このときに2で洗わなかった体か髪の毛を洗います。

4 ゆっくりと体を温める

最後はゆっくりと5分間入浴します。この時はお湯の温度もずいぶん下がっていると思いますので気持よく入浴ができると思います。

入浴中のマッサージでむくみ解消を行う!

湯船に浸り血行がよくなっている状態で脚全体にマッサージを行うことでデトックス効果も高くなりむくみ解消と同時に脂肪の燃焼効果を上げることができます。やり方はいたってシンプルなので湯船につかりながら、湯船から出てからなど実践するとよいです。

脚痩せコルギマッサージ

1 入浴中はオイル・クリームなしで行う。体を洗いながら行うのも良い。
2 軽く拳をつくりくるぶしから膝辺りまで指圧しながら上げていく。
3 脛、サイド、足裏、と全体的に行う。
4 膝の上から太股の付け根まで行う。

参考文献)

ダイエットできる?つかる時間は?入浴の疑問を解決【健康豆知識】

資生堂 ダイエット研究所

新版 温泉療法

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